1月の句会が中止になり、今年初めての句会でした。
1人3句提出します。
先生が選んだ7句です。
1 谷戸の道落ちてなほ咲く紅椿 特選
2 今年またスティホームの花の宴
3 水温む鯉の尾ひれの優美かな
4 朝焼けの一番フェリー春の海
5 ゆるゆると浦賀の渡し水温む
6 卒業の背中に小さきランドセル
7 来客の和菓子に添える花椿
特選の、散った椿はまだまだ綺麗です。
モクレンの花などは散ると茶色くなってしまいます。先生の解説。
6,7がブロ友さんの句です。
花椿の句は私の選んだ7句に入っています。
私の特選は、ゆるゆると~です。
ブロ友さんの、あと1句は
※ 小松菜の沸き立つ緑水温む
小松菜と水温むは季重なりなので、
→ 小松菜の沸き立つ緑ゆであがる
と添削された。一例です。
私の句は選外でした。
※ 朝ごとに姿を探す鶯よ
朝ごとに が説明的。
→ 朝まだき姿を探す鶯よ
朝一番~
朝に鶯が近くで鳴いている。日が高くなると
何処かに行ってしまうのか、声は聴こえない。
※ 線路わき二本の椿二度見かな
→ 車窓より二本の椿二度見かな
兼題が「椿」で、椿の花は何処にあるかなっと気にしていた。
プラットホームの先の線路脇に、幾つか咲いていた。
ここに咲いていたのかと、車窓からだったので、二度見した。
※ 卒業の笑顔と涙ファイトかな
特に直しはなかったですが・・・
卒業の笑顔と涙光る空
など幾つか考えたのですが・・・
先生の句。神奈川新聞の2月14日の特選です。
臘梅の香にうすうすと明くる岬
先生は三浦市に住んでいるので、地元に関する句が多いです。