ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

まるで建物が生き返ったようです~都立小金井公園~

2024-11-27 | まつり・イベント

晩秋から冬にかけての定番イベントは、
イルミネーションなどの光のイベント。
建物や樹々を光で浮かび上がらせる
ライトアップもその一つです。



今、都立小金井公園で、園内のライト
アップが行われています(12月8日まで)。
題して「小金井公園ナイトパークワンダー」。

このイベントに合わせて、「江戸東京
たてもの園」の「たてもの」のライトアップ
イベントも開催されました。(23・24日)
どんな光景が見られるか、楽しみでした。



写真は、たてもの園の上から見渡した
園内の光景です。いろいろな光のオブジェ
が設営されています。









小金井公園につき、早速公園西口の光の
アーチをくぐり、園内を進んでいきました。
まず目に飛び込んできたのは星のような
オブジェ。これは何をモチーフにしたものか。
子どもたちは、早速記念写真です。





遠くに点々と光が見えているのは、
「ミライの桜」と題したゾーンのオブジェ
です。ここには、近年桜の若木が植えられて
きています。やがて立派な桜の樹に育って
くれることを祈っているかのようです。





「宿根草園のライトアップ」です。
あかりが次々と変化していきます。



     
       
             
                
普段静かにたたずんでいる園内の巨樹
たちも、ライトに照らし出されて、
おめかしをしているようです。





錦絵ねぶた「小金井小次郎」です。
小金井小次郎は実在した小金井ゆかりの
侠客。この絵の作者は、ねぶた師として
実力者の北村春一氏だそうです。





これはなんとメルヘンチックな、
アートフラワーの回転木馬。
3頭の馬が人力で回っています。
子どもたちが乗りたい乗りたいと
親にせがんでいました。









たてもの園の旧光華殿(ビジターセンター)
前につくられたアーチとランウエーです。
イチョウをテーマにアートフラワーで
つくられています。
秋のおしゃれなオブジェです。

西口一帯のオブジェを楽しんだ後は、
「江戸東京たてもの園」のライトアップに
入園です。

普段は夜間開園されることはありませんので、
建物の窓の明かりを見ることはありません。
もちろん暗い中を歩くこともありません。











懐中電灯で目の前を照らしながら、
明かりが灯った家々を巡り歩きました。
子どもの頃は、写真のような洋館は、
見ることはほとんどありませんでした。
でも何となく、懐かしいのです。
懐かしさがこみあげてくるんです。

不思議です。なぜなのか。
はっとしました。そうなんです、
子どもの頃を思い出したからなんです。
暗がりを歩いた体験です。









子どもの頃、田舎のことですから、
夜は通りも家々も暗いものでした。
暗い中を歩くのは、ドキドキしします。
ちょっと怖いのに、どうっということ
ないと自分に言い聞かせる。
そうしたとき、目の前の家々の門灯や
玄関先や窓の明かりは、ほっとさせて
くれるものでした。安心するんです。







懐かしさを覚えながら歩いているうちに、
もう一つの思いがしてきました。
それは、人々の暮らしがなくなったはずの
建物に明かりが見え、その明かりの中に
人影が浮かんでいる。声も漏れ聞こえてくる。
まるで建物が生き返ったようなんです。
たてものというのは、生活の匂いがあって
こその建物なんですね。







ライトアップの建物を巡り歩き、ちょっと
一息ついている入園者の方たちは、どんな
感想をもったでしょうか。どんな昔を思い
出したでしょうか。

たてものに明かりが灯り、人影があり、
声がする。そこにいるのは、親や兄弟姉妹、
祖父母。家族の語らい・温もり。
命をとり戻したたてものが、私たちを
昔に誘ってくれている。

今にも発車しそうな都電。
都電も生き返って、子どもの頃の世界に
乗せていってくれそうでした。

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イルミネーションを撮りにいったんですが ~立川で~

2024-11-14 | まつり・イベント

立川駅の賑わいは、いつ出かけても、
まるで都心の駅のような
錯覚すら覚えます。
4年前にできた人気スポットの「グリーン
スプリングス」は駅の北口から8分程度ですし、
その西側には、四季の花や植物が楽しめる
「国営昭和記念公園」があります。
   
冬の風物詩といえばイルミネーションが
その一つですが、立川では、今年も11月から、
駅北口のサンサンロードに「星の並木」
と題して、イルミネーションが点灯されて
います。紹介している上のサイトで確認し、
出かけてみました。









