結局まだ400cc程度でもインジェクション化されていないという事で結構遅れているのかなぁという感じですね。
そんな中でお店の方曰く、『カブは今年あたりインジェクション化されるかもしれませんよ』との話。そりゃすごい。でもその話って前にも無かったっけ・・・?
4stminiでメーカー純正でインジェクション車とは。しかしそう言えばホンダではDioZ4なんかはもうインジェクションなわけで、コレを即転用というわけにいかないのはコスト面での諸問題などがあるからでしょうか。
そもそもインジェクション車の場合エンジンの負圧を利用して燃料を吸い込んでいるキャブレター方式と違い、燃料ポンプでダイレクトに燃料を噴射します。これをコントロールするECU(コンピューター)等コントロール装置他燃料ポンプ等が必要ですが、このあたりが生産原価として高くつく訳でしょうね。
インジェクション化、燃費が・・・環境に・・・などという謳い文句はどうでも良いのですが(ホントは良くない(笑))、カスタムしていく上でサブコンなどを使用して燃調をプログラム上でさわれるというのがメリットですね。さほど難しいものでもないので、プライベーターなら自分でやってしまえるわけですし。(空燃費計は欲しいトコですが)
燃料が空気に触れないので劣化せず、しばらくほったらかしてエンジン始動しても一発始動ですしその辺の使い勝手も非常に良い♪
大型バイクになるとエンジンまでカスタムするという方はあまり少ないでしょうし、私の場合も結局X11の時、パワーコマンダー付けて燃調をいじったといってもメーカーが設定してたマージンを削っただけ・・・という感じでした。
これが4stminiなどになると、いじる人はほとんどエンジンまで手を入れる訳ですし、当然燃調もさわる事になる。ココでキャブを大きいのに変えて、チマチマメインジェットを交換する・・・などという事が必要なくなる訳です。ものすごく使い勝手がよくなる!
先々4miniもインジェクション化されれば、アフターパーツとしてのインジェクションキットも安くなり、エンジン一式でのスワップカスタムなんてのも出てきて車のようにビックキャブなんてものは姿を消していくでしょうかね~・・・。
最も肝心のインジェクター(燃料を噴射するノズル)や燃料ポンプ自体にも容量があるので、大幅な馬力アップを行う場合は車のカスタムと同じように大容量インジェクターや大容量ポンプへの換装や追加インジェクターなどのカスタムが出てくるんでしょうね~。未来の4miniのカスタムもココまで来るかな!?
いずれにしてもメーカー自体の4miniのインジェクション化でカスタムなどの方向性も大きく変わっていくんでしょうね。楽しみです。