世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

黒のプチプチ in ゼリー

2006年03月21日 00時57分40秒 | Weblog
何をしても駄目な一日だった。
やる気が起きない。
やらなくてはいけない事が、
机の上で、
そしてパソコンの中でガヤガヤ騒いでいるのだが、
体がそれらに拒否反応を起こしてしまい、途方に暮れた。

悩みがあるような無いような…、そう、その状態が私の中で溜め息と共に蠢いている。

毎日幸せだ。
本当に、よく笑うし。

今朝なんて、カーテンを開けた途端、飛込んできた朝日を見ながら、神様に幸せな我が身を感謝したぐらいだ。

でもモヤモヤは消えない。
消えないんである。

薄い膜の中に、透明なゼリーが入っていて、ゼリーの中で小さな黒いプチプチがうようよ泳いでいる…そんなおどろおどろしい心理状態。

朝日も届かない薄暗い膜の中。

針でプチっと突くと、ビシャっと破裂しそうな危うさ…。
破裂した部分から、黒のプチプチがうようよしながら滴り落ちる不気味さ…。

そんなものを抱えて、私はこの先いったいどうなるんだろ。

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さよならみどりちゃん

2006年03月21日 00時50分40秒 | Weblog
初めてユタカと性交渉をした日。
ゆうこは、ユタカに“みどりちゃん”という彼女がいることを知った。
嫌われたくない思いから、ユタカにすすめられるがままスナックでバイトをし、OLとの二重生活をするゆうこ。
女の影が絶えず存在している、ちゃらんぽらんでイイ加減なユタカ、でも必ずゆうこの所に戻ってくる。

ゆうこの様に全身全霊を込めて殿方を愛すること、私の今後を考えると無いように思う。

愛って何だろう。
愛するって何だろう。
もらうもの?
ささげるもの?

愛に形があるならば、
形にならない、
なれずにいる気持ちって、
愛ではないんだろうか…。

そして、仮に私が誰かを「愛」したとて、ゆうこのようにスナックで労働をさせられたり、何又もかけられたり、突然家に来られたりって…嫌だと思う。

無理…有り得ない。

私にとってこの作品は、「無理…有り得ない。」の一言で終ってしまいそうなんだが、「世の中にはこんな女の子もいるのね。大変だわ。どうするんだろ。この子。」という好奇心で、最後まで観てしまった。

ドラマティックな話の流れは無いが、愛してもらえない気持ち、そんな現実にイライラする女性心理が巧みに描かれていた。
イライラしても相手にぶつけられないプライドも切ないぐらい伝わってきた。

でも、私には無理…有り得ない…。



雨よりせつなく

2006年03月21日 00時37分31秒 | Weblog

わざわざ映画にしなくても…という、何ていうことないストーリーである。
しかし、日常に点在する見落としがちな、「ささいなこと」に共感を得られた。

主人公・綾美が私と同年代で独身OLであり、しかも彼女は一人でいることが苦にならない性格の設定。
観ている内に、綾美が私自身に思えてきた。

そんな綾美を演じたのは、田波涼子。
彼女の透明な存在感が良かった。
演技云々はよく分からないが、雰囲気がすごく素敵。
しゃべり方と声が、「ああ、この人の息ってミントの香りがしそう~」という、優しい感じなんである。
元々なんだろうか、口角が若干上がっている彼女の表情が好きだ。

そんな彼女が最後、雨上がりのオフィス街にて、道路を挟んだ向こう側にいる元彼に問う。

その声が一番好き。



静かな場所

2006年03月20日 23時44分36秒 | Weblog
以前から地味な日本映画が好きである。

ミニシアター系、しかも上映期間が短い作品が特に好き。
そして静かで絵が綺麗であれば、ストーリーが「え?ここで終っちゃうの?」というものでも好き。

たまに観たくなるんだなぁ、これが。

私の中で静かさを求める気持が高まると、観たくなる。
一つのシーンが飽きるぐらい長く、でも決して飽きさせない。
長すぎるシーンに心象を刻める余裕を、作品と共感するのだ。