立川駅です。改札口を出て、人混みの中を
北口側のペデストリアンデッキに向かうと、
イルミネーションの飾りつけが目に飛び
込んできました。
きらびやかな明かりは、いつもながら、
非日常の世界へと私たちを誘っている
ようです。



デッキからモノレールの高架橋を
見上げると、モノレールがやってきました。
シャッターチャンスです。
コンデジを夜景モードにしたものの、
なかなかうまく撮れません。
なんとか撮れた写真が上です。

高架の下のほうに、イルミネーションの並木
が見えています。そこで、通りに降りて
イルミの飾りを撮ることにしました。


    


 



結構明るく感じたのですが、うまく
シャッターが下りてくれません。
ほとんどすべて失敗。
なんとか見られたものが上の数枚という
情けない結果になりました。

これから都内各地でイルミネーションが
行われていきます。
次回は何とかと思っていますが、さてうまく
いくかどうか。少しでも撮りやすいスポットを、
目下調べ中です(笑)。

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リズムを取って楽しみました~府中ジャズフェスタ~

2024-11-03 | まつり・イベント

府中市でジャズフェスティバルが行われました。
10月27日(日)のことです。

フェスティバルに行ったのは、ジャズが昔から
好きだったということからではありません。
実は60歳近くなってから、神戸や横浜などで
何度かライブハウスに行く機会があり、
聞いているうちに何だかとても楽しくなった
からなんです。


府中市のジャズフェスタは、題して
「けやき音楽祭 2024  JAZZ in FUCHU」。
今年で17回目。市内19会場に、約120組の
バンドが出演するという、規模の大きい
フェスタです。







府中市と言えば、かつての武蔵国の国府
(中心都市)があったところ。
JR府中本町駅のすぐ側には、その国衙
(役所)の国司(長)の館跡があり、
復元模型があります。



大國魂神社は、武蔵国の総鎮守(守り神)
なんです。



JR府中本町駅に降り立つと、会場の一つ
である駅側の広場から演奏が聞えて
きました。2・3曲聞くうちに、
次第に気分が高揚してきました。



大國魂神社を抜けてケヤキ並木の通りに
向かうと、たくさんの人出です。
通りのあちこちの会場で各バンドの演奏が
行われています。





こちらはスウィングジャズというんで
しょうか。大人数での演奏です。
とにかく楽しいです。









通り向こうからは、パレード演奏のバンドが
やってきました。
バンドの後ろには、一般の人でしょうか、
手に小さな打楽器などをもって一緒に行進
しています。沿道の人からも手拍子が
わいています。思わず私も、一緒になって
手拍子をしてしまいました。











各会場の様々なバンドです。
いろんなジャンルの演奏が、いろんな
スタイルで行われていました。
演奏する側だけでなく、聞く側も自由な
スタイルで楽しめばそれでいい。
勝手にそう決め込んで、午後のひと時を
過ごしました。
ジャズは、こんな聞き方でいいんで
しょうか。また、どこかでフェスタが
あったら、聞きに行きたいです。

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ユネスコ無形文化遺産です~川越まつりの山車行事~

2024-10-23 | まつり・イベント

大勢の見物客であふれかえる中、
山車の写真を撮り続けました。
ユネスコの無形文化遺産に登録
されている「川越祭り」(
川越氷川祭の山車行事)です。
   
川越まつりが行われたのは10月19日・
20日の両日。巡行した山車は19台。
観覧客は昨年は約60万人でしたが、
今年はおそらくそれ以上だったのでは
ないでしょうか。











駅前はもちろん、中心部の通りも、上の写真の
ように、人人人で溢れかえっていました。







最初に出会ったのは重頼の山車です。
重頼とは河越太郎重頼で、平安末期の
武蔵国川越館の武将。

人混みの中を、重頼の山車の後ろから
ついていくと、反対方向から牛若丸の
山車がやってきました。


   


牛若丸の山車です。牛若丸は、今にも
ひらりひらりと飛び移りそうです。
山車どうしの囃子と舞の競演(曳っかわせ)
です。











龍神の山車です。人形の胸につけられて
いるのは能のお面です。
屋台の昇り龍、
下り龍の彫刻は見事。
曳っかわせは、龍神と牛若丸です。




    



 
浦嶋の「先触れ」が会所の役員に口上を
述べています。(一番上の写真です)
口上に出会ったのは初めてでした。

浦嶋とはもちろん浦島太郎です。
手にしているのは釣り竿ですね。
ここでは浦嶋と龍神の曳っかわせがー。

   

   
信綱の山車です。信綱とは、初代川越藩主の
松平伊豆守信綱。幕府の老中を務めています。


    

