という事で仕方なく中央病院の救急受付に行って診察してもらうことにしたのですが・・・・救急車がちょくちょく入ってきて全然みてもらえず、結局しんどいまま1時間以上待たされたので、『しんどいからとりあえずどこかに寝させてくれ』と言って寝させてもらうことにしました。まーに死にかけの人優先なわけですがね。なにか若いおねーちゃんが段取りをしきっていたのですが段取りの悪いこと。どうせ私のような患者は点滴でもうつしかないので、さっさと点滴うって寝かしときゃいーようにも思うのですが。あとで年配の医者に『来た時はあまりしんどいと言わなかった』と言い訳してましたが、救急で来てるんだからしんどくない訳無いだろ!!と言いたいわけですが。あまり自己主張が強い自己中心的な彼女のようなタイプは医者には不向きなのでは?などと点滴うたれながら色々と勝手に決め付けたりしてました。なんせしんどくて寝てるわけですが、別に眠いわけではないので廻りの話し声、雰囲気、治療具合などがやたらと気になります。
だんだん時間がたつと救急車でひどい怪我の人が送りこまれてきたようで、中には命の危険があるような患者もいたりとだんだん早くここから出たい気分になってきました。それでも点滴が終わるまでは出ることもままならないので、しばらくはその様子をうかがうしかありません。不謹慎ですが、そんな中でもそういう状況におかれた医者たちがあれがいいか?これがいいか?などと迷ったり、相談したりして決めていくさまがけっこう面白かったりします。あー医者の人たちも色々仕事大変だなーとか自分が仕事で判断に迷ったりするのと、職種は違えど似たようなこと言うんだなとか目新しい発見があったりと。なんか医療ドラマでも見ている雰囲気でした。
そんなこんなで2時間くらいかたってやっと点滴も終わり、急いで用意して廊下で薬を待っていると、今度は目の前で先ほど生死の境目で送り込まれてきた人(どうも高校生くらいらしい)と、その両親、そして事故をおこした女の人とそのだんなさんのさまざまな人間模様が展開されてました。熱でぼーっとしてるせいか、ほんとドラマでも見てるような感じでしたが、話を聞いていると、事故を起こした学生は高校生でバイクで派手にこけて顔に重症をおって、しかも脳内出血で生死の境目をさまよってる状態らしい。あとで医者に説明を聞いてきた親が言うには良くても植物人間か重い後遺症が残るとか。なぜ顔なんかに重症を負うのかなー?ヘルメットは?と思って聞いているとどうもノーヘルだったらしい。どうもおばさんが車庫入れで急にバックしたのにびっくりしてこけたようだが、まー色々と聴いてておもったのが、高松なんかは多い急に車庫入れしてみたり、まわりが全然見えていないおばさんの運転と、バイクの彼のノーヘル運転が原因のすべてのような感じでした。と、まーこんな感じでほんとドラマ並みに人間模様に待ち時間も退屈と思う間もありませんでした(超不謹慎・・・)。
めったに来ることが無いので久々に珍しい体験をした感じですね。