都内の阿波おどりといえば、8月に行われる
高円寺の阿波おどりが最も有名ですが、
そのほかの地域でも行われています。
その中の一つで、7月に行われているのが、
武蔵小金井の阿波おどりです。
あの独特のお囃子の音が聞えてくると、
自然と体が浮き立ってくるのが阿波おどり。
暑さの中ですが、夕方から夜にかけて行われ
ますので、熱中症に気をつけながら行って
きました。7月28日(日)です。
駅北口の小金井街道の会場は、開始時刻の夕方5時
が迫るにつれ、次第に沿道の観客が増えてきました。
スタート地点近くに行くと、既に各連が準備を
整えて、開始を待っていました。
各連とも、和気あいあいにメンバーの記念写真を
撮ったり、踊り方を確かめたり、囃子を打ち鳴らして
みたり。
隣の連の囃子にもかかわらず、音が聞こえてくると
手足で拍子をとっている踊り手の人もいました。
おそらく心がはやるのでしょう、阿波おどりなら
ではの光景でしょうね。
さあ開始時刻になりました。アナウンスで
スタートの連が紹介されます。囃子が鳴りだします。
あっという間に、会場が熱気に包まれます。
「ヤットサー! ア・ヤットヤット!」
「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら
踊らにゃそんそん!」
次々と各連がスタートしていきます。
相当に練習を重ねてきているのでしょう。
どの連も見事なおどりです。
何より素晴らしいのは、踊り手の誰もが、
踊りを楽しんでいることです。
連の構成は、その連によって様々です。
踊り手も、若者・熟年・子どもたちと、
これも様々です。
今回は、どちらかというと、人数が
あまり多くない連が多い感じでした。
素晴らしい踊りですね。
熱い踊りに引き込まれていきます。
子どもたちの踊りも、うまいです。
小さい子の踊りは、ほのぼのとしてきます。
随分と頑張って練習したんでしょうね。
中には大人顔負けに太鼓を担当する小学生?
の姿もありました。
平和だからこそのまつりです。
まつりを次の世代に伝えていってほしい。
平和への願いを込めて、いっときを楽しみました。
7月後半に入って猛暑日が続きます。暑い中ですが、
夏まつりがあちこちで開催されるようになってきました。
数日前、福生市(ふっさし)で駅前の大通りを中心に
七夕まつりが行われていました。
福生市は東京の郊外の都市。福生駅は立川駅から
JR青梅線で15分強です。
いつも家人から、途中で倒れないよう注意してと
言われてます。水筒持参で、日中の気温の高い時間帯を
避け、日曜日の夕方に行ってきました。
それほどの人出ではないだろうと思っていました。
ところが、駅の改札を出て駅前広場に向かうと、
かなりの人です。すぐに、祭りの熱気が伝わって
きました。心が躍るものを感じます。
駅前の立派な吹き流しです。歓迎の飾りと
いった雰囲気です。アーチなどに取り付けられた
吹き流しは、風にそよいで、ようこそ
いらっしゃいましたとアナウンスしているようです。
駅前を過ぎると、大通りに覆いかぶさるように、
たくさんの笹飾りが飾られています。
手作り感にあふれた笹飾りです。
笹飾りは、高い位置から飾られている
というより、間近に楽しむことができるような
感じです。親しみや気安さを感じます。
通り両側には、屋台店など飲み物や食べ物を
売る店がたくさん並んでます。
家族連れや若い人たちなどが、七夕かざりの中を
ゆっくりと歩いています。
まつりをゆっくりと楽しんでいるようです。
大通りから脇に入る通りの笹飾りです。
この通りにも屋台店などが立ち並び、
大賑わいです。
地域でつくり、地域で盛り上げる。
まさに地域に根差したまつりという感じが
します。こうした飾りを見て歩きながら、
いつしか、子どもの頃の懐かしい雰囲気を
思い出していました。
飾りつけをみていると、小学校や幼稚園、
保育園などの子どもたちが書いた絵を
貼り付けたり、みんなでつくった作品が
たくさんあることに気づきました。
嬉しくなります、楽しくなります。
地域の人たちのまつりに寄せる思いを
感じた一日でした。
沖縄の那覇市が、13日から15日にかけて3日連続で
35℃以上の猛暑日になったことが、ニュースに
なりました。
加えて昨日(19日)は36℃となり、那覇市の観測史上、
最高を記録したとのこと。
そもそも沖縄が猛暑日になることはあまりないそうで、
これまで連続猛暑日を記録したのは、なんと1916年
のことだったんだそうです。えー。
そうだったのか、沖縄よりも、東京の方がずっと
暑かったんだ。しかも、蒸し暑いし。
どうりで熱中症も多いんだ!