   


鈿女の山車です。鈿女とは、神話に
出てくる天鈿女命(あめのうずめのみこと)で、
天照大神(あまてらすおおみかみ)が
天岩戸に隠れたとき、踊りを踊った女神
です。併行して進むのは信綱と鈿女です。








    


秀郷の山車です。秀郷とは藤原秀郷で、
平安中期の武将。平将門の乱を鎮めた勇将。
別名は俵藤太。







秀郷と鈿女、秀郷と信綱の曳っかわせです。


    

  


道灌の山車です。道灌とは太田道灌。
室町時代後期の武将で、江戸城を築いた
ことで有名です。
川越城も太田道灌親子が築いています。
併行して進むのは、道灌と浦嶋です。



4台の山車の曳っかわせになりました。
秀郷・鈿女・浦嶋・龍神です。
これには、観覧の客も大喜びで、連雀町の
交差点は、これをカメラに収めようとする
人で溢れかえりました。

豪華な山車の巡行が行われる川越まつり。
日本の様々な伝統の技や文化が凝縮したまつり。
それらを後世に伝えるのもやはり人ですね。
今年も山車を目の当たりにしながら、
そうした思いを強くしました。

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まつりの記憶 ~埼玉・所沢まつり~

2024-10-15 | まつり・イベント

所沢駅の周辺地区は、東口側・西口側とも、
再開発によってそれぞれ新しいショッピング
ビルができ、街は近代的な商業ゾーンとして
生まれ変わりました。(グランエミオ所沢・
エミテラス所沢)
あっというまに都市化が進んだといった
感じです。



所沢まつりは、明治時代の初めに
山車まつりとして行われたのが
その起源ではないかといわれています。
まさに地域の祭りとして今日にいたって
いるまつりのようです。
今年のまつりはどんな雰囲気か、
期待しながら、駅からプロムナード
デッキを歩いていきました。



まつりの会場が見わたせるところまで
くると、随分な人出です。去年よりも
かなり多い感じがします。
通りの先のほうでは、太鼓・鉦の演奏が
おこなわれているようです。
ワクワクしてきました。







プロムナードデッキを降りて、人混みの中を
進んでいくと、一段とお囃子の音が大きく
なってきました。笛・太鼓・鉦のお囃子に
あわせて、獅子舞が演じられています。





獅子舞に続いて、ひょっとこなどの面を
被った子どもによるユーモラスな踊りが
披露されます。お囃子が心を掻き立てます。





さらに先の会場でも、子ども踊りが行われて
います。子どもたちがまつりに参加する姿には、
なぜか懐かしさが漂います。















山車や神輿の運行は、法被に身を包んだ
大人たちです。熟年者もいれば若者も
います。地域のいろいろな人たちが
まつりの中に溶け込み、まつりを作り
上げている、そんな感じがします。















威勢の良い掛け声は聞こえてきますが。
激しく競り合ったり、ぶつかり合うという
のではなく、曳き手も、舞い手も、囃子方も
担ぎ手も、笑顔があふれています。
誰もが楽しんでいます。
所沢のまつりは、地域のまつりなのですね。


  
まつりを見に来ている家族の中に、
子どもたちの姿がとても多いことに気づき
ました。まつりならではの出店の飲み物や
食べ物を、おいしそうに飲んだり食べたり
しています。

ふと、幼かった頃の我が子の顔が目の前に
浮かんできました。食べることが大好きな
子たちでした。幼稚園や小学校に通って
いた頃です。
とにかく動き回ります。
目が離せませんでした。

どれだけ、まつりに連れて行ったろうか。
食べたいというものを買ってあげたろうか、
あれが欲しい、これをしたいというものを
楽しませてやったろうか。

思い出の中の幼い我が子は、私のすぐ傍に
くっついています。
楽しい思い出をあまり作ってやれなくて
ごめん。

もう昔には戻れませんが、もしも一緒に
行ってくれるなら、家族で旅行をしよう。
まつりがそうした思いを呼び覚まして
くれていました。

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ヤットサ! ア、ヤット・ヤット!~武蔵小金井阿波おどり~

2024-07-31 | まつり・イベント

都内の阿波おどりといえば、8月に行われる
高円寺の阿波おどりが最も有名ですが、
そのほかの地域でも行われています。
その中の一つで、7月に行われているのが、
武蔵小金井の阿波おどりです。
あの独特のお囃子の音が聞えてくると、
自然と体が浮き立ってくるのが阿波おどり。
暑さの中ですが、夕方から夜にかけて行われ
ますので、熱中症に気をつけながら行って
きました。7月28日(日)です。

