世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

夏の旅

2013年07月13日 | Weblog
今日から三連休。ひゃっほ~。
ということで、昼近くまでうだうだ寝ていた。
昨日の肉体労働による疲れで、横の物を縦にするのも面倒臭い。
辛うじて冷蔵庫の霜取りをした。

そうそう、夏のバケーションを決めなければ、とパソコンと睨めっこ。
本当はイギリスに行きたかったのだが、マンション購入の費用もかかるし…と躊躇。
では往年の夢のベトナムは?と思ったらまさかの満席。
じゃ国内は?と思ったが、私が行きたいところはどこも高い。

で、台湾5日間の旅にした。

旅行アドバイザーの母ヨーコたんが見つけてくれたツアーだ。
彼女は一人でマチュピチュに行ったことがある。
その他、チェジュ島や、ロンドン、アメリカなど、様々な旅行をしてきた。

数年前、父も職場の旅行で台湾に行った。

今回の私の夏旅も勿論一人旅。
ニューヨークや香港の一人旅は自由行動が多かったので、つい食事を御座なりにしてしまった。
結果、成田空港に帰ってくる頃はげっそりと痩せているという…。
今回は毎食、食事が付いてくるらしい。
太って帰ってくるかも。


台湾で一つ思うことがある。
幼稚園、小学校で同じクラスだったマスブチ君のことである。
目鼻立ちのはっきりした男子で、すぐにキレるのであまり好きではなかった。
彼の母親はたしか台湾の人だった。
母親は離婚して台湾に帰国してしまい、母親に会うべく、彼はたしか夏休みに台湾に行った。
飛行機なんて乗ったことのある子なんてクラスにあまりいないあの時代。
飛行機に乗った、日本国を出たという彼はクラス内でちょっとしたヒーローになった。
その後しばらくは台湾で買ったのだろうチャイナ服っぽい服を着用して登校していたマスブチ君。
彼の父親は所謂ネグレクトで、あまり家には帰らなかったらしい。
小学校5年生のとき、マスブチ君の家は全焼してしまった。校内で募金をし、2万円が集まったが、担任のフクダ先生は「あいつの親父に渡すと全部飲み代に消えるから」と、マスブチ君には眼鏡を買い与えた。

給食で食べられないものがあると、私は彼にこっそり譲渡した。
いつも私の事を「てめー」とか言うのに、あの時だけは「亮子さん」と呼んでくれた。

そんなことを思い出す。
彼のチャイナ服っぽい服の藍色のサテン地とか。

嗚呼、台湾。
マスブチ君は元気だろうか。


そんなこんなで、夏休みは台湾に行く。
さっそく本屋で旅行本を購入し、予習。
特に、九份、高雄が楽しみ。
どんな人や景色に出逢えるのだろうか。

わくわく。

勿論、吉熊を道連れ。




自分的に、海外旅行のテーマソング。
Where the Hell is Matt? 2008





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