世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ワイン色に染まる秋

2013年10月24日 23時31分47秒 | Weblog
夕方、さっきまで黙々と仕事をしていた後輩女子Cちゃんが
「今日旦那が出張でいないので、ご都合がよろしければ夕御飯一緒にどうですか?」
と言ってきた。
二つ返事でOK。

この場合、大抵、会社の近くの居酒屋かサイゼリヤで夕御飯というパターンが定説だ。
今日はサイゼリヤ。


プチ残業後、吉熊上司に
「今日は二人でサイゼリヤに行くんです」
と言った。
「いいな~俺も行きたいよ」
と吉熊上司。

「じゃあ第2四半期の決算発表が終わったら、また経営管理室で飲みに行こう!」
と吉熊上司。

ひゃっほ~。楽しみである!!
決算まで頑張ろう!!!


サイゼリヤ到着。

夕御飯=飲み、これも定説。

飲むとほんのり赤くなるCちゃん。
かわいい。



デカンタ…私がほとんど飲んだ。
ロゼワインを飲んでご機嫌。



アラビアータ、美味しい。
唐辛子をガンガンかけて食し、口内が大火事に。
吉熊、びっくり!



Cちゃんは2週間に一度ネイルサロンに行き、ジェルネイルを施している。
ワイン色と合う。



今日も3時間ほど語りまくった。
話しても話が尽きない。
大抵仕事のことや社内の人間関係、昔話…など。
また我々は二人ともいきいき栃木っ子。
だからローカルな話題も通じる。


こうやって話していると、なんだか青春時代の続編が目の前に繰り広がっている感じを覚える。
高校時代、大学時代、時間が過ぎるのを忘れて語り合った…あの感覚に似ている。


私より6期下のCちゃん。
私が彼女の歳、こんなに難しい仕事をしていただろうか…。
やはりこの子は優秀である。しかも周囲をあたたかい気持ちにさせる逸材なんだと改めて思った。
神様、この子と巡り合わせてくれてありがとう。
吉熊上司も、後輩男子ししゃも君も。

嗚呼、まだあと1日残っているのにもう花金な気分だ。
飲んで笑って食べて…すっかりリフレッシュできた。
あと一日、乗り越えよう!!

「経営管理室の飲み会の場所、明日探してみます」
と言いながら改札の中に入っていくCちゃんの背中に、やがて見えなくなるまで手を振った。
いつの間にか指先は深秋の冷たさに染まっていた。



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