駅北口の小金井街道の会場は、開始時刻の夕方5時
が迫るにつれ、次第に沿道の観客が増えてきました。
スタート地点近くに行くと、既に各連が準備を
整えて、開始を待っていました。

 
各連とも、和気あいあいにメンバーの記念写真を
撮ったり、踊り方を確かめたり、囃子を打ち鳴らして
みたり。
隣の連の囃子にもかかわらず、音が聞こえてくると
手足で拍子をとっている踊り手の人もいました。
おそらく心がはやるのでしょう、阿波おどりなら
ではの光景でしょうね。





さあ開始時刻になりました。アナウンスで
スタートの連が紹介されます。囃子が鳴りだします。
あっという間に、会場が熱気に包まれます。
「ヤットサー! ア・ヤットヤット!」
「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら
 踊らにゃそんそん!」















次々と各連がスタートしていきます。
相当に練習を重ねてきているのでしょう。
どの連も見事なおどりです。
何より素晴らしいのは、踊り手の誰もが、
踊りを楽しんでいることです。







連の構成は、その連によって様々です。
踊り手も、若者・熟年・子どもたちと、
これも様々です。
今回は、どちらかというと、人数が
あまり多くない連が多い感じでした。











素晴らしい踊りですね。
熱い踊りに引き込まれていきます。








   



子どもたちの踊りも、うまいです。
小さい子の踊りは、ほのぼのとしてきます。
随分と頑張って練習したんでしょうね。





中には大人顔負けに太鼓を担当する小学生?
の姿もありました。

平和だからこそのまつりです。
まつりを次の世代に伝えていってほしい。
平和への願いを込めて、いっときを楽しみました。

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手づくり感にあふれていました ~第74回福生七夕まつり~

2024-07-25 | まつり・イベント

7月後半に入って猛暑日が続きます。暑い中ですが、
夏まつりがあちこちで開催されるようになってきました。

数日前、福生市(ふっさし)で駅前の大通りを中心に
七夕まつりが行われていました。
福生市は東京の郊外の都市。福生駅は立川駅から
JR青梅線で15分強です。

いつも家人から、途中で倒れないよう注意してと
言われてます。水筒持参で、日中の気温の高い時間帯を
避け、日曜日の夕方に行ってきました。

それほどの人出ではないだろうと思っていました。
ところが、駅の改札を出て駅前広場に向かうと、
かなりの人です。すぐに、祭りの熱気が伝わって
きました。心が躍るものを感じます。



     







      


駅前の立派な吹き流しです。歓迎の飾りと
いった雰囲気です。アーチなどに取り付けられた
吹き流しは、風にそよいで、ようこそ
いらっしゃいましたと
アナウンスしているようです。


















駅前を過ぎると、大通りに覆いかぶさるように、
たくさんの笹飾りが飾られています。
手作り感にあふれた笹飾りです。
笹飾りは、高い位置から飾られている
というより、間近に楽しむことができるような
感じです。
親しみや気安さを感じます。

通り両側には、屋台店など飲み物や食べ物を
売る店がたくさん並んでます。
家族連れや若い人たちなどが、七夕かざりの中を
ゆっくりと歩いています。
まつりをゆっくりと楽しんでいるようです。







大通りから脇に入る通りの笹飾りです。
この通りにも屋台店などが立ち並び、
大賑わいです。

地域でつくり、地域で盛り上げる。
まさに地域に根差したまつりという感じが
します。こうした飾りを見て歩きながら、
いつしか、子どもの頃の懐かしい雰囲気を
思い出していました。





















飾りつけをみていると、小学校や幼稚園、
保育園などの子どもたちが書いた絵を
貼り付けたり、みんなでつくった作品が
たくさんあることに気づきました。
嬉しくなります、楽しくなります。

地域の人たちのまつりに寄せる思いを
感じた一日でした。

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若さ 躍動 はじける 笑顔~よさこい祭りIN光が丘公園~

2024-07-16 | まつり・イベント

7月13~15日の3日間、練馬区の光が丘公園で
「よさこい祭り」行われました。開催は5年ぶり
だそうです。初日の13日に見に行ってきました。
     
「よさこい踊り」には、鳴子を持つこと、
盛り込む曲(フレーズ)の2点にルールがありますが、
それ以外、演舞曲と曲調、踊り方、衣装など、全くの自由。
今や若い人たちを中心に人気の演舞です。
とにかく元気で、エネルギッシュ。笑顔に
あふれています。







