いにしえから残る金庫が・・

妙と申す事は開という事なり

世間に財を積める蔵に鍵がなければ

開く事難し

開かざれば蔵の内の財を見ず

今朝の朝刊と共に隣りの方から戴いた新聞に

この文面が載っていた

これを見ながら　最近よく開かずの金庫を開ける

名人の方がいらして

テレビで報道される番組を何度となく見ていたので

頂いた新聞のくだりを思いだし

鍵開け名人の方にかかれば

昔からの金庫からさまざまの金庫まで

時には相当　時間をかけても開けられる

観ている側も　その瞬間を

今か今かと手を握り締めて待つ

金庫が開いた瞬間　何も入っていない金庫もあれば

古書などと金庫というと　お金を想像する

昔の小判などと期待するが

そうは問屋が卸さない

だから余計に面白い

金庫が立派過ぎてそこの家主には開けられない

そこで鍵開け名人登場となるわけだ

その先人の金庫作りの　知識の深さ緻密さに感心した

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