阪神大震災から・・・

昨日からのＴＶでのニュースを見て、阪神大震災からもう１２年経ったのか～と時間の流れも早いものだと実感させられます。この時期になってＴＶを見ないことにはなかなか思い出せないところがやはり時間の経過で記憶も薄くなってきていることが分かります。例年ならいつも結構忙しく、それどころじゃないのですが、今年は気分的にゆっくりしているせいか、改めて地震についても色々考えさせられます。

当時はまだ学生でして、神戸の須磨の今の実家に住んでいました。
２～３日前からスキーに行ったりして浮かれムードだったのですが、震災で一気にそんな気分も消し飛んでしまいました。前日だったのか大阪の能勢の方で震度１の地震が・・・とニュースで流れたのを見て、父が『まあ神戸には地震が来ても１程度だな～。神戸は地震は来ないから安心だ（よりにもよって）』と言っていたのをよく覚えています。
朝の５時過ぎといえばまだグーグーと夢の中だったのですが、いきなりの揺れで一気に目が覚め、最初『これ夢？』次に『飛行機でも落ちた？』と。とりあえず『初体験の震度７』なんて実際合ってみればベットの上でただ天井を見てボーゼンとするだけで、揺れが収まるまで寝たままでした。
で、起きて回り見回すと自分部屋はちょっと物が落ちただけ。台所に行くと、コップや食器が大半落ちて大惨事に。親の寝室に行くと父は仕事に出たあとで、母が血まみれになり、『ちょっと、大変なことになってしまったわ』と言うので見ると巨大タンスが倒れていました。その角で頭を大きく切っていたのですが、幸か不幸かあと１０センチくらい倒れるところがずれていたら頭蓋骨骨折間違いなし・・・。
とりあえず親の頭にバスタオルを巻き、病院に行くためにタクシーを探しに出たものの外は異様な雰囲気で、タクシーも何も止まらない。とりあえず近所の方に車で西神ニュータウンの病院まで運んでもらいました。ここでもう１時間くらい経ってしまったか。
病院に着くとすでにけが人があふれていたのですが、母の出血量を見て他のけが人の皆さんが『先に見てもらいなさい』と急いで診療室に連れていってくれました。
ところが治療室の中もまた戦争状態。医者の方が『君手伝ってくれ！』という事で、母の出血やぱっくり開いた血まみれの頭皮を見ながら縫合の手伝いまですることに。いや、後にも先にもあんなすごい状態の病院、見たことがありません。

で、しばらく安静にしている母を病院に残し、一人歩いて家へ。市営地下鉄の線路に沿って長い道のりをトボトボと家に帰った訳ですが（今思うと健脚だったな～）、途中大破した橋や噴水状態になっている地下鉄の駅を見て改めて『えらいことになった・・・』と。しかも南の空は夕暮れでもないのに真っ赤！後で分かったのですが、長田や須磨の方が燃えていたわけですが、火事で空が赤くなる光景は異様です・・・。
ちょうど道沿いにあった学校により自転車に乗って家に帰る途中、偶然に仕事先から引き返してきた父に遭遇。後で聞いた話によると、地震のときに阪神高速の倒壊した所のすぐ手前にいたらしく、運転していて揺れが何か気がつかなかったのですが、ボンネットなどに高速から石がバラバラと降ってきて、『なんだ？』という事になったそうです。あと少し走ってたら高速の下敷きに・・・。
ついでに当時も手乗りのインコを飼っていたのですが、インコもいつもはタンスの倒れたとこにプラスチックの寝床を置いて寝ていたのですが、当日は少し横にあったので難を逃れていました。不幸中の幸いで当日家にいた家族皆、私以外は皆何かの下敷きになりかけたという話で、午後には全員家に戻り、電気の復旧をまってＴＶにかじりついていました。
後日談も色々ありますが、震災当日はそんな感じでしたね。長々と書いてしまいましたが・・・。

