世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

僕の生きる道

2005年08月28日 23時30分15秒 | Weblog
意気込んでいた割には寝坊し、だらだらした休日だった。
ビデオ屋さんで借りた「僕の生きる道(1話~3話)」を観る。

スマップの草薙君扮する28歳の高校教師・中村先生は癌宣告をされ、余命を1年と言われる。
「今まで真面目に生きてきた自分がなんで…?」
やけっぱちになった中村先生は、貯金(28歳で500万円の貯蓄額!!)を下ろし、
高級クラブで豪遊したり、片想いしていたみどり先生に豪快にキスしたり、
挙げ句自殺未遂までする。

担当医師に「ただ一つ言えることは、今、あなたが生きているということです」と言われ、「今を大切に生きよう」と決意する。

今までの28年を冷静に見つめ、残された1年を後悔しないように生きようと頑張る中村先生を見て、「あと1年しかないから、そんなに頑張れるんでしょうなぁ。偉いね」と他人事のように考える私。

それは余命を意識しない人間の幸せであり、傲りでもあるんだと気付く。

余命1年。
1年あったら何しょうか?

もう一度、ヨーロッパや尾道に行きたい。
ゴスロリファッションを着て街を歩きたい。
文鳥を飼いたい。
買ったままで読んでいない本を片っ端から読み終えたい。
ピアノで色々な曲を弾きたい。
湯葉を食べまくりたい。
小室哲哉に逢いたい。

やっぱり「後悔しないように生きる」を基本とするんだろうな。
とりあえず今現在、余命宣告をされていない私。
明日、急死しない限り、「面倒くせ~」を言い訳にしなければ色々なことができそうだ。
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