世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

曇天の秋の日

2022年10月13日 23時24分02秒 | Weblog
秋といったら秋晴れを連想しがちだし、そうでああってほしいと思うけれど、今日みたいに暗い雲が立ち込める秋の日も嫌いではない。
小学生の頃の秋の茶の間を思い出すからである。
放課後、柱時計がチクタクと時を刻む茶の間で、炬燵を囲みながら母はセーターを編み、子供たちは宿題をやったりお絵かきなどをしていた。
曇天なので16時ぐらいの秋の外はほんのり薄暗く、早々に蛍光灯をつけていた。
テレビは土ワイか何かの再放送を映し出し、ブラウン管の中で大人たちが深刻そうな様子で喋っていたり罵りあったりしている。
それを見ながらみかんやお菓子を食べ、今日あった学校のことを母に話してまったりしていた秋の夕方。
晴れているとつい友達と外に遊びに行きたくなったものだが、薄暗い秋の日の放課後は家で母といるのが好きだった。

母はそんなに子供好きというわけではなく、大概は編み物に熱中し、テレビをチラ見。
子供の問い掛けなどには生半可に反応していた。
でも気が向くとお姫様の絵を描いてくれることもあった。

NHK「みんなのうた」が始まる頃、外はもう真っ暗。
その時間になると「じゃあごはん作るか・・・よいしょ」と母が台所に行ってしまうのが少し寂しかった。

そう、秋は人恋しく思う季節。
なのに来週、一人旅に出る予定。
一人旅が一番好き。気の向くまま、行きたいところに行って、好きなものを見て、ぼんやりしたい。
そして旅先でたくさんの人に出会い、楽しい思い出ができればいいなと思う。
以前は夏のお盆にしか取得できなかった夏休み。今は10月末までOKなのでありがたい。旅費もそうだが、季節的にも。夏はどこも暑い(何度も言っているが、盛夏のハノイはトラウマレヴェルの暑さだった)。


今朝、喫煙所仲間の先輩紳士にDVDをいただいた。「甥っ子さんに」とのこと。そう、甥っ子はドクターイエローが好き。よく覚えていてくださった。ありがたい。今度渡しに行こう。



夕食はサイゼリヤ。久々にワインを飲みたかったんである。


一人で乾杯。


サラダにはオリーブオイルと塩と粉チーズをバシャバシャかけちゃうもんね。


チーズたっぷりミラノ風ドリアも美味しい。冷えた体が温まる。


満腹満足、そしてほろ酔いで帰宅。

先日ポチったロレッタまいにちのすっきりシャンプー(業務用)が宅配ボックスに入っていた。
2リットルあるので重たい。
でもこれで半年はもつ。コスパが良い。





風呂上がりに母とLINE通話をするのが習慣なのだが、今夜はもう寝てしまったもよう。
冒頭の茶の間の思い出を語りたかったのにぃ。
こんなふうに人恋しく思ってしまうのは、やはり秋だからに違いない。
ま、吉熊たちがいるから、いーか!くまくま。


明日は待ちに待った心療内科。
一週間の膿を出し切ってくるぜえええ。