世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

痛い…

2011年11月25日 | Weblog
体調が絶不調の中、昨日の報告書をまとめた。
残業後、社長に報告書を提出したが、「あ、ありがと」で 糸冬 了 。ポポポポーン!
相変わらずリアクションが薄いが、まあこんなもんか。やることやったのだし、あまり考えないようにしませう。

あー!お腹痛い!痛くて痛くて前の席に鎮座している吉熊上司に思わず「痛いです」とつぶやいてしまった。

「俺に言われても」

まさにそうだ。
そうではあるが、誰かに言うことで痛みが軽減したような気になるのは私だけだろうか。

帰りに図書館に寄る。
閉館まで1時間しかなかったのだが。
それを「1時間もある」と前向きに思考を矯正。
これぞ認知行動療法のたまもの。

しかし認知行動療法で腹痛までもは治せぬ。

「痛いよー痛いよー」
お腹をさすりながらの帰り路。

ふと見上げると星が綺麗に瞬いているではないか。
見とれながら歩いていると、もっとたくさんの星が目の前で燦然と輝いた。

いってー!!

どうやら電信柱に頭をぶつけてしまったもよう…。

とほほ。

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中学生の時に思い描いていた大人のクリスマスについて

2011年11月25日 | Weblog
だいたい、あの時代はバブルがはじけてしまっていたけれども、そこそこ元気だったわけ。
だから当時のトレンディドラマっつーのは、色恋沙汰もキラキラ光っていたんである。
特に、クリスマスシーズンものな。
あれはヤバいよな。
「逢いたい時にあなたはいない」「あしたがあるから」「クリスマス・イヴ」、ちょっと遅れて「29歳のクリスマス」とか。
てか、「逢いたい時にあなたはいない」…逢いたくないときはどうなんだろって思っちゃう私は負け組。

ドラマだけではない。
JRのシンデレラエキスプレスのCMなんか、元気も元気。
牧瀬里穂が東京駅を走り回っちゃうぐらい元気。
そう、雨は夜更けすぎに雪へと変わっちゃうぐらい元気なんである。

雪がちらつくオフィス街。
クリスマスのネオンが滲んで見えるのは涙のせい?
あの人は来るの…?
遅いな。帰っちゃうからね。
「メリークリスマス!ごめん。待った?」
振り向かなくてもその声の主が誰だか私には分かるんだから。
「メリークリスマス!」

ってか?


そんなマスメディアに触れ、中学生だった私は思ったものである。
「亮子もいずれ、東京であんなふうにドラマみたいなクリスマスを送るんだー」

送るんだー
送るんだー…


だからね、何が言いたいかっつーとな、アレだ。
中学生の時に思い描いていたクリスマスは幻だったということだ。
少なくとも私の半径10メートル以内ではそういう事象は発生しなかった。この11年。


私のいる業界。
12月は一番の繁忙期。
当然、公休日が少ない。
入社前、そんなことは誰も教えてくれなかった。
12月…数少ない休みの日は当然寝て終わる。

たまに販売応援に行き、店内でエンドレスでかかっているマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」を聴くと吐き気を催す。高音が大脳新皮質に打撃を与えるんである。

クリスマスの日は大概疲れがピークにきている。

疲れすぎちゃって、29歳のクリスマスイブは、たしか同僚のO主任とチキンを食しながらカラオケで「千の風になって」を熱唱しながら自身たちが千の風になっていた。


でもよく考えてみると、もしあのドラマの主人公たちのような境遇でも、私は積極的に恋愛をしていただろうか。
いや、していないと思う。
彼氏とラブラブのクリスマスよりも、「リア充爆発しろ!」と心の中で露悪的に思ったり、カラオケで千の風になっちゃっている方が自分らしい。


憧れと現実の差は、もしかすると自分自身が作り出したものなのかもしれない。
コンビニで流れていた「遠い街のどこかで…」を聴きながら、そんなことを思った。

逢いたい時にあなたはいない-ED



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