世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

2008年…「果」

2008年12月16日 | Weblog
今年一年を一文字で表すと「変」だそうだ。
変動、異変、変化、改変・・・なるほど。

私のこの一年を一文字で表すと「果」だ。
今までの人生の中で一番輝いていたのは1996年。
大学入学の年だった。いまだに親交のあるゼミの友達にも会えたし、受験が目的でない勉強の楽しみを知った。また、行動範囲が東京に拡大したことにより、今まで知らなかった様々なものに触れることができた。
そして、そんな私のBGMはいつも小室さんの音楽があった。バイト代で小室ファミリーのCDを買っては聴いていた。
1996年、嗚呼、素敵な年だった。

2008年は、昨日のブログにも記載したように、今まで私を抑圧していたものから解放された感がある。
自分自身を押し殺すような思考回路だったり、「でも…でも…」という優柔不断な性格、絡んだ人間関係も、すっきりと整理できた。
おそらく、2年近く通院した心療内科での認知行動療法が実を結んだのだと思う。

30年の人生で一番素敵な年になった。

数年後、とちおとめの果肉のようにジューシーなこの一年を思い出したとき、きっと私の胸には、甘酸っぱい感情でいっぱいになるに違いない。
「若かったな」と苦笑いを浮かべながら。
もしかしたら、まだブログを書いているのかもしれない。

傍らには吉熊がいて。

そんな未来を夢見ながら、来年からも日常に花を咲かせよう。
花が果実になることを祈って。


※画像は通勤途中の柚子の木。
今年もたわわに実った。
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