世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

地震が来る度に

2005年08月18日 22時43分56秒 | Weblog
あんな卑怯な逃げ方しておいて、
今頃になって、
突然、
「地震大丈夫?」ってどういうことよ。
舐めてんの?

…馬鹿にしないでよ。

私は地震がきても
津波がきても
隕石が落ちてきても
ハレー彗星がきても
ブースカが地球に乗り込んできても
モスラが東京タワーに繭を作っても

一人で生きていくんだから。


これから地震がある度にメールくれるの?
無理でしょ?
嫌でしょ?
面倒でしょ?
あなたも私も地震大国で生活しているんだよ。

地震が来る度に、あなたからのメールを待っちゃうじゃん…。


中途半端に優しくしないでよ。





辛いから。

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また来よう。

2005年08月18日 22時34分05秒 | Weblog
いやだ。帰りたくない。
でも…帰らなきゃ、ね。

帰りの新幹線では「JR西日本」のCMみたいな風景が車窓に広がっていた。
進行方向向かって左側。
中国山脈に日が落ちかけて、「♪花咲く旅路」なんかが脳内に流れる。
遠くで花火が上がっている。


また来よう。

自分自身、大きくなって。
また来よう。
そうだよ。
また来ればいいんだよ。
ね?吉熊!
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8月15日③

2005年08月18日 22時25分15秒 | Weblog
雨も止み、もう一度「ふたり」のロケ地をオサライ。
事故現場と電信柱を訪れたら、…いました!!同志の皆さんが!!
尾道には3回来たが、こうして同志に逢えたのは初めてだった。
興奮!!
写真を撮って貰ったり、「ふたり」について熱く会話した。

電車の時間も近づき、最後にどうしても行っておきたかった場所。
三軒家町にある3階建ての木造家屋だ。
電信柱のある小道同様、狭いところに建っているのが、非常に趣がある。
「ふたり」では、父親役の岸部一徳と愛人役の増田恵子がこの坂の下でキスしていた。

8月15日②

2005年08月18日 22時14分14秒 | Weblog
ぽつぽつ…ざぁざぁ~ぴかぴか、…ゴロン。

…あぁ、とうとう雷様のお出ましか。
仕方がないので「茶屋」という名の喫茶店で雨宿り。
店内は午前中ということもあり、静かだった。
店員さんと「早く止めば良いですね」などお話した。

8月15日①

2005年08月18日 22時11分01秒 | Weblog
いよいよ最終日。
尾道は曇り。
チェックアウトを済ませ、荷物を駅のコインロッカーに預けて、最後に坂道を飽きるほど散策するつもりでいた。
持光寺で「にぎり仏」に興じる。
粘土を念じながら握り、顔を書いておしまい。後日、ちゃんと焼いて郵送してくれる。私の願いは…リストラされませんように。以上。

第12代横綱 久五郎さんの手形発見。
どこのお寺だったっけ・・・?
大きい。
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8月14日③

2005年08月18日 22時01分52秒 | Weblog
チューハイを買い、堤防で一杯。
だんだん日が落ちていくにつれて「明日の今頃は、この町にバイバイしているんだな」と思うと急に寂しくなった。
また来ればいいんだよ、と母は慰めるのだが、やはりこの町は遠い。
来年、再び来るまでまた嫌なことがたくさんあるに違いない…。嗚呼、嫌だ嫌だ。今が永遠に化けてくれないだろうか…。
ほろ酔いでホテルに。
寛いでいた。

頭に手を乗せると…何やら変な感触が指を伝う。
…虫だ…。
ぎょえ~!
振り払われた虫は床で緑黒く光っている。…でも殺せなかった。
この町に生まれ育った命だもの。
そっと窓を開け、逃がしてやった。
ブーンと一瞬音がして、彼は去っていった。闇に溶けるように…。

それにしても、どこから付いてきたのだろうか。
私の頭上は居心地良かったのかな。

8月14日②

2005年08月18日 21時58分57秒 | Weblog
志賀直哉旧家の隣にある「都わすれ」というティールームでチーズケーキとコーヒーをいただく。

吉熊を取り出して写真を撮ろうとしたが、…手元が狂い、クリームに吉熊の顔を突っ込んでしまった。
まるでドリフのコントである。
ごめんね、吉熊。
…でも、ちょっと笑えた。