とにかく、こう暑くてはたまりません。
毎日のように熱中症のニュースです。
そんな中で、花の写真を撮っている最中に、
私が倒れたりしようものなら、猛暑というのに
無謀にも出歩くからだと、家人から厳しく叱られる
ことになります。
そんなわけで、日中の気温の高い時間帯を避け、
暑さが少し和らいでくる夕方に歩いてます。
ただ困ったことに、なぜか私は蚊に好かれるんです。
カメラを構えているとその手や肘にチクリ。
叩き落とそうとしてもあっという間に逃げる。
こちらがとろいのか、蚊の奴が素早いのか。
このっ! 薬忘れてきたじゃないか!
さて、ここ数日間に撮りためた写真です。
ブログのhisuinetさんが「カクレミノが蕾をつけて
います。花はこれからですから、まだ見られますよ」
と教えてくださいました。
早速行ってみると、ありました、ありました。
カクレミノは両性花(大きい蕾の方)が先に咲く
そうで、遅れて雄花が咲くらしいです。
小さい花らしいです。
その脇には、縁起が良いとして知られている
ユズリハが実をつけていました。
何かいいことがあるかも。あるわけないか(笑)。
今地域でよく目にするのは、サルスベリ(百日紅)。
赤い花と白い花。やはり縁起がいいかも。
内心こだわってます。
少し前まで小さな花をびっしりつけていたムラサキシキブ。
今度は緑の実がついていました。しばらくすれば
素敵な紫色になるはずです。
今が盛りのオニユリです。上の2枚目のピンクのユリは、優雅です。
上の二つともクリナムという花でしょうか。
高さは、1mはありました。太い茎です。
その塔頂部分に、ユリの花にも似たような
細長い花をつけていました。
トケイソウの花は次々と咲くらしく、まだ咲いています。
花期が長いです。見れば見るほど面白い花です。
この花はググるとヒマワリモドキと表示され
ました。合っているかどうか。
夕方4時ごろになると咲くオシロイバナの花
(フォーオクロック)。一日花。
この花好きですね。ここではいろいろに
色が混じりあってるんです。不思議です。
白と黄色が混じった花もあるらしいんですが、
いまだかって見たことがありません。
是非みたいんですが、どなたか写真を撮った
方はおられないでしょうか。
ゼフィランサスです。白い方がタマスダレで、
ピンクのほうがサフランモドキですね。
ショウジョウソウ(猩々草)です。
ポインセチアの仲間です。
まるで大きな花のように見えますが、
朱色の部分は、葉っぱです。
実際の花は、茎の真ん中あたりに咲きます。
小さいです。
ハナトラノオも咲き出しました。
上へ上へと咲きあがっていくことになります。
ヤナギハナガサの花です。ひっそりと咲いていました。
なんとなく弱そうな感じですが、どうしてどうして、
外来種で、繁殖力が旺盛な花なんだそうです。
虫が嫌いな方には申し訳ありません。
ハナミズキの幹に、縦一列になって、
陽射しを避けているようにみえました。
面白かったので、つい撮ってしまいました。
キマダラカメムシの幼虫みたいです。
2令か3令(脱皮の回数)でしょうか。
もう少しすると、ヒマワリがあちらこちらで
みられますね。いよいよ猛暑の夏本番です。
皆様くれぐれもお体大事にお過ごしください。
7月13~15日の3日間、練馬区の光が丘公園で
「よさこい祭り」が行われました。開催は5年ぶり
だそうです。初日の13日に見に行ってきました。
「よさこい踊り」には、鳴子を持つこと、
盛り込む曲(フレーズ)の2点にルールがありますが、
それ以外、演舞曲と曲調、踊り方、衣装など、全くの自由。
今や若い人たちを中心に人気の演舞です。
とにかく元気で、エネルギッシュ。笑顔に
あふれています。
会場には多くの人出です。屋台店がたくさん出ています。
どんな祭りに出かけても思うんですが、屋台店がなければ
祭りは盛り上がりませんね。
食べて、飲んで、買って。嬉しさ、楽しさ倍増です。
さて、よさこい踊りです。もちろん今やどなたでも
よくご存知だと思いますが、次の写真を見ていただければ、
即座に踊りの雰囲気を感じ取っていただけると思います。
このチームは10人ほどの若者で構成されています。
ステージ狭しと躍動しています。はじけています。
若さが爆発しています。
体が浮き立つものを感じながら、この後どんなチームの
踊りが見られるか、わくわくするものを感じながら、
パレード踊りが繰り広げられる会場に向かいました。