そんな目に合いながら、今また『人生で２度は大地震には合わないだろう～』と楽観的に考えて備えも何もしていない訳で、『人ってやっぱり何でもすぐ忘れちゃうもんだな～』と思ってしまっていたり・・・。

モンキーＲのキャブレターメンテ

昨年五色台に軽く走りに行ってから不調（高回転が全く回らない）だったモンキーＲですが、やっとキャブを見てみました。

　　　　

あまりシビアなセッティングになっていない事もあって、最近ではほとんどキャブを開けることも少なく、乗りっぱなしほったらかしだったキャブレター。エアクリなどももうそろそろ変えなくてはいけない頃合です。
とりあえずメインジェットあたりの脱落ぽいというのが大方の予想だったので開けてみましたが・・・・。

　　　　

・・・？メインジェットもちゃんとついてます。ドライバーでいじってみても緩んでいない様子。

　　　　

！？おかしいな～と思ってひっくり返したらジェットニードルが出てきました。
こんなとこに入っていてはいけないジェットニードルが何故？

　　　　

と、見るとクリップもない。よくよく見るとニードルのクリップが外れていました。という訳で結論。ジェットニードルが脱落してメインジェットは全閉状態だった♪クリップを見ても特に痛んでいるようでもないし、何故外れたのかな～と。振動や何かで外れるものでもないですし。こういうのが良くあるのかちょっと不思議。

　　　　

とりあえずどこも痛んでないようなので、ジェットニードル組み直しておく事に。あ・・・セッティングの時にココ何段目に合わせたのか忘れた・・・。

　　　　

とりあえずニードルの上から２段目程度、ちょっと薄めにセット。これで一度実走して様子見てみます。

リアサスペンションが来た

先日からどうしようかと考えていたリアサスペンションですが、とりあえず一つ調達してみました。
元のリアサスペンションはメッキのところが錆でボロボロ。全体的に使えるの？という感じですが、ばらしてオーバーホールは出来なさそう。バラしてしまえればメッキの部分だけ再メッキするとか色々復元方法はあるわけですが・・・。

Ｃ１１０のリアサスペンションは約２４５ｍｍとカブシリーズの中で特に短いものとなっています。この為になかなか簡単には流用するのも難しかったり。現行のカブが約３２５ｍｍなので８０ｍｍも長さに差があるわけです。それでもいきなり変わったサスをつけるのもちょっと気が引けて、やはり最初は純正ぽいのが良いわけです。

　　　　

というわけでまず一つ取り寄せてみたのがコレ。
当然新品で流用品ですが、今のカブのより短く、Ｃ１１０のよりちょっと長いんですね～。

　　　　

比べてみるとこんな感じ。手前のボロのが元から付いていた奴。この赤いのは約２７５ｍｍです。将来的に１８インチにインチアップした時にはちょうど良いかもしれません。前傾になるのが心配ですが・・・。とりあえずまた当分色々と物色してみるつもりです。

またまた牡蠣の食べ放題へ・・・

またまた志度の『かまくら本店』に牡蠣の食べ放題に行ってきました。
ノロウイルスなんて知ったこっちゃありません♪
時間は10:OO～、12:00～、14:00～、16:00～、18:00～の一日５回、食べ放題二時間コースがある（それしかない）のですが、18:00からの最後の時間に予約してましていざ食べ放題♪二度目なので要領は得たものです。

　　　　

牡蠣が焼きあがると戦争です。
前に座ってるおばちゃんコンビがやたらと食べる！焼きあがったのを一通り食べ終わると、また次が焼きあがるまで待たなければいけないので、一回で何個食べれるかが勝負な訳です。

　　　　

が、勝手に取っていっては駄目で、おばちゃんが焼きあがり具合を見ながらどんどん皆に分配していくのでそれをどんどん処理していくやり方なので、１回の焼き上がりで２０個食べれれば良い方です。

　　　　