会場には多くの人出です。屋台店がたくさん出ています。
どんな祭りに出かけても思うんですが、屋台店がなければ
祭りは盛り上がりませんね。
食べて、飲んで、買って。嬉しさ、楽しさ倍増です。

さて、よさこい踊りです。もちろん今やどなたでも
よくご存知だと思いますが、次の写真を見ていただければ、
即座に踊りの雰囲気を感じ取っていただけると思います。





このチームは10人ほどの若者で構成されています。
ステージ狭しと躍動しています。はじけています。
若さが爆発しています。

体が浮き立つものを感じながら、この後どんなチームの
踊りが見られるか、わくわくするものを感じながら、
パレード踊りが繰り広げられる会場に向かいました。

パレード踊りのスタート地点には、各チームが演舞の
順番を待っています。チームの紹介の後、演舞が始まります。
日程表を見ると、初日は出場チームが少ないようですが、
それでも19チームが予定されていました。
全部のチームはとても載せきれません。
いくつかのチームの素敵なポーズをご覧ください。













このチームは、和気あいあいとした演舞で、
笑顔がさわやかに感じたチームでした。










こちらは、笑顔の素敵さはもちろん、
小旗の演舞と最後の決めポーズが印象的でした。





























このチームは有名チームなんでしょうか。
演舞の構成が見事です。
色とりどりの和傘と鮮やかな衣装。
洗練された踊りとダイナミックな踊り。
かなりの踊り手を揃えた凄いチームです。









一転して、日本舞踊の粋を感じさせてくれたのが
このチームです。艶やかでいて、清楚な風情を
感じました。













こちらは、まさに躍動感あふれる群舞を繰り広げて
くれたチームです。躍動感あふれる中で、
踊るうれしさ・楽しさを爆発させているチームでした。

伝統の踊りをベースにしながら、
どんどん進化していく踊り。
中心となる若い人たちの中に交じって、
負けじと熟年の男性や女性も踊っている姿に、
祭りって本当にいいなと思った一日でした。

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地域の防災にあたってくれる人たち~東村山市消防団出初式~ 

2024-01-13 | まつり・イベント

我が家の暖房はエアコンです。ところが年明けから、
そのエアコンがどうも暖かくなりません。
     
長いこと、フィルターの掃除をしてません。
蓋をあけてみると、わたぼこりが見事なまでに
ぎっしり。パネルの内側には黒っぽい汚れも
ついています。
我ながらよくまあほっといたもんです。
感心している場合ではありません。
とても手に負えません。
   
みぞれが降るかもしれないとの予報もあります。
さらに冷え込みそうです。専門の業者に頼むしか
ありません。連絡すると、早速機材を持った
業者さんが来て、テキパキとクリーニングして
くれました。作業が終わると元どおりの温風です。
エアコンのクリーニングは、1月はあまり忙しく
ない時期なんだそうです。すぐにやってもらえた
のはラッキーでしたが、痛い出費になりました。
普段から手入れをしておかないとダメですね。


普段は仕事をしながら、火災などが起きると
駆けつけるのが地域の消防団の役割です。
  

     
今年も東村山市の出初式を
見に行ってきました。
東村山と言えば、コロナで亡くなった志村けんさん
の出身地です。










    
会場の駅前広場で式典が始まりました。
会場には消防車などがずらり整列。
東村山市は分団数が多い市なんでしょうか。



東京消防庁の音楽隊が式の進行に合わせて演奏
しています。





平日でしたが多くの市民の方が見守っています。
近くの保育園(幼稚園?)の子どもたちが、
先生に連れられて、随分見に来ています。
男の子は消防車が好きですね。





各分団の団員や消防車の行進です。





消防庁カラーガーズ隊のパフォーマンスです。








    
いよいよハイライトの一斉放水です。
耐火服に着替えた団員が操作し、ロータリーの
噴水の上に、放水が行われました。
式典ですので、放水はあっという間に終了しました。

今回の能登の地震でも、地域の消防団は、取水など
困難をきわめる中で、消火活動にあたっていたはずです。

中には自分も被災しているにもかかわらず、
今、災害対応の活動をしている人がいるかも
しれません。

「見えない」
ところで取り組んでいる人がいる
ということを忘れないようにしたいと思っています。

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健康で元気に暮らしていけますように ~谷保天満宮のどんど焼き~

