世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

はやぶさとクマ

2011年03月09日 | Weblog
「ダメじゃないか。箱をちゃんと潰さないでゴミ箱に入れているのを、俺は知ってんだぞ。誰も見ていないと思って」
「こっちを先にやってくれよ」
「あーあーあーあー!間違えるなよ」

残業中、入荷した消耗品の仕分けを吉熊上司、後輩男子タイスケくん、後輩女子Cちゃんと行った。
冒頭の発言の主は吉熊上司である。
そして言われているのは私。
吉熊上司の言葉に便乗し、タイスケくんもCちゃんも私にチェックを入れる。


吉熊上司→嫁の一挙一動を監視し、小言を言う舅
タイスケくん→生意気な義理の弟
Cちゃん→笑いながら毒を吐く義理の妹

私→嫁

みたいな構図が完成。
もう!


そういえば、昼前に地震があった。長く大きく揺れた。
天井からぶら下がっている「それは必要ですか」の啓発的看板も揺れた。
地震が起きた際、この看板は部屋の蛍光灯の紐的な役割を果たす。
「ゆ、揺れた?」
「揺れたよ。あの看板もあんなに揺れているし」
みたいな。
余談だが、「それは必要ですか」の看板…私の頭上にあるのは何故だろう。
何か言いたいことがあるんならば直接言ってよ、腹にイチモツ秘めてんなよ、と毎日思う。

そんなこんなで一日が終了。
今日もたくさん笑った。
笑い皺が増えそう。

帰宅後、もっと私を喜ばせる記事をネットでGET。

はやぶさとクマ(中日新聞3月3日【記者コラム:越中春秋】)

>はやぶさ小惑星探査プロジェクトで、イオンエンジンを開発した宇宙航空研究開発機構の国中均教授の講演が、北陸職業能力開発大学校で開かれた。
 はやぶさが二〇〇三年五月九日に打ち上げられ、七年間掛けて、一〇年六月十三日にカプセルが地球へ帰還するまでの映像資料が紹介された。
 長期間の実験、幾つものトラブルを乗り越えたプロジェクト。国中教授の宇宙への熱い思いに多くの聴講者が感動した。
 最後まで聞きたいと思ったが、途中で携帯電話が振動。「養豚場にクマ」の一報。こちらは、あっという間に宇宙ロマンの世界から現実に“強制帰還”させられた。 (武田寛史)


小惑星はやぶさとクマ…いずれも私がこよなく愛するものだ。
クマ商品やクマ看板などが視界に入ると無条件に反応してしまう。
はやぶさは、私の考え方や生き方を変えてくれた恩人だ。
なんだか、とても嬉しい。



明日も良い一日でありますように。