友人たちから、聞いた話。
Aさんの知り合いBさんはバブルの頃、住宅を買った。
都内からは遥か遠い、中央本線で八王子よりもっと、もっと先に、
ニュータウンが売り出された。
Aさんは当時、宣伝されていたのを知っていたそう。
バブルで住宅が一番高かった頃でしょう。
Bさんは夫妻はそこから都内に通勤していた。
初めの10年くらいは、喜んでいたらしいのですが、
通勤が大変になり、その家はそのままにして、引越しをした。
約8,000万円で買った住宅でしたが、いつ頃、売ったのかは聞かなかったけれど、
たぶん最近、約2,000万円で売ったそうです
売れただけ良かったらしい。
知り合いのCさんは、バブルが弾けた後、15年位前に住宅を建てた。
当時、一坪100万円だったそうです。
バブルの頃よりは安くなっていたのでしょうが、まだまだ、高かった。
今はたぶん坪単価は60万円前後だと思います。
Cさんの家は、環境もいいし、これからも住みつづけるでしょう。
そして、Aさんはひとり暮らし。今、住んでいる家を売って越したいと言っていた。
一人娘さんが昨年、結婚したので自由。
今の所は大雨が降ると、周りが水浸しになる。
今回の大雨の時、あと2時間降り続いたら、床上浸水になったかもと言っていた。
Aさんは比較的、通勤に便利かなと、今の家を買ったそう。
やはり、バブルが弾けた後だったけれど、やはり、まだ高かった。
リホームもしてキレイだけれど、買った時の半値以下になるだろうが、かまわないって。
自分の住んでいる市に何の魅力も感じていないって。
そうなると、住んでいるのが辛いかも。
そして、もう、家は買わないで、賃貸にするそう。
(安く買って、高く売る不動産屋が儲けるだけと言っていた)
まだ、売りに出していないけれど、引っ越す地域は決めていると。
そこは、うちからも、今の所よりも1時間くらい近そうなので、
遊びに行くねと言った。
バブル経済の傷跡は深い~
バブルの真っ最中、ウチのようなところでも坪200万で買うと言われました。
いくらそんな値段で買ってもらっても、何処へ行っても超高値でしたから、そんな気はさらさらありませんでした。
高齢になってくると、便利な場所の賃貸のマンション住まいが一番便利かもしれませんねぇ
うちは運よく一番安い方の値段です。
もちろん、高い時だったら買えませんでした。
イギリスでは、ちゃんと手入れをして住み、高く売るとききましたが。日本でも環境や状態を考慮に入れた値段がつくといいですよね。
高く売れても、引越し先も高いので、それもバカらしいですよね。
Aさんの娘さん夫妻は他県が職場なので、今の家に住むこともないのです。
夜、大雨が降ると、浸水が気になり眠れないと言っていました。
Aさんが気に入った所に住んで、気楽に暮らした方が良さそう~
日本は土地の価値だけで、家の価値を低めにする風潮があるように思います。
早く是正してほしいですよね。