世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

恋のマイアヒ

2005年08月30日 22時45分15秒 | Weblog
偶々会社帰りに入ったTSUTAYA。
エスカレーター前の「恋のマイアヒ」コーナーの前を通りがかった。
テレビにはあの曲と共にフラッシュがエンドレスで流れていた。

♪マイアヒー マイアフー マイアホー マイアハッハー
米さ米酒か…のまのまイェイ!!
キープだ牛 あずかりDAY

知らない方はわけわからんかと思うが、「オゾン」というモルドバ共和国出身のグループの歌(DRAGOSTEA DIN TEI~恋のマイアヒ~ )に、日本人が空耳を頼りに詞を着けた曲。

異国語が日本語に聞こえ、その意味の唐突さに笑ってしまう人の心理を上手くマーティングに結びつけたよなぁと感心してしまう。

…先日、めざましテレビで放送されていた時、「この曲、好きになるんだろうなぁ~。レンタルまで待つか」と思っていた。
その程度だと思っていたのだが、アニメフラッシュの猫(某巨大掲示板のモナー?ギコ猫?っぽい)が可愛いすぎるんである。
TSUTAYAの販促物であるテレビに齧りついて観てしまった。


そして、買った。
勿論、DVDとセットになっている方を。

もう駄目。ハマった。
帰宅後、中毒を患ったかのようにエンドレスで聴いている。今も。

吉熊も一緒に…

♪マイアヒー マイアフー マイアホー マイアハッハー
のまのまイェイ!!
のまのまイェイ!!

オゾンのプロモーションも入っていたが、一度しか見ていない。
ごめんね、オゾン。

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『広島・昭和20年8月6日~その一瞬まで夢に生きた三姉妹の物語』

2005年08月30日 01時59分21秒 | Weblog
TBS 21時から放送されていた
『広島・昭和20年8月6日~その一瞬まで夢に生きた三姉妹の物語』を観た。

冒頭で、2週間前に行った広島の風景が出てきた。
そして平和記念公園。
「あっ、あそこ歩いた」と呟きながら観ていた。

「やっぱ、松たか子の着物姿って粋だわね」
「加藤あいの鼻筋ってきれいだよなぁ」
「これってやっぱ遊川氏の脚本って感じがする」
なんて思いながら観ていたものの、
番組終了間近では涙涙だった。

物語は、原爆数日前の広島市に住む3姉妹の
ささやかな幸せや苦悩や秘密を綴ったもの。
すぐに「きっさま~っ!!」と怒り出す軍人の姿や、
町で普通に行われていたらしい外国人差別の様子も描かれていた。

結局、3姉妹は被爆して亡くなる。
その様子は描かれていない代わりに…
エンドロールでは、「涙そうそう」の流れる中、
被爆された方々の写真や映像が…映し出されていた。

爛れた肌、焦げた肌、火傷で眼球が無くなった目、溶けてなくなってしまった耳。

「涙そうそう」が終わるまで、それらの映像を目を背けずに見た。
2週間前、私が行った場所は、紛れも無くあの惨事が起こった広島なのである。
今は整備され、緑が風に揺らいでいるあの都市で、
あんな悲劇があったことが、どうしても…どうしても結びつかない。

カップラーメンを食べるときにヤカンでお湯を沸かし、カップに注ぐ際にドジな私はよく小さい火傷をする。
そして、「あっついんだよ!!」と大騒ぎする。
それが、いやそれ以上の痛さや苦しさが全身を包むなんて…想像できない。
傷やケロイドが残る精神的苦痛も、想像できない。

色々な意見があるが、やはり原爆投下って間違った行為だと私は思う。
「自分が嫌だと思うことは他の人にしてはいけない」って小学生の時に習った。
原爆投下した人は、どうしてそんな基本的なことが分からなかったのだろうか。

原爆投下した人に限らず、領土や何やらを目的として未だに戦争する人、戦争しようって考えている人。超迷惑。
「これをやったらこの人は迷惑なんだろうな」という想像力が欠如した人間が戦争なんて引き起こすのだろう。

世界から戦争がなくなる日って来るのだろうか。
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