最近、DVDを二本観た。
「雨よりせつなく」「さよならみどりちゃん」。


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ミニオフ★

2006年03月20日 00時00分31秒 | Weblog
吉熊ブログで、初のミニオフ会が決行された。
吉熊と私とマイミクさんとで三人で飲んだ♪

ネットの世界で知り合った人と、現実の世界で会うのって二回目。
会う前はドキドキしたが、お会いして想像を遥かに凌ぐほど楽しかった。

尾道駅の後ろ側あたりのローカルネタや、華原朋美の1stアルバムの話、お互いの地元ネタ…5時間半、ほぼぶっ続けで話した。笑いが絶えなかった。

人と人との出逢いって不思議だ。
「humansystem」という歌を信じぜずにはいられない。

「出会えない 誰かの relation
 別々の朝 迎えてゆくように
 いつの日か 互いの direction
 重なるのなら かけがえのないこと」

吉熊にも私にも、現実の世界でまた一人お友達が増えた。

出会えた奇跡を眩しく感じる。
…神様に感謝。
…文明の力に感謝。
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「女王の教室 エピソード2 ~悪魔降臨~」

2006年03月19日 23時43分53秒 | Weblog
二夜連続で放送された女王の教室、凄かった。
灰真矢→黒真矢への変貌っぷりに、
真矢の心理の変化に、
目が釘付けであった。

再教育センターから出て新たな学校に赴任する前、
「今度は…鬼になります」と決意表明した真矢。
自分の息子を事故で亡くした悲しみを、「子供達を全力で守りますから」という誓いと共に乗り越える姿は涙もんだった。

また本編との絡みや伏線も効果的に使われていた。

本編では「鬼教師」という部分が強調されていたが、
この二夜で見せた阿久津真矢の素顔は、
何かのきっかけで「誰だって真矢になり得る」ということを教えてくれた。

内に秘めた想いを表面化するよりも、その秘めた想いを確固たるものにしていく努力の方が大切だっていうことも教えてくれた。


教育現場に縁が無い私だが、生き方や仕事へのモチベーションを高めてくれる番組だった。

白→灰→黒の進化の過程で、新たな赴任校に赴く朝、洋服を変えたり髪の縛り方を変えたりするシーンがあるが、思いっきり同感できた。
服装次第で気持ちが切り替えられる女性って多いと思う。
まずは形から…という真矢に女性としての可愛らしさみたいなものを感じた。

また続編があったら絶対観る!!

半年ぶりの「いいかげん 目覚めなさい」

2006年03月18日 15時50分42秒 | Weblog

「自分だけが正しいと勘違いするのは辞めなさい。
人に無理に分かってもらおうとするのも辞めなさい。
そんなの単なる押し付けです。
あなたのやったことが本当に相手を思っているならば、言い訳などしなくても相手は分かってくれます。
あなたの愛を感じ取ってくれます。
辛くてもそう信じなさい。」


…久々の阿久津語録。
「女王の教室 エピソード1 ~堕天使~」
昨年の夏の終り、初めて胃の異変に気付く前日に観た「女王の教室」(最終話)以来の新たな阿久津語録である。

次々に明かされる阿久津先生の過去(通称「白」真矢)。
結婚して、子育てをしていた過去!
そして、子供を失うという悲しい出来事。
家族との確執…。

白真矢が段々「いいかげん目覚めなさい」「イメージできる?」でお馴染、黒真矢の原型へと着々と形づくられる様子がうまく描かれていた。
予告を観たら、本日、いよいよ灰真矢→黒真矢への進化の過程が暴露されるもよう。

阿久津真矢の半生を観て、人は経験によって出来ていくって思った。
辛いことも悲しいことも、ちゃんと考えた分、その人の形になっていく。
良い意味でも悪い意味でも。
完璧な人間なんていないのだから、色々な人間がいて当然だ。
要は「どんな経験」をして、それを「どういう風に」考え自分の形の一部にしていくか、なんだと思う。

放送時間に間に合うように仕事のスピードを上げた甲斐があった。(←ビデオの予約録画ができない)

「あなたが何で愛されないか分かる?あなたが誰も愛していないからよ」という阿久津先生の言葉は、今までで一番強烈だった…。
納得というか、痛感している部分に塩酸をすりこまれた感じ。

「女王の教室」は、北区と足立区をロケで使用していると思われる。
祐介君のおじいちゃんが経営する飲み屋は、王子の飛鳥山公園隣に位置する飲み屋街であるし、また昨日の放送で使用された阿久津先生の挙式シーンは、赤羽カトリック教会である。
普段よく行く場所がテレビに映ると異様なまでの興奮を覚える。
…阿久津先生は意外と近くに住んでいるのかもしれない。