2024-01-09 | まつり・イベント

能登地震で被災された方々には、辛く苦しい日々を
過ごしておられると思います。心からお見舞い
申し上げます。
また、報道によると被災地では、被災された方々の
救援活動や被害箇所の復旧活動が、懸命に
行われて
います。
各メディアは、自衛隊、各自治体の消防・警察など、
さらには企業やNPO団体などにより様々な活動が
行われていること伝えています。
厳しい気象状況の中で行われている関係の方々の活動
には、本当に頭が下がる思いです。感謝の気持ちで
一杯です。

松が明けました。どんど焼きが行われる国立市
(くにたちし)の谷保天満宮(やぼてんまんぐう)
行ってみました。



学問の神様・道真公をお祀りした天神様です。
由緒ある神社です。


     


境内の一角には、既にしめ縄などの正月飾りが
積み上げられています。
中心の竹の上にはダルマが置かれています。







宮司の祝詞でどんど焼きの神事がはじまりました。
祝詞などが終わると、いよいよ点火です。





どんど焼きの始まりです。






  
すぐに煙があがり、炎が広がっていきます。
やがてしめ縄や正月飾りなど、すべてが炎に
つつまれていきました。


   

   



    

     

     
多くの人が見守り、手を合わせ、祈ります。
「無病息災・家内安全!」 
どうか誰もが健康で元気に暮らしていけます
ように。
能登の被災者の方々が、一日も早く普段の
暮らしに戻ることが
できますように。


炎が収まった後の火で餅を焼いて食べる
ところも多いようです。
紅白の餅を手にした人が随分いましたが、
さてどうされたかー






万一に備えて消防団の方が待機していました。
ご苦労様です。







天満宮には隣接する梅園があります。
梅園の
梅はほとんどが蕾でしたが、
ごく一部が開花していました。
本格的に梅を楽しむことができるのは、
中旬以降でしょうか。







谷保天満宮の帰りに、富士山をカメラに
収めました。
上の一枚目は府中本町駅の駅舎の窓越しに
撮ったもので、二枚目・三枚目は南多摩駅
の近くの是政橋のたもとから撮ったものです。

雪を被った富士の写真は久しぶりです。
どうか穏やかな日々を送ることができます
ように願わずにはいられませんでした。

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豪華絢爛の一語に尽きます ~川越まつり・宵山~

2023-10-21 | まつり・イベント

今月14日(土)・15日(日)に行われた川越祭りです。
   
今回は、初日の14日の「宵山」(よいやま)に
行ってみました。
宵山では、夕方暗くなるころに、それぞれの山車の
提灯に灯がともります。山車が提灯の灯に浮かび
上がり、まつりの雰囲気をさらに高めます。

山車では、笛・太鼓・鉦の居囃子(いばやし)が
始まり、獅子・狐・おかめなどの踊りが披露され
ます。祭りに訪れたたくさんの人が山車を取り囲み、
じっくりと、この宵山を楽しみます。





川越の駅を出ると、大変な人出です。
道路際で山車の巡行を待つ人、
屋台店の食べ物・飲み物を楽しむ人。
もう人・人で溢れています。




通りを、神輿が威勢よく練り歩いています。
ますます祭りが盛り上がってきます。







宵山に訪れた人が、通りをいきます。
灯りのともった山車を目指す人、
山車を見終えて戻ってくる人。
とにかく、人波でぎっしりです。


さて最初に出会ったのが、徳川家光の山車です。
 

 
家光の人形が、きりっとしたお顔を見せています。
将軍の威光を感じさせます。

  





山車の周りを飾る提灯です。
提灯はこんなふうに、山車を飾っています。



 
山車の正面の両脇の木彫りです。
これだけでも豪華です。






山車の手すりの周りの木彫りです。
豪華な木彫りには驚くばかりです。





山車両側の車輪です。
かなりの重量を支えていることになります。
左右に曲がるときは、この車輪の下に
先が平たくなった鉄の棒を差し込んで
操作しています。


 


こちらは河越太郎重頼の山車です。
鎧武者姿をしています。




山車の周囲を飾る「幕」です。
これは刺繡が施されているのかもしれません。
これだけでも、文化的価値が高いものなん
だろうと思います。
まさに豪華絢爛ですね。

   

  

  
これは菅原道真の山車です。


  

 

両脇に白狐が飾られていて、後ろを
振り向いています。
何か謂れがあるのだろうと思います。

それぞれにすばらしい装飾が施された山車
の数々ですが、とても一度では紹介で
きません。また、来年のまつりで、他の
山車を紹介したいと思います。

とにかく豪華絢爛の一語につきる山車です。

世界が平和でありますように!

