カツ★ガレーヂ

Vintage Motorcycle Laboratory

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サンタンのエンジンを組む その2

2008-11-04 19:55:25 | スポーツカブC110
この連休中は週明けから一気に仕事が忙しくなる事を予想して、サンタンスポーツカブの残っていたヘッド周りを一気に組立し、エンジンのテストまでやる事にしました。

  

アルミヘッドですが、ここまで磨き上げるのが大変でした。家に来た最初はフィンも無い状態だったのですが・・・(笑)
一度フィンの間に入った泥はのけて磨いていたのですが、フィンの間の泥がとりきれず結構汚い状態。結局カーボンに対しての汚れ落ち効果も確かめたかったので、先日使った『メタルクリーナー』に漬けて磨いてみました。
結果が上の写真。非常に綺麗になりました。サンドブラストも良いのですが、質感が変わってしまうので出来れば使いたくなく・・・本当はこういう場合はウェットブラストあたりが良いのでしょうね~。

  

驚いたのがこびり付いた泥よりも、カーボンが非常に溶けた事。バルブ付近やマフラー側など付いていたカーボンは大半溶け、ちょっと磨いただけで写真の状態まで来ました。コレでカーボンはOK。バルブ・バルブスプリング共問題無い様で、軽くすり合わせして組み直しました。

  

ヘッドを組んだらその勢いで一気に組み上げ。1年以上ぶりにエンジンがエンジンの形へ。

  

ちょっと痛かったのはついでとばかりにヘッドカバーもメタルクリーナーに漬けた事。残っていた汚れは取れ、バラして一緒に漬けたロッカーアームも非常に綺麗になったのですが、痛んでいたヘッドの黒塗装も汚れと一緒に結構剥がれました。
やはり痛んだ塗装面にはメタルクリーナーは強烈過ぎるようで・・・。

  

という事で組みあがり♪
と言ってもクラッチあたりに不具合があったので、一度サイドカバーを開けてフリクションディスクなどを調整したのですが・・・。
一通りチェックしてプラグを組み、軽く点火するか試験してみました。

結果・・・火は飛ばず。こうでなくては(笑)あっさり行ったらツマラナイ!
コメント (2)
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