雫の旅

2006年03月17日 01時09分20秒 | Weblog
3/16

雨の臭いってある。
湿り気を宿した独特の臭い…。

夕方、雨の臭いを感じた。
残業を終えて帰る頃には、しとしと降っていた。

雨は、雲になったり雪になったり、はたまた海や川の一部になったり、様々な変貌を遂げる。

雨となって私の傘から溢れ落ちてきたこの雫も、どこかの雪であったかもしれないし、川にいたのかもしれない。

この雫は、どんな旅をしてきたのだろう。
雨音と足音を聞きながら考える。

人生を旅に擬えるなんて、今まで多くの人々がしてきたことだ。

しかし、私の中にそんな有り触れた思いが、躊躇なく降ってきた。
多くの人の思いが、きっと私のDNAにも刻み込まれているに違いない。

人生という名の旅をしている私は、いったいどんな旅路を歩みたいのだろう。
どんな地図をポケットに携えていれば良いのだろう。

雨という旅人は、私に色々なことを考えさせる…。

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いいよね、優しい殿方って。

2006年03月17日 01時01分51秒 | Weblog
3/15(水)

ここ最近、「残業→食事→家→お風呂→ブログ更新→寝る」の行動パターンを繰り返していた。

さすがに飽きた。そして疲れた…。

残業後、会社の先輩殿方二人に、ビリヤードへ連れていってもらった。
殿方二人と女性一人という組み合わせは、globeというかドリカムというか…なかなか乙なものである。むふ。

先輩殿方に突き方などを懇切丁寧に教えてもらった。
「超ウルトラ スーパー素人レベル」の私は、お陰様で「超ウルトラ素人レベル」に昇格することができた(当社比)。

いいよね、優しい殿方って。
仕事以外に殿方から物事を教わることなんて随分ご無沙汰だったので、とても感動した。

玉を凝視している鋭い眼差し、
鮮やかに玉を操るお姿に、ときめきさえ感じた。
かっこいいを通り越して、「綺麗」だった。
まさに溜め息ものの美しさだった。

久々にリフレッシュできた。

次はカラオケに行きたいな。

選曲は勿論、globeかドリカム…?



恋仲 ≒ 濃い仲 ~ホワイトデー~

2006年03月14日 23時54分54秒 | Weblog
会社に素敵な姐御がいる。
anegoより、姐御。
ニュアンス的に、その方がぴったり。

仕事については男性社員よりも鋭い言葉を振るう彼女。
…その剣で、私も何度涙したことだか。

しかし、店から本社に来た当時のおぼこかった私は、
彼女の強烈なストイックさに本能的に惹かれてしまった。

たまたま一緒に飲んだのが私たち二人の始まり。

賑わう酒場。
彼女は決して話の輪に入らず、静かにプッハーっとマルメンをお吸いになっていた。

「楽しんでいるのかしら」と、私は心配しながらチラ見していた。
いつからか、一緒に温泉や映画に行く仲になった。

恋仲ではないが、濃い仲ではある。

殿方にはSであり続けたいと兼ね兼ね思っている私だが、
対象が女性になると、私の中のM気質が湧き出て気の強い女性になびく。

そんな彼女からホワイトデーの贈答品が送られた。
薔薇のルームコロンとジャスミンティー。

バレンタインデーに薔薇のチョコレートをもらったら、ちゃんと薔薇で返す彼女の気配りに萌えた。
百人一首における歌返級のテクニックではないか。
さすが、姐御。


それにしても、どっちも良いかほり~♪

リラックスした夜を過ごせそうだ。

気付かない新しい命が 体中で始まってるかも

2006年03月14日 23時42分44秒 | Weblog
↑妊娠したわけではない。
globeの名曲「Perfume of love」の一節。

部内朝礼で発表した業務を殆んど遂行できなかった昨日。

相変わらず「社内舅」からの依頼に対応していたからだ。
…というのは、単なる言い訳だと気付いた。
今朝。
電車内で突如、気付いた。

私はAという作業からBという作業に移るとき、時間がかかる。
「ふ~」や「やれやれ」といった老婆的独り言が多いんである。
その時間は掻き集めると相当なもんになるだろう。
舅たちは、これから先も、変わることがないと思う。
舅相手も私の仕事だと諦めた。

舅への対応時間を縮めるのではなく、F1のタイヤ交換の時間短縮のように、繋ぎ目のタイムロスを削減させる方が効果的だ。


「今日から私、生まれ変わるから!」

普段から私の奇妙奇天烈な発言に慣れている後輩二人は、朝から苦笑い。

でも、生まれ変わる。
人間は過ちを犯しても、何度でも生まれ変われるって大学時代のゼミの先生が言っていた。SIハヤカワの「思考と行動における言語」の引用で。


新生亮子は、今宵は若干お疲れ気味。

継続は力なりなんていう大層なことを自らに課せるほど、
私はできた人間ではない。
でも、給料以上に「今日はよく頑張った」という自賛を夕御飯のオカズに欲しい。


だから、明日、もう一日だけでも頑張ってみよう。

…ね?