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女性が躍動する祭りでした ~所沢市・所沢まつり~

2023-10-09 | まつり・イベント

地域のまつりとしてはかなりの人出が
ある「所沢まつり」。
数年前に行ったことがあります。
昨日(8日)行われました。
    


所沢駅(西武線)のプロムナードデッキから
駅前広場を見ると、キッチンカーがずらっと
並び、それを楽しむたくさんの人です。



山車の巡行ルートになる大通りはさらに
多い人出であふれています。
今年は久しぶりに山車の巡行も行われる
そうで、かなりの盛り上りようです。











まつりは、いろいろな催しが行われて
います。女性のチームによる和太鼓です。
力強さと艶やかさで、人垣ができています。
演舞もなかなかのものです。



お囃子に合わせて、お面をつけた
子どもが踊ります。





狐に獅子も舞っています。





手鈴をもった女性の舞い手が、
よさこい踊りのような振り付けで
自由に踊っていましす。
若い人たちが主役になっているようです。
女性の生き生きとしたパフォーマンス。
ひょっとしてこの祭りは女性が支えて
いるんじゃないのか、そう思えるほど
の躍動感です。

  




   
こちらでも、特設のステージで
獅子舞が行われています。
小さい子が楽しそうに獅子舞に
見入っています。
ほほえましいです。



通りには、神輿がくり出しています。
女性だけの神輿も威勢よく練り歩きます。



その神輿の後ろは子ども神輿のようです。
かわいい神輿です。



男性の担ぎ手が多い神輿は、
法被をきていない人も入っています。
もしかして、地域の人は自由に
担ぎ手に加われるのかもしれません。


     








山車は10台あるそうですが、居囃子の
後、しばらくして曳き手に曳かれて巡行を
始めました。



曳き手は、地域の大人たちや
子どもたちなどです。
自由な服装です。
地域の人たちが支え、地域の人たち
が主役のまつりなんですね。
そんな感じを強く受けました。

懐かしく、それでいて地域のエネルギー
を感じるまつりでした。

コメント (2)
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誰もが惹きつけられます ~南越谷阿波踊り~

2023-09-04 | まつり・イベント

今年随分たくさんの夏まつりが復活して
いますが、その中でも楽しみにしていた
のが阿波踊りです。

先月下旬、南越谷と高円寺の阿波踊りが、
同じ日程で重なってしまいました。

どちらも規模が大きい阿波踊りです。
今年は南越谷のほうに行ってみる
ことにしました。
    
南越谷の阿波踊りは、前回は2019年。
例年同様に行われたのは、実に4年ぶりの
ことです。
最寄り駅のJR「南越谷駅」の改札をでると、
すごい熱気でした。
見物に訪れている人たちも、心が躍って
いるのでしょう、誰もが楽しそうでした。









流し踊りは、市内の四つの通りで行われて
います。
演舞がスタートする地点では、どの連の
踊り手も気持ちが高ぶっているようです、
弾む心を抑えきれないようです。
鳴り物を合図に踊り手が進んでいきます。











阿波踊りというのは、まるで鳴り物に
酔うかのように、自然と手・足が動き、
いつしか見ている方も引き込まれる、
そんな気がするんです。



子どもたちの踊りも、可愛らしく、
楽しいです。



偶然でしたが、兄妹なんでしょうか、
本当に微笑ましいです。











上の写真は、うまくピントが合わなかった
写真ですが、返って阿波踊りの
エネルギッシュさや、艶やかさが出ている
ような気がして、アップしてみました。

誰もが惹きつけられる踊りなんですね。

世界が平和でありますように!

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太鼓の競演です そして神輿です ~深川八幡まつり(富岡八幡宮例大祭)~

2023-08-14 | まつり・イベント

「深川八幡まつり」、富岡八幡宮の例大祭です。
神田祭(神田神社)、山王祭(日枝神社)と
合わせて、江戸三大まつりの一つに数えられて
います。

この深川まつりでは、各町の神輿(53基)の
渡御の際に、沿道から担ぎ手に水がかけられる
「水かけまつり」としても、有名な祭りです。
          
今年は6年ぶりの開催。8月11日から15日まで
の5日間、いろいろな行事が行われます。
(上の写真は富岡八幡宮のHPからお借りしました。)








これまでこのまつりを見に行ったことがありません。
そこで、まつりの初日(11日)に行ってみました。
初日には「太鼓の宴」として、太鼓の演奏が
行われることになっています。

八幡宮の大鳥居から本殿に向かう参道には、
深川囃子の音が響いていました。
屋台店もでています。たくさんの人です。
気持ちがたかぶってきました。
太鼓の演奏は、本殿脇の特設ステージです。
(上の写真の右手になります。)





