その日の夕方にkawaseさんからお電話を頂きミッションの談義になりました。
そこで出た話が「やはりミッション側のギアについては許容範囲」との結論。
kawaseさんが分解したタイプ2エンジンのミッションも同じ程度のギアの精度だったそうです。
という事はギアがかんでもスリップするのではなく、かむ途中でひっかかり確実にチェンジしていない可能性大。あとはシフトドラム側しかないのではないかとの話に。
シフトドラム。こちらも一見見ると異常はありませんし、手で動かす限りはシフトアームもスムーズに動いていきます。と言うかシフトドラムのシフトアーム固定ピンを抜くのに四苦八苦して結局その日の深夜までかかってしまいました。一度抜き方のコツを覚えてしまうと今後は難なく抜けそうですが。
シフトアームも削れはあるものの、だからといって作動に問題が出るような事はなさそうです。
チェンジプレートも特に問題無し。というか結構精度が出ていない(故意に?)ので幅が狭い凹みはシフトピンがきちんとはまりません。
が、これもこんなものかと。特に損傷は無し。
裏のピン3本もしっかりしているので、チェンジアームとのかみ合いも問題ない模様。
こちらはドラムのカウンターシャフト側(でよかったと思いますが)溝です。
こちらは綺麗で削れや磨耗は見当たらないのですが・・・。
メインシャフト側?(左側)の溝は1箇所2mmほど横の黒い模様が消えかけるほど削れている箇所があり。
これがひっかかりの原因?
結局ギアもドラムも全部点検しましたが、磨耗とか変形しているが見つかったのはこの1箇所のみです。
もうオイルと大量スラッジに決定~で組んじゃいましょう。
ですね~(笑)
しかし今回全く無駄では有りませんでした!
CB450の腰下の構造と部品は十分に把握できましたし、何よりスラッジが排除できた事、これからになりますがクラッチやオイルシールに手を入れれた事は今後の安心につながります。