やっぱサイコーですね。新鮮な牡蠣は。毎度言いますがこのプリンとした食感、全く苦味の無いジューシーなお味。サイコーです。スーパーで売ってるのとは同じ牡蠣でも全く違う食べ物です。

　　　　

今回はちゃんと色々調味料を仕込んでいった訳ですが、結局全く使いませんでした。調味料無くても最初からついている自然な塩味で十分です。

　　　　

で、最後に牡蠣飯。今回は欲たらしげに最初から『牡蠣御飯下さい！』とおばちゃんに言ったら、おばちゃんに『駄目！』と一蹴されました。途中で再度お願いしたのですがそれも断られました。どうやら牡蠣御飯食べて牡蠣を残されても困るのか、牡蠣御飯は最後にしか食べさせてもらえません。その代わりこいつもおかわり放題です。
結局またまた牡蠣８０個以上、牡蠣御飯１．５杯食べてしまいました。この冬だけで牡蠣１６０個以上食ってます。もう当分食べなくてイイです。

余談ですが、帰りに大将に馬の話を聞いてみると、やはり白馬にまたがり志度の街中をウロウロしてるのはかまくらの大将だったとの事。
そういえば年末にも大将の事ＴＶで見たな～。何でも白馬にまたがってあちこちお店とか行くそうな。気さくな大将です。

はまんど

新年になって初めてさぬきラーメンこと「はまんど」にお昼を食べに行ってきました。

　　　　

はまんどは新年から全てメニューが変わってしまっていてかなり戸惑ったのですが、今までの「はまんどラーメン」が「讃岐そば」に名前が変わっていました。他にはあっさりの「中華そば」と、こってりの「白湯(パイタン)そば」がスタンダードメニューに。あとは季節ごとに内容が変わるらしい「おまかせそば」と４メニューになっていました。とりあえずこってりが食べたかったので「白湯そば」を。ちょうどいいこってり加減ですが、いりこの味がかなり効いてるところははまんどらしいですね。

　　　　

こちらは今の時期のおまかせラーメン。「塩そば」でした。見た目の通り海苔とゴマだらけ。すごくあっさり系です。

スポーツカブの足音・・・

仕事帰りに車屋さんに寄って車の進行状況を見てからスポーツカブの塗装の進行状況を見てきました。
赤がどのような色になっているか、すっごく気になってたんです。実のところ。
なにせ多分こういう色だっただろうという想定で色を作ってもらったんで、希望とする淡い感じの赤になっているかどうか。

　　　　

ＧＯＯＤです♪この色ですね。目指してたのは。
まだフレームは裏だけの塗装ですが、このような色が希望だったんですね。
微妙なところは日の光に当ててみないと分かりませんが、まあこの感じなら大きく外れてた！なんてことはないでしょう。
それよりも私がケガいたトコが傷になってしまってまして、プライマーをかけて頂いた今ならハッキリ傷が浮いてました。
薄くパテ塗りで処理して頂けるとの事。スイマセン・・・余計なお手間を・・・。
しかしその仕上がりに気を使って頂けるとこに職人魂を見ました！

　　　　


もうひとつの懸案事項だったアイボリー塗装。
こっちは完全に期待通りの出来です。
こっちこそかなりきわどい色の合せ方したのですが、こういう色を目指してたんですよね。このちょっと黄みがかった感じが良いです。

色が塗られつつあるのを見ていると、だんだん自分のオリジナルスポーツカブＣ１１０がこんな感じというのが形になって現れて来ました。
ちょっと心躍る感じです♪

私の中のオリジナル

モンキーＲのブログを移転していたら懐かしい記事が出てきたのでちょっとアップを。
２００５年の年末に私が書いたブログ記事なのですが・・・。

『モンキーＲいじってかれこれ５年がたとうとしてるわけですが、思えばそれ以前学生時代にモンキーＲに興味をもってからだと約１０年になります。ここまでモンキーＲに没頭したきっかけって？というのがよく人に不思議がられますが、１０年近く前に学校の友人に譲ってもらった本がきっかけということはホームページなんかでもちょこっと触れていますが、実はその本というのを今でも大事に保管しています。発刊日見たら今からほんと１０年前の本なんですが、今でもたまーに眺めたりする事が有ります。

