りりーの探し物

銀河系の中 太陽系の 地球星に 住み続けている・・

リリーの日々・・・遥かなる 宇宙天体を 想う・・・

悲劇のアン・ブーリン・・

2015年08月26日 | 日記
2015年5月イギリス王室

世界が注目するロイヤルファミリーイギリスでシャーロット王女が

誕生して祝福ムードに包まれた・・気になっていたので

共に喜ばせて頂きました・・日本の皇室とも親しい間柄

記憶に新しいニュースですが・・

その歴史には数々の血塗られたエピソード・・が・・

中でも16世紀には・・王女を生んだ為に斬首刑となった

悲劇の王妃がいた・・と・・

その王妃の名は アン・ブーリン・・

官職にあったブーリン家の次女として1507年頃に誕生した

幼い頃から才気煥発な少女・・やがて治世していたヘンリー8世の妹が

フランス王に嫁ぎその侍女としてフランスへ・・

当時 ヨーロッパの弱小国家だった英国と違い

フランスはエレガンスを秘めた華麗な宮廷文化を誇っていた・・

アンはそこでフランス風の感性・マナー・話術を身につけ・・

1522年に帰国したアンはヘンリー8世の王妃キャサリンの侍女として

英国宮廷にデビュー・・フランスで得た知識・スレンダーな容姿のアンは

一躍宮廷で注目の的・・そのアンに”恋の矢を射ぬかれた”のは

他でもないヘンリー8世・・愛人となるよう迫られるが

アンは「私は純潔を夫に捧げます」と拒否した・・

ヘンリーの恋の炎は燃え盛り・・ヘンリーもキャサリン妃と離婚する為

ローマ・カトリック教会と絶縁・・そして6月1日に王妃に・・

しかし9月7日産んだのは女の子{エリザベス)と名ずけられる・・

その後1536年1月アンは男の子を流産・・

ヘンリーは嘆き「私はそなたを王妃にしたなのに息子を殺した」・・

愛は怒りと増悪へと変わり反逆罪と姦通罪の濡れ衣きせられ

1536年5月19日アンは斬首刑に・・

その運命を静かに受け入れたと伝えられている・・

アンが娘に残した言葉「貴方が祈る時 私の事を思い出して」・・と

その胸中は如何ばかりだった事でしょう!・・

処刑から22年後 その娘はエリザベス1世となって君臨

そして強大な大英帝國へと導いて行くのです・・

女王の指にはめられたロケット付きの指輪には母と自分の

の肖像画が忍ばせてあったと今なお語り継がれているそうです・・

・・・国のあり方まで変えたアン・ブーリンに・・

・・・・・・思いよせて・・静かな時は流れる・・・・


・・・・・・・・

・・






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