世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

祭りの夜に

2006年08月07日 | Weblog
残業を終え、商店街を歩いた。
金曜日から商店街で開催されている祭りが、いよいよ最終日を迎えた。
平日とはいえ、かなりの人混みだった。

今日一日、とんでもなくハードだった。
しかし、その分集中力が働いた気がする。
こういう日は、時間的に余裕がある時よりミスが少ない。
この法則を、入社してからずっと不思議に思っていた。

・疲れていても、人で溢れかえる商店街を歩き、空いている裏通りを決して選べない、物好きな私。
・忙しい方が頑張れる私。

このように、理屈では説明できないことってある。

当然、「祭りがあっても、それを絶対避けて通る人」や「仕事は時間的余裕があるときの方が捗る人」もいる。

各々に潜在する「自分だけの法則」を認め合ったり譲り合ったりする場所こそが、社会なのではなかろうか。

残業帰りの溜め息を吐きながら、
そして祭りの照明で照らされた人々の顔を見ながら、
そんなことを考えた。