　　　　

で、この写真がその本の中で紹介されているモンキーＲ。今見てもセンスのいいカスタムだと思います。やっぱりなんとなくＴＯＰ絵にも載せてるうちのモンキーＲはコレに似てきてしまってますが、それはこのマシンが私の中のモンキーＲ像のいわゆる「オリジナル」だからだと思います。当時このモンキーＲが欲しかったんですよねー。今の私のモンキーＲの最終目標。それは「全てにおいてこのモンキーＲを越えるモンキーＲを作り出して乗ること」なんです。
（すごく好きな子がいたら、その後好きになる子がどことなくその子に似てしまったりなんて・・・）
だから多分他のモンキーＲをいじってる人とは方向性が違うのだろうと思いますし、それでエンジンのスペックを求めたり、フルカスタム化するといっても雑然としたカスタムは嫌います。モンキーＲをカスタムしたいというより、目標に到達したいわけなのです。
当時は「とんでもないマシンだな～」という感じで、絶対に手が届かないものだったわけですが、今ならいろーんな最新パーツが出揃っており、約５割の仕上りまできたうちのモンキーＲもこいつに手の届くトコまでやってきたと言う感じです。ま、多数のパーツが既にオーダー状態になっている今、あとはフレーム、エンジン、マフラーの３点の仕上げのみですね。
目標を超えたいような・・・超えたくないような・・・・。』

あれから１年ちょい経ちまして、私のモンキーＲもまたパワーアップしてるわけですが、あとはエンジンさえやればこの領域は超えられる！と思っています。
そこがまた楽しみなとこである訳ですが。

モンキーＲ

今まであまりにも好みが分かれることと記事のマニアックさで別ブログにしていたモンキーＲのブログをこちらに合併することにしました。
市町村とかなんでも合併がハヤリなので（遅いか・・・）。
実際のとこ、なんでもかんでもカテゴリー別にブログを分けたのはいいのですが、結局どれもこれもまんべんなく記事のアップが出来ないので昨年から徐々にこちらに集めていましたが、一番最後に大トリ、モンキーＲもこちらへ引越しすることに。
とりあえず記事の移動は当分順々にやっていくつもりなので、移転中はお見苦しいところをお見せするかもしれません。

　　　
　　　　2007年小豆島にて


改めてうちのモンキーＲの紹介を。
うちのバイク郡の中（こないだ売ったＸ１１も含めて）で一番前からうちにいる、バイクの中で最も私が愛している１台です。
盗難と腐食がいやなので、家の中に居座りお座敷モンキーと化していますが、ちょくちょくこいつでツーリングに行ったりもしています。

　　　　
　　　　2007年　鳴門スカイラインにて

元々は腐ったようなボロ状態から私がフルレストアしたもので、こいつをいじる事でバイクいじり方等いろんな事を覚えました。
そこから年々手を入れてきて今に至っていますが、こだわりを持って作り上げました。

　　　　
　　　　2006年琴平近辺にて

フレーム以外何かしら手が加えられているので書き切れませんが、主な仕様としては・・・
・タンク；オリジナルカラー塗装（Ｒ３４スカイラインのブルー）
・ホイール；ＮＳＲ足回り移植１２インチ仕様
・Ｆフォーク；ＮＳＲ移植
・Ｒサスペンション；ＯＨＬＩＮＳ
・Ｆブレーキキャリパー；ブレンボ４ポッド
・Ｒブレーキキャリパー；ブレンボ２ポッド
・マスターシリンダー；ベルリンガーラジアル
・エンジン；武川S-STAGE８８cc、強化クラッチプレート、軽量フライホイール
・キャブレター；武川PD-22
・マフラー；オリジナルステンレスマフラー
・電装系；ジェネレーター交換、直流１２Ｖ化、バッテリー搭載
・灯火類；ヘッドライトマルチリフレクター＋ＨＩＤ
・Ｇクラフト　ロングスイングアーム
・その他細かいところ諸々。というかほとんど何かしらいじってます。

