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穴が開いてステーも取れかかっていたマフラー。
穴のあいていた部分とその付近は綺麗に修理されて出来上がってきました。
アリガトウございました♪もうちょっとつぎはぎになるかと思っていたのですが、メッキかけてしまえば全く分からなくなりそうな仕上がりです。ただ単純に穴・・・というわけでなく、付近一帯が錆びて薄くなっていたので、これも肉厚に補強されています。
ステー部分も十分肉盛りされ、万全。これでメッキへ。そして・・・
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帰ってきたメッキに出していたパーツたち。
綺麗にはなりましたよね。実際。
でもプツプツと小さな凹みが白い点のようになっています。
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出す前がこんな感じだったわけです。
まあ地がサビサビだったわけですからそりゃー前に比べれば全然OKですよ。
まあ80点というとこでしょうか。
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やっぱり思ったのは『メッキに出すからある程度磨いてくれるだろうし、酸に付けるから凹凸もほとんどなくなるよ』というのは間違いというトコですね。
メッキに出した過程で磨いてくれるといっても、バイク専門でやってるようなトコならそれなりに磨いたり、下地処理したり、穴あきそうなトコを補修したりでしょうが、特にバイク専門ではない一般のメッキ屋さんでは磨きすぎてはいけないとか、どこが特に磨いてここが磨かないだなんて事まで考慮してもらうのは難しいかと。今回も途中で勉強させていただき、有る程度までは処理する事になりました。
さらに酸洗いも万能ではなく、サビの凹凸(今回出っ張ったところは無かった)などは残るということですね。
しかし普通考えると錆びていた所は出っ張りが残るのではと思うのですが、仕上がってみると良く錆びていた所にこのプツプツ凹みが。錆びて地が弱くなっているところが特に溶けてしまうからかな~などと考えてしまいますが・・・?
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女の人の化粧でもそうですが、塗装するにしてもメッキするにしても『下地作りが重要』という事ですね。全部品サンドブラストしておけばよかったか?それともやはり地が錆びすぎなのか・・・。
先日フレームを磨いてるとき、錆の下の地肌が錆のところだけ薄黒くなっていて、そこだけが数日後サビていきました。やはり地肌まで性質変化してるものかと。
今回の一連の作業、かなり勉強になりました。