世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

受容

2023年10月04日 | Weblog
雨の出勤日は気が重いのだが、先週のような蒸し暑さがない分、とても快適だった。
半袖だと寒いのでカーディガンを引っ張り出して着用。
季節は順調に冬へとシフトしている。良いことである(夏が嫌い)。

後ろの席の男性社員からまた手術後の傷口テープをもらった。

術後半年…来年2月に来る自分の誕生日までは貼らなくてはならないし、高価なものなのでとてもありがたく頂戴する。
彼とは異動で席が近くなり互いに病気のことを話すようになった。
「俺もたまに考え込んじゃうよ。昔、無理しなければよかったなって。でも病気になった事実は変えられないのだから受け止めるしか無い」ときっぱり言われて溜飲が下がった。
たしかに私は病気を受容できずにいた。


夕食はアジフライ定食。

少々値上がりしてしまったが、アジフライの美味しさは天下一品。佐賀県から取り寄せた新鮮な鯵を使い、熟練の技術でサクサクと揚げてくれる。今日はご飯もふっくらしてて更に美味しく感じた。





店長さんに店先まで送り出されて挨拶される。そんなに頻繁には通っていないが顔を覚えてくれているのは嬉しい。
こうしたお店が一つ二つと増えていく度にこの街に受容されている気になり、この街にいていいんだって思える。
マンションを買っておいて今更そんな気持ちになるのはおかしいのだけれども。
まだ4年半しか住んでいないマンション。
悪いところが一つもない素晴らしい物件なのでもう少し、いやもうずっと住んでいたい。
そのためには「生きないと」と強く思うのだった。