動く絵画

映画「リリーのすべて」は動く絵画です

舞台は1926年代デンマーク、コペンハーゲン。

世界で初めて性別適合手術を受けた実在する男性が主人公。

主演のエディ・レッドメインが難しい役を演じています。

性同一性障害をテーマにしたシビアな内容ですが、映像が綺麗～

明度を落とした静謐な光とブルーが印象的。

デンマークの画家ハマスホイを思わせます。

デンマークの風景のブルー。

室内の壁のブルー。

ゲルダがリリーに贈ったストッキングの水色。

リリーが男友達に会いに行ったときのブルーのドレス。

ゲルダのワンピースのターコイズブルー。

役者たちの白い肌に映えます

一転、パリの色は明るく、当時流行のアールヌーボー装飾がご堪能できます。




デンマークの空



水平線



パリの空気