20日の大河ドラマ 「おんな城主 直虎」のクライマックスでした。
新聞の「試写室」のコラムには
衝撃のラストを見逃すなー。
終盤の「大芝居」に心が揺さぶられ、娯楽番組の矜持を感じた。
「嫌われ政次の一生」。文字通りのくせ者・政次は高橋一生の俳優人生の中でも
特別な役となるであろう。そう思わせるほどの圧巻の演技に魅了された。
磔の刑(キリストと同じ)になる政次を見送るのが直虎(柴崎コウ)の勤めと言ったので
お経を唱えて見送るのかと思っていたら、槍を奪って自ら政次を刺した。
そして、直虎のアップがあったので涙を流すと思ったけれど、決して流さなかった。
これらを想像できた人は脚本家に向いている。
政次が牢で書いた辞世の言葉を見た時が一番悲しかった。
大河ドラマの中でも、ほとんど無名のような主人公のドラマですが、
このクライマックスはドラマの歴史に残るのでは~。
高橋一生のことは特別にファンではなかったけれど、今後の活躍が楽しみです。
ところで、斎藤工の長編映画で主役を務めている。工さんは一生さんのファンと言っていた。
さすが見る目があるのですね。