世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

花筐

2024年02月28日 23時16分07秒 | Weblog
昨日の光悦展の感想で書き忘れた作品がある。
光悦唯一の指料とされて伝わっている短刀「花形見(はながたみ)」。
謡曲「花筐(はながたみ)」の継体天皇のように、傍系出身でも本阿弥本家を継ぐことができるのだという、光悦の秘めた思いが込められているとされる。

<特別展 本阿弥光悦の大宇宙>(2)「花形見」「忍ぶ草」に思い秘め

外装の鞘の部分が「花籠」に見えなくもない。


花筐というと私の大好きな絵・上村松園の「花がたみ」

あの女性も花籠を持っていた。というかあの絵は謡曲「花筐」をモチーフに描かれたもの。

花形見、花筐、花がたみ。
…!!お!点と点が繋がって線になった。

後からじんわりと余韻に浸ることができるのも美術鑑賞の良いところ。
美術鑑賞が案外体力を使うので最近はあまり行かなくなってしまっていたが、やっぱり楽しいし、心が潤うなと実感。
また良さそうなものを見つけて出かけたい。

今日の夕食はモスバーガー。
芋芋しいポテトをたらふく食べたくて、Mサイズにした。
無性にポテトを食べたくなる時がある。
今日がそれだった。

野菜不足を補うべく、青汁と飲むヨーグルトの混合も摂取した。


3日ほど続いた強風が今日の夕方ごろに止んだ。
連日、地鳴りを轟かせるような冷たい空っ風に体を殴られていたので、風がないことがこんなにも平和でありがたいものなのかと実感した。
そうこうしているうちに、春はやってくる。

野ばら先生の新刊情報、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!



サイン会、楽しみ~!!!!!!!
ねぇ、君。
春になったらお会いしませう。
サイン会で「花がたみ」の絵の女性のように狂気じみた様子で立ちすくむ自分が見える!!