秋の句会が行われました。
1人3句で8名:24句の中から先生が選んだ7句です。
【兼題】
石蕗:つわぶき
初時雨:はつしぐれ
その他
1 秋晴れにシーツ空へと投げ干せり
2 片雲に思いをはせし草紅葉
3 文化の日長嶋嗣げよ二刀流
4 北斎の大波撮らむ秋の海
5 霞むビルそろそろ来るぞ初時雨
6 亡妻の日記に我がこと夜長かな
◎7 兼題の石蕗の花いま此処彼処
ここかしこ
7が特選です。
私が選んだ特選: 初時雨みなとに錆びし風見鶏
やはり先生の句でした。数人が選んでいました。
選句も俳句を作るのと同じように大切ということを
高浜虚子の言葉を紹介してくれたのですが、
忘れたので意味のみです^^;
私の句は選ばれず、残念!?
石蕗の二、三本あり草むしり
草むしりは夏の季語 知らなかった^^;
大木や励まされてる秋の空
車で浦賀港の方へ行く道に、こんなに大きな木が
あるのかと、びっくりしながら見ている大木を詠みました。
俳句は受動態より能動態の方が良いとのこと。
最初、大木や何にも負けず秋の空
無敵な感じがしたので、このようにしましたが、
意味が通じないかと思い推敲しました。
添削: 秋の空吾を励ます浦賀みち
鳩たちの水飲み場にも初時雨
近所の知り合いの庭に鳥たちのために、
たらいのようなものに水飲み場を作ってある。
私がちょっと寄った時、山鳩が数羽、水を飲んでいた。
最初、山鳩としたのですが、推敲しているうちに
鳩たちとしました。山鳩のほうがインパクトありますね。
添削: 山鳩の水飲み場にも初時雨
山鳩よみればまはりに雪がふる 高屋 窓秋
山鳩の有名な句だそうです。
追伸
大木の句を、推敲しました。
先生が添削してくれたのは、大木が消えた。
私は大木に魅せられたので、大木を入れました。
大木や励ましつづけ秋の空