コンセプトはモンキーＲ（Ｔ）の雰囲気をそのままに、これぞ現代版モンキーＲ！というやつです。加えて実走に問題なく、ツーリングなんかでがんがん走れることという考えで作ってます。そんな事であまりエンジンには進んで手をつけてません。
これでもまだ完成形ではなく、私としても色々といじりたいところが残っています。問題は振動で次々とボルトが脱落することですね・・・。
現在どうもメインジェットまで脱落してる様子。
これからもまだまだコツコツやっていくつもりです。

いざメッキへ

いよいよ塗装の方も仕上がりに入りつつあるようなので全体のピッチを上げます。
すでに先日の連休に仕込みは十分してあるのですが、フレームが帰ってきたらある程度まで組める状態にしておこうかと。
それには再メッキする予定で、組むのに必要なボルトなんかもあるのでそろそろ再メッキのに出しておく必要があります。
ということで部品をピックアップしました。

　　　　

まずはマフラー。はずしたままの状態だったのですが、全バラにして部品を確認。このビス類も全部メッキへ出します。

　　　　

ふと気がついたのですが、先っぽの方に何かキャップのようなものがついていました。それに加えてマフラーの末端から１０ｃｍくらいを覆うようなカバーもついています。カバーは最初からついていたものか後付（後付けとしてもはずしても別に傷など無かったので意味不明）されていたものかは不明ですが、小さなビスをはずしていくと、外れました。他のスポーツカブの写真見てもこんなのついてないんですよね。

　　　　

先っぽのキャップをはずすと何やら折り目が・・・。折り目をめくってそれを引っ張ると、中からインナーサイレンサーみたいなものが出てきました。ま、私は爆音好きですからこんなもの要りません♪

　　　　

ということでマフラーはバラバラに。エキパイ部分も変な灰色塗装（エンジンにも塗りたくられていた）が塗ってあるおかげか、その下のメッキまでは痛んでおらず、全体的に程度がよいのでこれなら再メッキへ出しても穴はあかない事でしょう。それにしても珍しいマフラーなので、しょうもない事でドキドキしてしまいます。

　　　　

ということでこれら＋フロントフェンダーのモール、ブレーキペダルがメッキへ出す全部品。とりあえず使わないと思ったのですが、フロントフェンダーについていたモールも一緒に再メッキしておくことにしました。エンブレムも出そうと思ったらアルミだった・・・。

これらを持っていざメッキへ。話聞いていると錆がひどいとこもあるのと、エキパイ部はあまり磨けないのでそう綺麗にならないとの事。あとサイレンサー部は塗装が残っていたので塗装をはがして洗ってから出直して欲しいと言われました・・・。

スポーツカブの塗装作業の経過

メッキに出すボルトをフレームに付けて行ってしまっていたのを思い出し、ボルトを取りに行くついでにフレーム他部品類の塗装の進行状況を見てきました。

　　　　

　　　　

ばっちりサンドブラストがかけられていました。ちょっと残っていた錆も全く見えなくなりました。すげ～。さすがプロの腕です。

　　　　

　　　　

フレームの中。前の似たアングルの写真は錆び錆びだったのに。

　　　　

タンクの仕上げ状況。軽くパテ塗ってもらってます。私がけがきすぎたのでいらない傷が増えてしまったからです。ブラストまでしてもらえるんだったら私の錆落し作業は全く意味無～し・・・。
でもフレーム側は私がケガキ残したとこをよく見るとうっすら錆っぽい色が残ってるかな～？錆がひどい所はブラストでは落としきることが出来ないようで、フレーム側はケガいといて良かったかなという感じです。