世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

買い叩く!買い叩く!買い叩く!

2011年03月29日 22時49分27秒 | Weblog
「腐ったこの国を買い叩く!」
と、キックオフミーティングで宣言したのはハゲタカの鷲津政彦(超私好み☆)。
今日、残業後の私は鷲津モードになっていた。
如何せん、私の愛飲する煙草がこの国から暫く姿を消すのである。

値上げの時は「まあ金出せばなんとかなるし」と屁でもなかった。
しかし、今回は違う。
代用できないものが暫く手に入らなくなるんである。
33年生きてきて、一番の危機的状況だ。

今までの人生。
大学もなんとか入れたし、会社にもなんとか潜り込めた。
贅沢をしなければなんとか生計を立てられている。
平日は働き、休日は吉熊とクマクマ。
けっこう悠長に生きてきた。
ここへきて、煙草の出荷停止。
何それ。
てか、焦る。


NY旅行時、ヒルトンホテルで私に「煙草をくれ」とせがんだ屈強な殿方に、「今すぐあの一本を返してください!」と言いたい。
そのぐらい焦っている。

今、何カートンか在庫を持っている。
しかし、これだけでは不安はおさまらない。

残業後、個人商店を巡り、「その棚にあるピアニッシモ、全てください」と買い叩き行脚に出た。
もうね、気分はハゲタカ。
まさか自分がこんな台詞を吐くとは思わなかった。

ある店主は、「勘弁してくださいよ」と4つしか売ってくれず。
また、ある店主は、「…特別ね」と高倉健のように寡黙に1カートンを差し出した。
あまりの彼の優しさに私はひどく感動し、気が動転して「おじさん。す、好きです!」とコクってしまった。

それだけでは飽き足らず、自動販売機を発見しては、お金を入れて買いまくり。


これで暫くは生きていける。
当分の間、この在庫には手をつけず、今買える他の銘柄を吸って我慢しよう。
もう最後にゃ、煙が出ればいいかな、とも思う。

他の愛煙家の皆さんはこの状況をどうやって乗り越えるんだろう。



☆好きな銘柄
ピアニッシモ
→爽快感がいい。愛飲歴10年。


☆ペシェ
→ピアニッシモが売り切れの時に吸っている。
愛らしいピンク色がたまらない。
味も優しい味。



ハゲタカ 腐ったこの国を買い叩く!買い叩く!買い叩く!



エヴァンゲリオンバージョンも発見。
これ、うまい!!
ハゲタカMAD



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メビウスの環

2011年03月29日 22時12分25秒 | Weblog
産休に入る後輩女子Y子ちゃん。
彼女の仕事のいくつかを私が引き継ぐことになった。

だいぶ前、あれは誰の産休のときだっただろうか。
同じようなシチュエーションで、顔に不快な気持ちを表現してしまったことがある。
あのとき私は若かった…。
ナウなヤングだった。
その後深く反省をした。
だから今回は気をつけた。
快く引き受けようって、彼女の妊娠発覚時からずっと思っていた。
頭下げて頼む方がきっと辛いのだから。

人件費を抑えたい会社。
当然、人員補充なんてない。
「まだまだいけますよ!」
と言う部長。
仕事のやり方を変えたり、効率を上げる努力を今後もしていかないと、とても捌けない。


あなたの業務を挙げろ、と言われ、紙に書くとする。
でも実際は、社長や店を含む他部署の人から思わぬ依頼をされたりして、列挙したこと以上のことをしている気がする。
総務だから仕方がないのかもしれないが。

そういう業務を、上の人は見ているのだろうか。
評価してくれているのだろうか。

ふと考えると、とめどなく考え込んでしまう。
メビウスの環のように。