舞い降ってきて欲しいもの

午後から雪が降った。
この子の出番。
クマ傘・・・！！


仕事中、他の建物へ行く際、得意げにクマ傘を広げる。
雪はチリチリという微かな音を立てながら、このクマ傘に降り積もった。
雨のときの音とは違い、軽やかな音だ。
雨は嫌いだけど、雪は好き。厚い雲から降りてくる白い妖精は、私を幸せな気分にしてくれる。・・・寒いけど。

お昼は仕出し弁当。
割とがっつり。（朝、昼、夜だと昼食が一番多いかも）


午後、経費分析を進めていると、吉熊上司に
「あれ、どうなった？」
と聞かれた。
・・・そう、四半期決算短信の「当四半期決算に関する定性的情報」の文言である。
第1、第3四半期決算短信のこの部分の作成は私が担っている。

吉熊上司曰く「今週中でいい」とのことだったので、途中までしか作っていなかった。
毎度参考にする内閣府の月例経済報告には「景気は、個人消費などに弱さがみられるが、緩やかな回復基調が続いている」（H26.12）などと書かれてあるのだが、いまいち実感が湧かない。
「回復基調？何それ美味しいの？」と、内閣府に小一時間問い詰めたいぐらいである。
そんな理由から進捗状況が芳しくなかった。

吉熊上司に
「一言、『当第３四半期連結累計期間におけるわが国経済は、オワタ＼(^o^)／』ではダメでしょうか？」
と言ったら
「そーだよなー」
と同調されてしまった。

そういうわけにはいかないので、明日はじっくりと文章を詰めていきたい。
雪もいいけど、文章構築力が舞い降ってきて欲しい。

雪の日の来客

制服の売り込み業者がアポなしで来た。
忙しかったのだが、雪の中来てくれたのだし、話だけ聞こうと思って対応。
話をしているうちに、互いの出身地が近いことが判明！

彼は実家で一人住まいをしている母を案じているもよう。
「子育ては終わったのですが。次は母が心配で。案じることは尽きませんね」
というような内容で、激しく同調。

私の場合、子育てはなかったのだが、最近両親の今後をうっすらと案じ始めている。
そんな歳になったのだなと思いながら、カタログと名刺を頂戴し、彼を見送った。

ニュースより

「イスラム国」、日本人２人を人質か　殺害を警告のニュースを読み、心が萎えた。

10年前の香田証生さんの事件発生のとき、後輩の子が
「そんな危険なところに自ら行ったのが悪い。自業自得だ」
と言っていて、まあ確かにそうなんだろうけれども・・・でもねえ・・・と、いまいち彼女の意見に賛同できなかったことを思い出した。

渡航した良し悪しについては置いておいて、人質になった人や家族の気持ちを考えると、動悸が激しくなる。
かといって、自分には何もできない。
時間が重々しい。