パレード踊りのスタート地点には、各チームが演舞の
順番を待っています。チームの紹介の後、演舞が始まります。
日程表を見ると、初日は出場チームが少ないようですが、
それでも19チームが予定されていました。
全部のチームはとても載せきれません。
いくつかのチームの素敵なポーズをご覧ください。
このチームは、和気あいあいとした演舞で、
笑顔がさわやかに感じたチームでした。
こちらは、笑顔の素敵さはもちろん、
小旗の演舞と最後の決めポーズが印象的でした。
このチームは有名チームなんでしょうか。
演舞の構成が見事です。
色とりどりの和傘と鮮やかな衣装。
洗練された踊りとダイナミックな踊り。
かなりの踊り手を揃えた凄いチームです。
一転して、日本舞踊の粋を感じさせてくれたのが
このチームです。艶やかでいて、清楚な風情を
感じました。
こちらは、まさに躍動感あふれる群舞を繰り広げて
くれたチームです。躍動感あふれる中で、
踊るうれしさ・楽しさを爆発させているチームでした。
伝統の踊りをベースにしながら、
どんどん進化していく踊り。
中心となる若い人たちの中に交じって、
負けじと熟年の男性や女性も踊っている姿に、
祭りって本当にいいなと思った一日でした。
このところ、夕方近くなると、ポツリ、ポツリと
小雨が落ちてきますが、ザーッと降ることが
ありません。そのせいか、かえって蒸し暑く
感じます。でも蒸し暑くとも夕方のほうが幾分か
暑さは和らぎます。
2日ほど前。夕方5時頃、外歩きに出てみました。
まだ明るさが残っています。今回はリハビリに
専念するつもりで、いつもは歩かない、およそ
花など期待できない道を歩いて行きました。
すると、道の片側のフェンスに、やや大きな葉っぱを
つけたツルが絡みついています。
なにやら白いものが見えます。ユウガオ?
一旦、通り過ぎたものの、ちょっと気になってバック。
よくみると白いツボミがいくつかあり、レースが
丸まって膨らみかけたようなものがありました。
ここ数年、見ることがなかったカラスウリの花です。
これまで、ぶらぶら歩きには出会いの面白さがある、
なんてわかったようなことを書いてきましたが、
夕方遅くの散歩、いつもと違う道、花壇でなくてフェンス、
まったくの偶然の「出会い」です。
こんなことってあるんですね。
ところで、カラスウリの花ですが、夕方から夜にかけて
咲くことは知ってましたが、どれくらいの時間で咲くのか、
全くわかりません。そこでツボミを見つけてから、
1時間おきに、二度ほど写真を撮りに行きました。
2時間ほどの間に、次第に暗くなっていく小道を行ったり
来たりです。
傍から見れば、あの人何をやってるんだろと、首を
傾げられたにちがいありません。
最初がツボミ、それが膨らんで、そしてレースを開いて、
星形の花になっていきます。順をおってアップします。
まずツボミ。
ツボミは、7・8センチくらいの長さがあったような
気がします。ここからレース状に花が開いていくとは
とても想像できません。
先端の膨らみ。
先端が膨らんで、絡んだ糸が丸まっているように見えます。
開き出したレース。
よくまあ、絡まったり、もつれたりすることなく
広がっていくもんですね。
星型レースの花。
暗がりの中にひっそとりとレースを広げています。
花の大きさは、10数cmといったところです。
神秘的ですが、控えめに静かに咲いています。
まるで、人目を避けて咲いているようです。
気づく人も少ないのかもしれません。
横から見て見ると、上のような具合です。
味もそっけもなくなりました。失礼しました。
猛暑日が続くことがなければ、今年もカラスウリの花を
見ることはなかったかもしれません。
自然の中の「出会い」、不可思議なものです。
夏の花火には、故郷福島の思い出があります。
小学生の頃、夏休みは、両親に連れられて
二人の弟と一緒に、花火大会を見に行きました。
花火の打ち上げは、市内を流れる大きな川
(阿武隈川)で行われます。
花火が一番よく見える川沿いの土手は、
早い時間から見物客で一杯になります。
とても家族全員が座れる場所はとれません。
そこで、川からは遠ざかってしまいますが、
逆方向の小高い山に上り、花火を見下ろせる
場所から見物していました。
生活が苦しい頃でしたので、母がつくった
おにぎりとわずかのお菓子をもっての見物でした。
でも、手にしたプログラム表を見ながら、
