底冷えの一日。
今日は、別の建物へ書類を数回届けた。
氷が張った水底のような風が時々頬を刺す。
その痛みに耐えながら、ファイルに入れた書類を握りしめて歩く。
何のために仕事をしてるんだろうか?
なんていうことを今まで考えたことがなかった。
「ただ毎日生きるため」…という思いだけが私の根底に当たり前のようにあっただけだった。
では私は生きるために書類を届けているんだろうか?
と自問したら急に悲しくなった。
それだけではない。きっと。
私の書類を待っている人々がいるから、私は運んでいる。
彼らに逸早く情報を伝えること。
それが私の仕事であり、生き甲斐になっている。
「ありがとう」
という一言。
「仕事とは人に喜んでもらうこと」だと、30年生きてきて、今日初めて実感した。
今日は、別の建物へ書類を数回届けた。
氷が張った水底のような風が時々頬を刺す。
その痛みに耐えながら、ファイルに入れた書類を握りしめて歩く。
何のために仕事をしてるんだろうか?
なんていうことを今まで考えたことがなかった。
「ただ毎日生きるため」…という思いだけが私の根底に当たり前のようにあっただけだった。
では私は生きるために書類を届けているんだろうか?
と自問したら急に悲しくなった。
それだけではない。きっと。
私の書類を待っている人々がいるから、私は運んでいる。
彼らに逸早く情報を伝えること。
それが私の仕事であり、生き甲斐になっている。
「ありがとう」
という一言。
「仕事とは人に喜んでもらうこと」だと、30年生きてきて、今日初めて実感した。