社長より朝一で業務を依頼された。
業者絡みの半月がかりで完成させるプチプロジェクトだ。
その陣頭指揮を執ることになった。
慎重に且つスピーディーに行わなければならない。
さっそく下地を準備。
来週以降本格的に着手する。頑張ろう!!
後輩女子Cちゃんが持っていた今月の雑誌「Sweet」。
表紙には
「28歳、お洒落も恋も(ハートマーク)
一生ヒロイン宣言!」
たる文字が踊っていた。
28歳!
・・・28歳。
私が28歳だったのは2006年。超絶ド鬱だったじゃぁぁぁぁん!!はるか彼方にある、あの悶々とした日々。
中を開いてみて更に驚愕。
目次に
「「28歳女子って、なんだかキラキラしてる(ハートマーク)」
ってあるYO!・・・来月37歳になる私には眩しすぎる文言である。
それを見ながら、後輩女子(30歳)と後輩男子(29歳)と会話を展開。
「でもさー、私、今が一番キラキラしてるんだけど」
と何気なく言った一言に、普段はクールな後輩男子が食いついた。
「すっごくかっこいいです。私、そう言い切れる人、初めて会いました!!」
と。
照れてしまった私は
「皆にはキラキラして見えないかもしれないけど、それはきっと明るすぎるからだからね!本当は自家発電するのに必死なんですからね!」
と慌てて付け足した。
キャッキャと笑う後輩女子Cちゃん。
二人を見渡し、そして俯きながら
「・・・それと、同僚に恵まれているからキラキラできるんだからね」
と続ける私。
言いながら自分で「は!今、私、すっげー良いこと言ったよね?マジ感動なんだけど!」と思ったが、二人とも違う話題に移っていた。・・・聞けよ!!
吉熊上司が戻ってきたあと、
「私、キラキラしていますよね?」
と尋ねたら
「ああ、顔がテカってるよね」
とあっけなく指摘された。
ちーん。
そんなこんなで、定時後、後輩女子Cちゃんと退社。
ロビーに下りたとき、ガラス越しで吉熊上司が自転車の鍵をいじっくっているのが見えた。
ロビーは既に消灯されているので、彼は中にいるこちらの様子には気付いていない。
Cちゃんとガラス窓を「コンコンコンコンコン」と叩いたら、吉熊上司は我々に気付いて笑顔を見せた。
吉熊上司の笑顔を見ながら
「これってドリカムの歌っぽくないですか?」
とCちゃん。
「『未来予想図II』だね。『ブレーキランプ5回点滅 ア・イ・シ・テ・ルのサイン』でしょ」
と言うと
「そうです!!それです」
とCちゃんはまたキャッキャと笑う。
「ア・イ・シ・テ・ルのサインだとヤバイから『尊敬してるのサイン』にしようか」
と提案すると、Cちゃんは再び爆笑。
2006年28歳の私には想像できない、キラキラした「今」を私は生きている。
辛いこと、悲しいこと、悔しいこと、苦しいこと、思い返せば色々あるが、ただ一つ言えることは、生きていれば神様がこんなプレゼントをくれることもあるということだ。
そんなことをしみじみと感じられるから、今の自分、やっぱりキラキラしている!
業者絡みの半月がかりで完成させるプチプロジェクトだ。
その陣頭指揮を執ることになった。
慎重に且つスピーディーに行わなければならない。
さっそく下地を準備。
来週以降本格的に着手する。頑張ろう!!
後輩女子Cちゃんが持っていた今月の雑誌「Sweet」。
表紙には
「28歳、お洒落も恋も(ハートマーク)
一生ヒロイン宣言!」
たる文字が踊っていた。
28歳!
・・・28歳。
私が28歳だったのは2006年。超絶ド鬱だったじゃぁぁぁぁん!!はるか彼方にある、あの悶々とした日々。
中を開いてみて更に驚愕。
目次に
「「28歳女子って、なんだかキラキラしてる(ハートマーク)」
ってあるYO!・・・来月37歳になる私には眩しすぎる文言である。
それを見ながら、後輩女子(30歳)と後輩男子(29歳)と会話を展開。
「でもさー、私、今が一番キラキラしてるんだけど」
と何気なく言った一言に、普段はクールな後輩男子が食いついた。
「すっごくかっこいいです。私、そう言い切れる人、初めて会いました!!」
と。
照れてしまった私は
「皆にはキラキラして見えないかもしれないけど、それはきっと明るすぎるからだからね!本当は自家発電するのに必死なんですからね!」
と慌てて付け足した。
キャッキャと笑う後輩女子Cちゃん。
二人を見渡し、そして俯きながら
「・・・それと、同僚に恵まれているからキラキラできるんだからね」
と続ける私。
言いながら自分で「は!今、私、すっげー良いこと言ったよね?マジ感動なんだけど!」と思ったが、二人とも違う話題に移っていた。・・・聞けよ!!
吉熊上司が戻ってきたあと、
「私、キラキラしていますよね?」
と尋ねたら
「ああ、顔がテカってるよね」
とあっけなく指摘された。
ちーん。
そんなこんなで、定時後、後輩女子Cちゃんと退社。
ロビーに下りたとき、ガラス越しで吉熊上司が自転車の鍵をいじっくっているのが見えた。
ロビーは既に消灯されているので、彼は中にいるこちらの様子には気付いていない。
Cちゃんとガラス窓を「コンコンコンコンコン」と叩いたら、吉熊上司は我々に気付いて笑顔を見せた。
吉熊上司の笑顔を見ながら
「これってドリカムの歌っぽくないですか?」
とCちゃん。
「『未来予想図II』だね。『ブレーキランプ5回点滅 ア・イ・シ・テ・ルのサイン』でしょ」
と言うと
「そうです!!それです」
とCちゃんはまたキャッキャと笑う。
「ア・イ・シ・テ・ルのサインだとヤバイから『尊敬してるのサイン』にしようか」
と提案すると、Cちゃんは再び爆笑。
2006年28歳の私には想像できない、キラキラした「今」を私は生きている。
辛いこと、悲しいこと、悔しいこと、苦しいこと、思い返せば色々あるが、ただ一つ言えることは、生きていれば神様がこんなプレゼントをくれることもあるということだ。
そんなことをしみじみと感じられるから、今の自分、やっぱりキラキラしている!