次は打ち上げ何連発、次は仕掛け花火(煙しか見え
ませんでしたがー)と、口にしながら見る花火は、
それは楽しいものでした。
実際には、さほど大きくは見えなかったはずの花火。
しかし、今も脳裏によみがえるのは、
夜空一杯に頭上に開く、大きな大きな花火です。
都内の花火大会をネットチェックしてみました。
ネットには、7月3日に府中市の東京競馬場で
「TOKYOシティポップ花火2024」が行われる
ことが出ていました。
これまで見に行ったことはありません。
入場チケットは既に完売。府中市に住んでいる
知人に、場外から観覧できるスポットを聞いた
ところ、多摩川の是政橋なら見られるとのこと。
是政橋といえば富士山の撮影スポットですし、
川沿いの桜は都内の名所として知られたところです。
河川敷には、早くから場所取りをしていたと
思われる人たちが花火の開始を待っています。
あたりが薄暗くなってくるにつれ、
川の下手方向に続く土手は、カメラの三脚の
列と、見物客であふれていました。
花火は、是政橋のちょうど真上のあたりに、
上の写真のように打ちあがりました。
約1万5先発という花火が、次々と打ちあがり、
いろいろに輪が広がっていきます。
ところが悲しいかな、あらかじめ撮影の仕方を
調べることなく適当なモードで撮っていたせいで、
ほとんどうまく撮れません。
何とか見られる写真だけをアップしてみました。
雰囲気だけでも感じ取っていただければ、
うれしいです。
小学生の時の花火の思い出から数えて、
もう60年以上の年月が流れています。
父と母、すぐ下の弟は、既に他界し、
今は、遠く離れたところに住むもう一人
の弟と私だけになりました。
振り返ればあっという間の人生です。
あの時の大輪の花火は、すぐに蘇ってきます。
思い出が生きる支えになっています。
数日前、久しぶりに知人3人でお昼を一緒にし、
お茶を飲みながら、あれこれ昔ばなしをしました。
場所は、立川駅にほど近い「グリーン・スプリングス」。
レストラン・カフェ・イベントホール・ホテルなど
から成る複合施設で、2階部分の緑豊かなガーデン広場が
とても素敵なところです。
ちょっと体調が心配だった一人も、
元気一杯でした。
ほっとして、笑い合って、おまけに緑の植栽が
さわやかな気分にしてくれたおかげで、
苦労させられた元上司の話とか、
世渡り上手な奴の話など、ここぞとばかりに
ストレス発散の時間となりました(笑)。
その時に、元気を取り戻した彼が、
”近くのデパートで偶然見つけました。
どうぞ” と手渡してくれた京都の「水無月」です。
※水無月とは(農林水産省のHPから)
京都では6月30日になると、1月から6月までの半年間の
「罪穢れ(つみけがれ)」を祓い清める神事「夏越しの祓
(なごしのはらえ)」が各地の神社で催される。
この神事の際に罪を払い無病息災を願って食べられるのが
「水無月」である。三角のかたちは暑気を払う氷を模して
おり、小豆の赤色は邪気払いの意味がこめられている。
自然の緑、とりわけ花はいいですね。
癒してくれるだけでなく、生きる力も感じます。
さて最近撮った写真です。
これは、ルリタマアザミでいいんでしょうか。
初めて見ました。
偶然、幻想的な感じになりました。
いつもの散歩コースにあったのですが、
車の陰になっていて、見落としていました。
これも車の陰で見落としていた花です。
トケイソウです。
いつかは見たいと思っていましたが、
身近なところにあったとはー。
面白いです。何とも不思議な形をした花です。
ボタンクサギです。
だいぶ以前に一帯が刈りはらわれていたので、
どうなったかと思っていました。
しっかり咲いていました。
ブーゲンビリアです。
秋口から咲くと思っていましたが、
年に何回も咲くらしいですね。
何とオシロイバナ科だったんですね。
ところで、花は真ん中の白い部分で、
花びらのように見える部分は、
なんと葉なんですね。
私が地域のラウドスピーカーと、勝手に
呼んでいますが、ノウゼンカズラです。
これはムラサキシキブの花ではないか
と思いますが、どうでしょうか。
ムクゲの花が咲き出しました。
これからずっと咲き続けてくれるはずです。
既にアップしていますが、
いろいろな色や色の混じりあいが面白い、
ランタナとオシロイバナです。
最後は、堂々たるシマトネリコの花です。
樹全体が薄黄色に覆われています。
自然はいいですね。花はいいですね。
力が湧いてきました