世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

晩秋の帰省

2009年11月21日 22時52分52秒 | Weblog
出産する夢を見た。会社の会議室で。しかも産んだ我が子は人間以外の動物だった。
生まれたてほやほやの動物を抱いたとき「これからこの子の面倒を見なければならないのか。…嗚呼」なんて思い、母性が芽生えるどころか、悲観的な感情が強烈に湧いてきた。そんなところで目覚めた。寝汗、びっしょり。
8時に起きて、サンシャイン牧場を徘徊し、二度寝をした。

夕方、快速ラビット号で実家のある雀宮に帰省。父が出張中だったので、駅からは歩いて帰った。東京とは違う本格的な寒さが身に凍みる。国道から横に入った道を歩きながら空を仰ぐと、星と月が妙に冴えているのが見え、晩秋を思わせた。

ただいまー。
母は相変わらず元気だった。
夕御飯は餃子とビーフシチュー。
美味しかった。

昼間、母が録画してくれていた白くま・ピースの番組を観た。
愛媛のとべ動物園で人工で育ったホッキョクグマのピース。生まれたてのピースはまるでふわふわの天使のようであった。可愛いとしか言いようがない。
飼育係の高市さんの仕事に対する熱意も印象的だった。過酷な24時間体制の飼育とか。
見返りを求めず、あそこまで一生懸命に愛情を注ぐなんて凄いなと思った。
「ピースから学んだことはたくさんある。ピースは、私にとって子供であり母であり、癒してくれる恋人でもある」と言う高市さん。

今年の夏、実物のピースと高市さんを見た。檻の中に高市さんが入ってきたときのピースの嬉々とした眼が忘れられない。

「きた!」
と、高市さんに寄って行くのである、ピース。あの信頼関係の背景には様々な叡知の結集や努力や愛情が費やされたのだなあ。


ま、私は吉熊でいーや。


柚子が浮かんだ風呂に入る。
極楽~♪
ハ~ビバノンノ♪
風呂上がりにいくら経っても体がポカポカ。

風呂上がりに一服していたら父が帰ってきた。
お土産はフロインドリーブのお菓子。
明日、食べよう。


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