今日の朝御飯はBAKEのチーズタルト。
月曜日の朝はなかなか起き上がれないことをこの21年間のサラリーマン生活で学んだ。
だから少しでもすんなりと起き上がれるように、昨日、池袋駅で奮発して買っておいたのだ。
自分を餌で釣る作戦である。
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上品な甘さと柔らかい触感がクセになる。
また買おう。
今日は湿度が高くて体調もイマイチなのであったが、割とちゃきちゃきと仕事をこなせた。
やはり昇格したので係長心得だった先週まで以上のパフォーマンスを出したいと思ってしまう。
体調もイマイチだったが心の方も曇っていた。
塞ぎがちで他人の心を勘繰ってばかりで疲れてしまう。
ソラナックスを飲もうか、もう少し我慢しようかと悩んでいたら定時間近に。
今日は飲まずに済んだ。
餃子を食べて帰宅。
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この前、父に送った林真理子先生の「小説8050」を母も読み終えたらしい。
毎晩決まった時間に読んでいたらしく、読了後、読むというルーティンを失い、ロスっていた。
あまり読書をしない母をも魅了する「小説8050」、売れるのも納得。
「ドラマを見ているように情景が目に浮かんだ」
「いじめっ子の男の子、あれ、憎たらしいね」
「弁護士の高井先生、いいよね」
「主人公の歯科医みたいな男の人、好きだな、ママは」
と夜な夜な感想を述べて来る。
母とこうして1冊の本について感想を述べ合うのはたぶん初めてだ。
このような機会を与えてくれて、林真理子先生、ありがとうございます。
久々に本棚から林真理子先生の「anego」を取り出して読んでいる。
林真理子先生のYouTube番組で昨日観たからである。
あなただけの作家に出会う方法『anego』
最近はテレビを見ずにYouTubeばかりを見ている。
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18年ぶりに読む。
2005年、篠原涼子主演でドラマ化もされている。
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思わずドラマの主題歌をYouTubeで検索。
北出菜奈 KISS or KISS PV
そうそう!北出さんなのだ。北出さんは嶽本野ばら先生と「ななのば」というグループで音楽活動をなさっている(いた?)。
なんという御縁。
「KISS or KISS 」はシングルも買ったほど好きだった。
小説を捲り、「KISS or KISS」を聴いていたら、もう色々と思い出してしまった。
2003年~2005年のことを。
あの当時の私は20代半ば。
小説のanegoより少し年下だったが、でももう自分は青春を終えた人だと認識していた。
でも、今の私は上記の頃を思い出すと「あの時代も青春だったよな」と思う。
毎月読む雑誌「美的」、しょっちゅう買っていた服、毎週末の飲み会、たまに行われる合コン、一人カラオケ。
まだ上京してきて数年だったうえ、店舗から本社に異動してきて「THE・OL生活」をエンジョイせねばと意気込んでいた。
当時はまだ民放も視聴していて勿論ドラマ「anego」も毎週欠かさず観ていた。で、翌日、先輩と感想を述べ合っていた。
今や、浴室で湯船に浸かりながら小説を読み、母とLINEで通話をするのが一日の主な楽しみに。
地味になったものである。
でも青春回想の方程式でいけば、15年後ぐらいの私もきっと「2020年とか2021年って超懐かしい。はやぶさ2帰還とかあったよね。青春だったよね。あの時風呂場で読んだ小説は今の私の生きる糧になっている」とかしれっと書いているんだろう。ブログに。
そして相変わらず、少し古ぼけているであろう吉熊と、弱くなった胃を気遣って油分が抜けているであろう夕食の画像をUPしているに違いない。
見える。私には見えるぞう!58歳の自分が…!!
