11月も残り1週間です。
私の住まいのあたりでは樹々の色づきが進んでいます。
もうすぐ冬の声が聞こえてくる時期ですから、
秋が急いでお化粧している、そんな感じですね。
11月に入っても小春日和どころか夏日になった
日もありました。
今年の秋が短く感じられるのも、そのせいかも
しれません。
ところでその「秋」ですが、ではいつから
いつまでをいうのでしょうか。
もちろん言うまでもなく「決まり」はありません。
そこで、国立天文台のHPを見てみると、
よく使われる季節の分類として次のような表が
でていました。
今年東京の9月は、真夏日(最高気温が
30℃を超える日)が随分ありましたから、
私の実感としては、9月は夏でした。
結局季節は、まさに人それぞれの
受け止め方なんですね。
うんちくはともかく、最近のちょっとした
「秋」を探してみました。
(上の写真は、地域の絵手紙の会の方から
いただきました。)
リハビリ施設に、まるでカボチャのように
見えるミカンが置かれていました。
利用者の方が持ってきてくれたんだそうです。
名前は「鬼柚子(おにゆず)」。
直径は20cm・高さは15cmくらいありそうです。
とにかく大きい!
こんな柚子があったのか!
分類上は柚子の仲間ではなく、文旦(ザボン)
の仲間だそうです。
こんなふうに樹に実がつくのだそうです。
たまたま地域で鬼柚子を見かけた方から、
お撮りになった写真をいただきました。
こんなにたくさんの実なら、ひょっとして
枝がしなっていたんじゃないかと思いました。
皇帝ダリア(木立ダリア)です。
短日性の植物ですので、今頃から咲き出すん
ですね。青空を背景に凛として咲いていました。
小さな公園に、クロガネモチの赤い実が
随分ついていました。大きな木の割には、
赤い実は控えめです。
前回も紹介しましたが、ムラサキシキブです。
今回は、通りの歩道の縁石の隙間から小枝を
伸ばしていました。
逞しさに敬意を表して、また載せてみました。
これって、センダングサではないですか。
確かひっつき虫といわれる野草じゃないか
と思うんですがー。
見回すと、秋をしっかり生きている樹や草が
随分あるんですね。感傷にひたっている
場合ではないですね。
大阪も、きょうから風が強くなり、寒くなりました。
コウテイダリアは紅葉の季節とほぼ同じですね。
日中は暖かくとも、日が陰ってくると、
さすがに冷え込んでくるのを感じますね。
もうすぐ12月です。クリスマスツリー
の飾りをあちらこちらで目にするように
なるはずです。本当に1年が早いです。