和太鼓の演奏団体(チームというんでしょうか、
会というんでしょうか?)は、12です。
ステージ前の席に入ると、「呼魂太鼓」(こだまだいこ?)
がちょうど演奏を終わるところでした。
大きなしゃもじを持った人が何か解説しています。
面白そうです。わくわくしてきました。

次が「ことぶき太鼓」です。



















上の写真の「ことぶき太鼓」の演奏は、
少人数ながら、実にきびきびしています。
音の響き、ばちさばき。きめのポーズ。
決まっています。もう最高です。


次が「ドンドコ」です。
















「ドンドコ」太鼓の演奏は、男性主体の
演奏の中に、二人の女性が入っています。
男性をリードするかのような演奏です。
とにかく、
力強いです。エネルギッシュです。
どのメンバーも笑顔です。爽やかです。
太鼓の音が、ズンズンと胸に響きます。


次が「上石神井 琉球エイサー会」です。














沖縄のエイサーです。お盆を中心に踊られ
るようです。有名な踊りです。

三線の地方(じかた)の唄が始まると、
旗、チョンダラー(扮装した演者)、
大小の太鼓を持った踊り手、女性の手踊り
の列が入ってきました。
この練り歩きを「道ジュネ―」というよう
です。「イーヤーサーサー」。
沿道の人の中に一緒に踊る人もいました。

まだまだ演奏団体が続いていきます。
今回は境内の店などを見てから、
途中で帰ることにしました。





境内の参道脇に、豪華絢爛な神輿が置かれて
いました。2基ありました。
金や宝石をちりばめた「本社一の宮神輿」と、
少し小ぶりな「本社二の宮神輿」だそうです。
いつ渡御に使われるのか、よくわかりません
が、これも日程の中で渡御されるのでしょう。





深川まつりのメインの行事は、何と言っても、
13日の「各町神輿連合渡御」です。
上の写真のような各町の神輿が勢ぞろいして、
地域を担いで巡るわけです。













しかし、たまたまでしょうか、帰ろうと
歩いていると、1基の神輿がやってきました。
提灯、役員、手古舞が先導しています。

これが53基勢ぞろいして、本番の13日は
わっしょいわっしょい。盛大な水かけ。
おそらく大変な盛り上がり
だったはずです。
今回は本番にいけませんでしたので、
来年はぜひカメラにおさめたいと
思っています。

まつり、実にいいですね。
この祭りの概略は(一社)江東区観光協会の
HP「江東おでかけ情報局」をご覧ください。

世界が平和でありますように!

コメント (2)
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夏です。七夕まつりです(続き)。~阿佐ヶ谷七夕まつり~

2023-08-10 | まつり・イベント

心が浮き立ち、心を魅了させてくれるもの、
それがまつりですね。
普段の生活を離れて、ひと時の興奮、
うれしさ、楽しさの世界に浸る。

思い出になります。思い出づくりです。
それは自分の思い出だけでなく、
家族や仲間や友人の思い出でもあるんですね。

まつりに出会うとき、私はいつも故郷を
思います。父や母を思います。
そして子どもたちのことを思います。
子どもたちに、もっとまつりの思い出を
つくってやればよかった。

今頃そんなことを言っても遅いです。
くどくど言わずに、復活したまつりを
大いに楽しまなくては。(笑)

阿佐ヶ谷の七夕は、手作りの「はりぼて」
が特色です。
4年ぶりの七夕に、どんなものが飾られて
いるか、見上げながら歩きました。



阿佐ヶ谷姉妹、これはもちろんわかります。
今回、まつりのMCの役割ですね。



なつかしいです。五月人形の金太郎さんです。
熊さんをもちあげてます。



これはワンピースのルフィーでしょう。
「俺は海賊王になる」ですね。



ジブリのアニメ「天空の城 ラピュタ」のシーンかも。
このへんまではよかったんですが、あとはギブアップです。









上のお人形さんたちは、可愛らしいです。
童話などにでてくるんでしょうか。



上のはりぼてたちは、アニメに
出てくるのかもしれませんね。



この歌う人形は、確かテレビによく出てくるように
思ったんですが、はて何でしたっけ。
もっとたくさんあったんですが、疲れました。
このへんで、休むところを探しました。



上の写真の豪華なアイスがのったデニッシュは、
もちろん私は食べませんでした。(笑)

夏の祭りの思い出のひと時でした。

世界が平和でありますように!

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