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…尾道禁断症状

2006年03月13日 23時22分22秒 | Weblog
会社のMY卓上が雪崩寸前だ。
溜りたまった書類…。
たぶん社内で二番目に汚い卓上であろう(一位は私ではない!←断言)。

でも本人はどこら辺にどの書類があるのか、ちゃんと分かっている。
本当だ。

他人から見たら、もはやエスパーといっても過言でないぐらい、的確に書類のありかを当てられる。これが私の特技。えっへん。

そんな書類の山脈に埋もれながら、ふと「どこか遠くに行きたいなぁ」とか思う。
大林宣彦監督の作品「ふたり」の実加っぽく心の中で呟く。
ついでに尾道が私を呼んでいるような…気がする…。

前世があるとするならば、前世の私はきっと尾道に住む生き物だったと思う。
映画でその風景を初めて見た時から、
その空気を嗅いだ時から、
心の奥底に「懐かしさ」を感じたから。

前世①~人間バージョン~
土堂小学校の西側付近に住んでいて、土堂小学校に通う元気な少女。
放課後は商店街を渡り、港へ散歩。
夕日に染まりゆく瀬戸内海を、
だんだん黒く染まりゆく向島を、
堤防に腰かけて眺めるのが好き。
髪も肌もほんのり潮風の香りがする。そんな少女。

前世②~猫バージョン~
迷路のような坂道を完全熟知した猫。
尾道の新鮮な魚をたらふく食しているので、少しデブ。
お気に入りは艮神社の大木の木陰。
今日もひなたぼっこでお昼寝にゃん。

前世③~花バージョン~
名もなき坂道に咲く、名もなき花。
坂道に息づく人々の足音を聞きながら、日がな一日潮風に揺れている。
「ここに咲けて良かったわ」と、人知れず呟く。
そんな名もなき花。


嗚呼、書きながら尾道が恋しくなってきた~!
マジ、やべーよ。
去年の夏休みに記載したブログを読み返し、本当、今すぐにでも行きたくなった。

夏休み、あの四日間の一人旅があるから、あとの360日を頑張っていられるようなもんである。
生きている支えといっても過言ではない。

本決算、総会が終われば、またあの海へ、あの山へ行こう。
あと五ヶ月!
待っててね、尾道。

卓上に聳える書類山脈が中国山脈に見えてきた。
…尾道禁断症状か!?
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元の位置に戻す

2006年03月13日 00時35分15秒 | Weblog
休日を、なんとか積極的に、そしてアグレッシヴに過ごしたいとは思うのだが…。
なかなか体が言うことを聞いてくれない。
早く起きても、結局布団でコロコロしてしまう。

教育テレビで放送されている将棋トーナメントを観ながら、
「羽生善治って、かっこいいよなー」とか思う。
あの草食動物を思わせる穏和さ、眼鏡の奥に潜む眼差し、指の美しさ…。

高校時代、彼のファンだった。
公文式の先生をしていた叔母に懇願し、彼のポスターを入手したこと、
お小遣いを貯めて彼についての本を購入したこと、
明治ブルガリアヨーグルトのCMをビデオ録画していたこと
…そんなことを、赤裸々に思い出した。
…頬を赤くする昼下がり…。

そういえば、昨日から左目が痛い。
「父と暮らせば」で泣いた後ぐらいから、痛い。
涙と充血がひどく、瞼がお岩さんみたくふくれている。
状況から判断した結果、多分モノモライか結膜炎だろう。
爪楊枝を使い、気合いで二重に戻した。アイプチの要領で。

重い体に鞭を打ち、化粧をして外出モードに装う。
新宿で同業他社店舗巡りをし、紀伊国屋書店へ。
欲しい本(柳田邦男『マリコ』)は販売していなかった。
ここにはあると思っていたのに。残念。

嶽本野ばら先生の新作をゲット。
パラパラ捲るだけで、耽美的というか、官能的というか、
そんな嶽本ワールドの香りがぷんぷん漂う…。早く読みたい!

