世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

三種の神器

2008年08月01日 | Weblog
月末の締めがスムーズにいき、とても嬉しい。
週明け早々には経理部に提出できそうだ。快挙である。
全店に配布する資料の用意をしたり、なかなかハードな一日だった。

気づけば葉月。

今週末は、8月最初で最後の土曜日休み(盆休み以外で)。
大切に使いたい。

「亮ちゃんは何をしている時が幸せなの?」

電話で母に急に尋問された!

幼児が親に唐突な質問をするが、母の様子はまるでそれのようだ。

幸せねぇ…。

仕事に集中できているとき、
友達や妹と飲んでいるとき、
クマと戯れているとき、
尾道のことを考えているとき、
餃子を食べているとき、
化粧をしているとき、
髪にトリートメントを塗っているとき、
書類を社長に持っていき、彼が嬉しそうに笑ったとき、
心療内科の待ち時間、

…まあ色々だが、
基本的に煙草と本とコーヒーの三種の神器があれば幸せを感じることができる。

ということを答えた。

些かその解答を母は理解できなかったようである。

私も母が編み物マニアであることが信じられない。
一緒にデパートに行こうものならば、ニットを触りながらその編み目を凝視してるんである!

怪しいよ。
怪しすぎだよ。

「ん?うん。糸と会話をしてるの」
と言う母の目は、私が知っている母ではない別の人格が宿っているかのようだ。
母子でも幸せを感じる分野が違うんである。
私の本と煙草好きは父譲りだ。彼は私が帰省しても自室から出てこず、ひたすら本を読んでいる。
そんな父を母はやっぱり理解不可能らしく、そして本に嫉妬さえしている。

週末に片足を突っ込んだ金曜日の夜。

幸せについて考えている、こんな時間もきっと幸せなんだろう。
コメント (3)

納涼…肝試し

2008年08月01日 | Weblog
会社の喫煙所にて「怖い話大会」が開催された。
社内のあの場所…夜になると出るらしい…云々。
社歴が長ければ長い社員ほどネタが多い。
「振り返ってみたら、おばけではなくて、社長だったら…」
「それは怖い!」
という話にも発展していた。


真っ昼間にも拘らず、ゾクゾクしながら聞いていた私の腕はチキン肌がスタンドアップしてしまった。

怖い話は、天然のクーラー!?(喫煙所にはクーラーがない)

エコ時代に相応しい当社の休み時間である。

…そういえば、うちの祖母が他界する直前、今年の4月上旬頃のはなし。
我が家にも怪奇現象が起こった。

睡眠薬を飲んで、真っ暗の部屋で睡魔を待っていた私。
目を瞑っているのに、ゆらゆらと動いている白い光の塊が見えたんである。
不思議なことに、目を開けると消える…。

その時、私は「これは祖母だ」と直感した。

怖いというよりも、
「あ、おばちゃん?東京まで来てくれたの」
と、ほのぼのとした気になった。
今思うと、祖母の魂だけやってきて、私にお別れを告げに来たに違いない。

…でも、身内以外のおばけさんはやっぱり怖い。
コメント (5)