どうかその頃にはマンションの住宅ローンを返済できていますように。
それではここで、ドラマ「anego」最終回、2005年06月22日の日記を載せておこう。
祝☆10,000日目
…なんだか今日書いたようなことと同じような感じだった。
人間、あまり根本的な部分は変わらないのだな。
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月曜日の朝はなかなか起き上がれないことをこの21年間のサラリーマン生活で学んだ。
だから少しでもすんなりと起き上がれるように、昨日、池袋駅で奮発して買っておいたのだ。
自分を餌で釣る作戦である。
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上品な甘さと柔らかい触感がクセになる。
また買おう。
今日は湿度が高くて体調もイマイチなのであったが、割とちゃきちゃきと仕事をこなせた。
やはり昇格したので係長心得だった先週まで以上のパフォーマンスを出したいと思ってしまう。
体調もイマイチだったが心の方も曇っていた。
塞ぎがちで他人の心を勘繰ってばかりで疲れてしまう。
ソラナックスを飲もうか、もう少し我慢しようかと悩んでいたら定時間近に。
今日は飲まずに済んだ。
餃子を食べて帰宅。
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この前、父に送った林真理子先生の「小説8050」を母も読み終えたらしい。
毎晩決まった時間に読んでいたらしく、読了後、読むというルーティンを失い、ロスっていた。
あまり読書をしない母をも魅了する「小説8050」、売れるのも納得。
「ドラマを見ているように情景が目に浮かんだ」
「いじめっ子の男の子、あれ、憎たらしいね」
「弁護士の高井先生、いいよね」
「主人公の歯科医みたいな男の人、好きだな、ママは」
と夜な夜な感想を述べて来る。
母とこうして1冊の本について感想を述べ合うのはたぶん初めてだ。
このような機会を与えてくれて、林真理子先生、ありがとうございます。
久々に本棚から林真理子先生の「anego」を取り出して読んでいる。
林真理子先生のYouTube番組で昨日観たからである。
あなただけの作家に出会う方法『anego』
最近はテレビを見ずにYouTubeばかりを見ている。
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18年ぶりに読む。
2005年、篠原涼子主演でドラマ化もされている。
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思わずドラマの主題歌をYouTubeで検索。
北出菜奈 KISS or KISS PV
そうそう!北出さんなのだ。北出さんは嶽本野ばら先生と「ななのば」というグループで音楽活動をなさっている(いた?)。
なんという御縁。
「KISS or KISS 」はシングルも買ったほど好きだった。
小説を捲り、「KISS or KISS」を聴いていたら、もう色々と思い出してしまった。
2003年~2005年のことを。
あの当時の私は20代半ば。
小説のanegoより少し年下だったが、でももう自分は青春を終えた人だと認識していた。
でも、今の私は上記の頃を思い出すと「あの時代も青春だったよな」と思う。
毎月読む雑誌「美的」、しょっちゅう買っていた服、毎週末の飲み会、たまに行われる合コン、一人カラオケ。
まだ上京してきて数年だったうえ、店舗から本社に異動してきて「THE・OL生活」をエンジョイせねばと意気込んでいた。
当時はまだ民放も視聴していて勿論ドラマ「anego」も毎週欠かさず観ていた。で、翌日、先輩と感想を述べ合っていた。
今や、浴室で湯船に浸かりながら小説を読み、母とLINEで通話をするのが一日の主な楽しみに。
地味になったものである。
でも青春回想の方程式でいけば、15年後ぐらいの私もきっと「2020年とか2021年って超懐かしい。はやぶさ2帰還とかあったよね。青春だったよね。あの時風呂場で読んだ小説は今の私の生きる糧になっている」とかしれっと書いているんだろう。ブログに。
そして相変わらず、少し古ぼけているであろう吉熊と、弱くなった胃を気遣って油分が抜けているであろう夕食の画像をUPしているに違いない。
見える。私には見えるぞう!58歳の自分が…!!
どうかその頃にはマンションの住宅ローンを返済できていますように。
それではここで、ドラマ「anego」最終回、2005年06月22日の日記を載せておこう。
祝☆10,000日目
…なんだか今日書いたようなことと同じような感じだった。
人間、あまり根本的な部分は変わらないのだな。
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