世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

午後2時すぎ

2022年02月05日 | Weblog
昨日44歳になった。
朝からLINEやメールなどでたくさんのお祝いメッセージをいただき、とてもあたたかい気持ちになった。「生きていていいんだ」と励まされた。

お昼は他部署の後輩Sちゃんとイタリアンランチ。
彼女とは時々、一緒にランチをする。
町中華は「中国」、インド人が経営するカレー店は「インド」、そして今日のパスタ屋は「イタリア」と呼んでいる。
互いに海外旅行が趣味なので、いつの間にかそう呼ぶようになった。


ガーリックと唐辛子が効いたペスカトーレのスープパスタ。
本格的で悶絶するほど美味しかった。

サラダとパンとアイスコーヒーが付いて1,150円。


Sちゃんからは、素敵なタバコケースをもらった。

なんとなく吉原の遊女っぽいテイストである。
とても気に入った。ありがとう。
暖かくなったら二人で吉原ツアーに行こうと改めて誓い合った。
最近、気分がふさぎ込んでいる私を心配し、心理学の本も貸してくれた。ありがとう。


仕事はとても忙しくて、TODOリストをこしらえて、都度消す感じで遂行。




昨日は心療内科デー。待ち時間2時間半。
本を持って行ったのだが、ほとんどメールやLINEの返信で終わった。

吉熊「寒いよ…眠いよ…」


誕生日を心療内科で過ごすだなんて…。どうしてこんなふうになってしまったのだろう。
本来であれば、母と私が生まれた日の状況を聞き、ああだこうだと語り合う日なのに。(毎年同じ内容だが、何度も聞いてしまう)

さて診察。
ここずっと上司への報連相は全てメールにしている。ちょっとしたリモートワークのようだ。
週初めなどはOD気味にソラナックスを飲んでしまうが、抗てんかん薬・デパケンとクマ医師の認知行動療法のおかげで、先月よりも心穏やかに過ごせていることを報告。
「あなたの上司はパワハラ気質が強い人なので、そのぐらい距離を取っていいと思います。本当は異動がいいんですけどね」
とのこと。
クマ医師に太鼓判を押されたので、このままの距離感でやっていこうと思う。

処方箋を出された後、
「…それと、これ…」
と何かを渡された。
前回の診察で、待合室と診察室に飾ってある写真を褒めた際、「親戚が撮ったんですよ。親戚に伝えておきます」と嬉しそうだった。
渡されたのはその写真である。
「これはダイヤモンド富士なんです。珍しいんですよお」とイキイキと説明するクマ医師。

知ってる!
KAGAYAさんのプラネタリウムで見たやつだ。
全天周映像『富士の星暦』予告編



すんごく嬉しい。さっそく部屋に飾ろうと思う。




処方変更なし
マイスリー、ソラナックス、パリエット、防風通聖散、ハルシオン、デパゲン。
デパケンは催奇形性の可能性が高いので、嗚呼もう自分は妊娠しないんだなと、ぼんやりと再確認した。
子どもを欲しいと思ったことは0.000001秒もないけど。


0時少し前、帰宅。
某くんからの誕生日プレゼントがマンションの宅配ボックスに届いていた。
軽量の傘である。
吉熊と同じぐらいの重さ。軽くてビックマ!

急な雨でも怖くない。
すごく私のことを考えてくれてるのだなと思った。
彼は年始に目の病になり、その後、入院して手術をした。
そんななかでも他人を慮ることができる某くんの優しさが嬉しい。


嗚呼、とても素敵な1日だった。
多くの人に愛されていることを深く強く実感できた。


人生時計でいうと、44歳は14時すぎ。
44÷3=14.6666

午後2時すぎというと、朝(9時 27歳)の清々しさには欠け、ちょっとだらける時間だ。
昼食の1時間ちょっとしてから行くトイレで鏡に映った自分を褒めたり、「あ、あの作業しなくっちゃね」と思う時間でもある。
時々「もうやだ!!」ってなるけれど、そんな自分をなだめたり褒めたり叱ったりしつつ、あとの会社員生活を楽しく過ごせたらいい。
職場以外にも家族や友達の温かさにも触れた一日だった。

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