田中良平 切り絵・切り紙制作所

Ryohei Tanaka`s Killer Cuts&Killing Shapes

小学校の先生はすごいなという話

2021-06-11 22:53:37 | つぶやき
スゴイったってそりゃ色んな人がいますから、あれですけど。
それでも、まー、大変よね。
大したもんだわ。という話。

だって、基本、国語、算数、理科、社会、教えることが出来るわけでしょ。
それを保育園、幼稚園の延長線上にいる1年生から厨二病予備軍の6年生まで、
各学年の精神年齢にある程度合わせた指導をするわけですよ。
次年度にどの学年になるか、希望は出せるもののその通りになるわけでもないから、
慣れてるからといって、ずーっと高学年受け持つわけでもないし、低学年の担任やり続けるわけでもない。当然、学校間の移動もあるからその度に、その学校の雰囲気、ルール、やり方を覚えなきゃならんでしょ。
思い出せたら思い出してみるとわかるかもしれないが、
小学生の時の自分みたいのを30人前後まとめて面倒みるって、とんでもないことだよな。
んで、その30人がケンカしただの、忘れ物しただの、あれ壊しただの、ゲボ吐いただの言ってくるわけですよ。たびたび。しょっちゅう。毎日。
そのなか、授業を組み立てて、この時間は算数、次は国語、んで体育とかやってさ、
給食っていったって食堂みたいに並んで自分の食うものだけ運んで、ゆっくり食べるとかじゃないからね。給食の配りかた、食べ方、指導するからね。
今は食器が陶器で、運ぶお盆から落ちないように注意したり、手を洗わせたり、座らせたり。
それを言えば聞くという状態でもない人間どもに教え込むんだぜ。
毎年、毎日。
すげえよ。
そりゃ、ヘルプの先生とかいるけどさ、常にいるわけでもないし、
学校は基本チームではあるけどさ、ほんと大変。
加えて、親の対応。モンスターなペアレンツじゃなくても、それなりに毎日いろいろあるからさ。プラス、授業だからね。
授業だけやってるわけじゃないからね。
それを、分かるように、分かってもらえるように教えるんだぜ。
これは、えらいことよね。すんげーよ。
オイラは学習支援員、介助員の立場でもう20年近くS区の公立の小、中学校で働いてるんですな。毎回が授業参観ですよ。しかも、いろいろな学校のいろいろな先生の、学校公開の授業参観日じゃない、通常の日の様子を延々見てきているんだよな。考えようによっては相当特殊な仕事だよな。担任以外の大人がずっとクラスにいるという。ま、基本黒子なんですけどね。
だから、子供が課題や生活のあれこれが出来るようになれば、そら嬉しいよな。
成長を見るというのはやっぱ、いいものだよ。
そして、先生すごい。
すごく大変。
20年見てると、先生の大変さ、そして、うまい先生のうまさがわかってくる。
その逆もあるが、いやー、うまい先生はほんと、すごい。
とりあえず、今日はここまで。







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