世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

余韻

2020年03月03日 23時38分12秒 | Weblog
っつーことで、昨日は会社帰りに阿佐ヶ谷へ映画「銀河鉄道の夜」を観に行ってきた。
その前に駅前の蕎麦屋「嵯峨谷」で腹ごしらえ。
かき揚げそばを食べたのだった。十割そば。



さて、「銀河鉄道の夜」。
劇場では7年半前に銀座で観たのが最後。
2012年07月29日 「わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です」

客層が若いことに吃驚した。
35年前の作品なのに。
なんだかとても嬉しい。

感想は当時と変わらず。
今回、特にガツンと心に響いたのは途中から乗り込んできた家庭教師のセリフ。

「なにがしあわせかわからないです。
 ほんとうにどんなつらいことでも
 それがただしいみちを進む中でのできごとなら
 峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」

月曜日から新しい仕事を与えられて大童。
でもきっとこの「つらいこと」も「ただしいみち」の一環なのだろうから、頑張ろうと思えた。
それに、思っていたよりも大分こなせていると思う。
パートさんが残していってくれた素晴らしいマニュアルや他部署の人の親切に支えられて。
上司も「頼ってね」と言ってくれている。
私はきっと恵まれている。


劇場で観ると迫力が違うことを改めて実感した。
臨場感が半端なかった。銀河を旅する鉄道に乗っているかのようだった。
あと終盤が近づくにつれ、周囲がティッシュやハンカチをゴソゴソさせる音に激しく共鳴。
感動の共有というのだろうか。家で一人で観ていると感じられない。
また劇場で観たいなと思った。

銀河鉄道の夜 (1985) 予告 / Night on the Galactic Railroad : Trailer





今日はひな祭り。
実家のお雛様も私と同じ歳、42歳。
以前の画像。





今年も出したのだそうだが、簡素化で三人官女と最上階のペアしか出さなかったらしい。

15年ぐらい前にペコちゃん好きな母にプレゼントしたペコポコお雛様も毎年出してくれている。



夕食は今日も蕎麦。まいうー。


そのあと、月一恒例の日用品の買い出しへ。
マツキヨのクーポンでお得にお買い物。

洗剤が重い・・・。
家でレシートを確認し、どのぐらい得したのかを計算するのが趣味だ。

風呂に入る前、母とLINE通話で話す。
やはりコロナの話題が中心。
年始、こんなことになるとは想像していなかったね、と。

風呂上がりなう。

さあ、髪を乾かして寝ようっと。