池袋東武にて、先日取り寄せした靴を買う。
妥協せずに待った甲斐があった。
惚れ惚れするぐらい完璧なフォルム…。
履いてみた感じ、脹脛の上がりっぷりも良い。
明日からこいつを履いて、社内を駆け巡る予定。

香水が切れていたことを思いだし、メトロポリタンへ。
最近、ジェニファーロペスの「still」を愛用。
これまで50ミリを三本使いきったが、今回は100ミリを購入。
その方が割安だからだ。
日本酒の香りををベースに作成されたこの香水。
華やかさに欠けるんだが、印象深さを与える。
しかし、着けすぎると「二日酔い?」と間違えられる種類の香りなので、両脇腹に少しだけ着けている。

純喫茶フラミンゴでケーキセットを食べる。
備え付けの水槽で泳ぎ狂う熱帯魚を見ながら、
「何でこんなに甘いものを欲しているのだろう?」と自問。
自答としては、やはり生理中だからだろうという結論に辿り着く。

ということは、最近のイライラも全部生理のせいであったのか!
こいつのせいで昨日はマイスリー店主に、鬱病と間違えられたに違いない…。

憎き、メンス。
恐るべし、月経。
許すまじき、月のモノ。

そんなこんなで、週末も終り。
限られた48時間の休みは、何だったのだろうか。

素敵な芝居を鑑賞し、
美味しいものを食し、
欲しいものをゲットしたから大丈夫。

充電できた。

鬱だろうが、モノモライだろうが、生理だろうが、地球は回っているのだ。
非常事態に陥ったと気付いたら、自分で解決策を提案・実行して、「自分」を元の位置に戻さなくてはならない。

「来週は今週以上に忙しくなるぞう…」
金曜日にそう言い放った吉熊上司の言葉は本当だろうか…。

でも、一週間、ちゃんと乗り切るよ。

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「第1回 東大宮演劇祭」最終日

2006年03月13日 00時08分22秒 | Weblog
3/11(土)

夕方、東大宮まで行く。

「第1回 東大宮演劇祭」最終日。

「演劇集団水無月」さんによる「父と暮らせば」を18時から観た。

キャストは二人。
父(幽霊)と娘。
先月、映画版をDVDで観たが、その時以上の感動を得られた。

娘を想う父親の深さ、「自分は幸せになってはいけない」と、頑なに恋心を押し止める娘…。

最後の方、原爆投下直後の回想シーン。
家屋の下敷きになって身動きがとれなくなった父親を助けようとして、その場から立ち去れないでいる娘。

「ジャンケンで勝ったら、お前は逃げろ」という父親の提案で、二人はジャンケンを始める。

グーを出し続ける父親。
パーを出せない娘。
「なんで、パーを出さないんだ!」

んもう、涙涙…。
ハンカチがぐっしょりしてしまった。

舞台からの迫力、そしてその臨場感が痛いぐらい伝わってきた。
戦争が人間にもたらす過酷な運命や悲しみが、父親と娘のやりとりを通して丁寧に表現できていたと思う。
台詞の広島弁も違和感がなかった。
キャストの堂々とした演技で、安心感を持って観られた。

芝居の可能性の広さを知った。


来年も演劇祭は開催されるらしい。

楽しみだ。


お薦めしてくださった、(劇)レインボウ城!に所属する、
会社の大先輩殿に感謝です。

ありがとうございました。

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マイスリー屋さん

2006年03月12日 23時47分58秒 | Weblog
3/11(土)

心療内科は、私にとって、ぶっちゃけ、単なるマイスリー屋さんだ。
医者の処方箋が必要で、マツキヨでは購入できないマイスリー。
睡眠補助薬のドリエルはマツキヨで購入可能だが、あんな生半可な効能では眠れない体になってしまった。

マイスリー屋店主(医者)に、不快な言葉を吐かれた。
前々からこのオヤジとはソリが合わないことは薄々気付いていた。

「またマイスリー出しておくね。」

そこまでは良かった。

しかし

「あんたさー、神経質なんだよ。僕が診たところ、鬱だよ。
あと、あれだな、あれ。頑固。
周囲にもそう言われるでしょ?頑固者って。」

店主は吐き捨てるように、そう言った。

ガンコったら、パーマンの妹じゃないか。

何か返答しようとも、涙が先に溢れてきてしまい、言葉にならなかった。
「そんなこと、面当向かって言われたことありませんよ。」
それだけ言うのが精一杯だった。

「泣かれると、先生困っちゃう。先生だって忙しいんだよぅ。分かるぅ?一日180人捌かなくてはならないんだから。」

動揺しつつ、子供をあやすような口調で彼はそう言った。

一人称を「先生」にしたいのなら、彼は千円札の野口医師を拝む必要がある。
お前の仕事の大変さなんて、知るか。
黙ってマイスリー、出せばいいんだよ。


次回から担当医が変わる予定(土曜日午前中←起きられるのか?)。
初診の稲葉さん似の先生は平日オンリーだから診てもらえない。

まあいいか。
あのオヤジじゃなければ。



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