斜面に這うように伸びた小道坂道を気の向くまま彷徨う。
誰ともすれちがわない。静かな時。風の音だけが聞こえる。


映画「ふたり」の中で、北尾家が住んでいた家を訪れる。
撮影当初より建物の雰囲気は変わってしまっていたが、紛れもなく北尾家。
実際、どんなヒトが住んでいるのだろう…。


8月14日①

2005年08月18日 21時53分35秒 | Weblog
坂道を登り、文学記念館へ。
林芙美子の書斎の再現や資料が昔ながらの邸宅に収まっていた。
本当に昔の家。
上がるとき「おじゃましま~す」と言いそうになった。
受付のご婦人が「パネルクイズ アタック25」を観ていた。
「今日は日曜日だったんだ」と思う。曜日感覚が麻痺している自分を感じた。

ここは映画「あの、夏の日」のおじいちゃん家だ。
中には高垣眸の小説版「宇宙戦艦ヤマト」が展示されていた。
アニメでしか知らなかったので、自分的にトリビアだった。

その後、志賀直哉の旧家へ。
書斎および縁側からは尾道を一望でき、感激。
こんなところでブログを書きたいなぁと思った。

8月13日⑥

2005年08月18日 21時39分43秒 | Weblog
尾道ラーメン(喰海)

朱華園のラーメンが有名だが、
いつも行列ができているので諦めた。
(この日の行列は30メートル。)

8月13日⑤

2005年08月18日 21時36分30秒 | Weblog
「ふたり」のロケ地、電信柱を訪れる。
土堂小学校の西側の細い道を進んだ辺りにひっそりと佇む電信柱。

何の変哲もない電信柱だが、「ふたり」ファンは必ず萌える場所である。

電信柱と塀の間を登り越える実加こと石田ひかりを思い出す。

木造家屋と潮風の香りが鼻をかすめる小さな路地にひっそり佇む電信柱。

8月13日④

2005年08月18日 21時33分12秒 | Weblog
千光寺までロープウェイで登る。

足元に広がる町並み、その向こうにある尾道水道、向島を眺める。

ここの名物は縁結びのお守り。「縁…ねぇ」毎回来る度に売店のおばちゃんに買うように力説されるが、私は照れてしまい手に取ったことすらない。

千光寺で彷徨っていると、変なオヤジが声を掛けてきた。
「夫婦岩」の破廉恥な説明など永遠と話してくれた。
まだお日様が出ているというのに…。
しかし、外面のいい私は邪険にできなかった。
「へぇ」「そうなんですか」を繰り返して疲れた。

オヤジ「これからどこか案内しましょうか?」
私「いえ、結構です。有難う御座います。」
オヤジ「案内させてください。ここから車に乗って…云々。キレイな眺めなんですよ。行きましょう!!ね?」
私「いいえ、結構です。」

そんな会話を繰り返し、いいかげん早く次の場所に行きたかったので
吉熊を取り出し、
「僕、吉熊」
と言ってみた。

オヤジはソソクサと撤収。

偉いぞ、吉熊。

8月13日③

2005年08月18日 21時18分50秒 | Weblog
尾道の坂道の魅力的なところは、坂の誘惑がそこはかとなく息づいているところだ。
地図を見て「西国寺はこっちだな」と地図通りに歩いていると、すぐ目の前に急な下り階段があったりする。

「この先に何があるんだろう」とワクワクしながら、つい地図には無い小道に誘われてしまう。言わば「堕ちていく快感」に似た快楽を味わうことができるんである。

山の斜面に張り付くように家々が建ち、その間を縫うように坂道が入り組んでいる。
迷子になり心細くなったら、家々の間から海を見る。

すると大抵自分の位置が分かる。
自他共に認める方向音痴な私ではあるが、尾道で迷子になって途方に暮れたことはまだない。

8月13日②

2005年08月18日 21時15分09秒 | Weblog
まずはお参り…「ふたり」の中で亡くなった千津子の事故現場に向かう。
花をたむけ、手を合わせる。

あの映画に出会わなければ、今こうして尾道に来ていないはずだ。

私と尾道を出会わせてくれてありがとう。

8月13日①

2005年08月18日 21時12分55秒 | Weblog
尾道の朝。

尾道には向島との間に尾道水道という海がある。
朝日が水辺に反射してキラキラ光っている。
行き交う漁船や小型フェリーの波が尾道水道に模様をつける。
見ていて飽きない。