世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

チゲうどんができるまでに…

2009年01月21日 | Weblog
いつもの夕食はたいてい外食で済ましている。
会社から家までの帰路にワンクッション置くことがもうすっかり習慣となっている。

今日は珍しく家で夕御飯を食べた。
アルミの鍋に入っているチゲうどん。
電気コンロに掛ければできるやつ。
調理している間に、着替えや手洗いと嗽を済ませ、煙草を2本吸った。

今日も一見、変哲のない一日だった。
たぶん、10年後に「2009年1月22日、どんな日だったか?」と訊かれたら即答できないだろう。
人間の記憶なんてそんなもんである。
特別な日でない限り。

・オバマ氏、大統領に就任。
→サブプライム住宅ローン問題に端を発した世界経済の混乱。アメリカ経済をどのように是正していくのか、彼の今後に期待している。

・小室哲哉氏初公判。
→久々に見る小室さん。元気そうで安心した。自らの職業を「音楽家です」と言ったそうだ。よかった。まだ音楽家としてのアイディンティティを保てていて。
借金返済のために実家も競売に出したらしい。彼や彼の家族の胸中を考えると、胸が痛む。住み慣れた家を売るだなんて、さぞかし辛かっただろう。罪を償って、また素晴らしい音楽を紡ぎだして欲しい。いつまでも待っている。

・仕事
→突発的な事が起こり、一瞬唖然とした。
そう言えば、来週から後輩女子が他部署に期間限定で異動する。月末の負担を考慮して前倒しで仕事を進めないと…。

チゲうどんができるまでの数分間。
今日一日を振り返ってみたら、けっこう色々あったことに気付く。

そして、チゲうどん。
グツグツに煮え立ったそれを、私は汗だくになりながら食べた。
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小熊出没注意

2009年01月20日 | Weblog
コンビニを徘徊していたら、素敵なクマ根付を発見☆

小熊出没注意


鮭を携えている!
可愛い。



常々考えているんだが、来世、私はクマとして生まれたい。
いや、クマとして生まれるべきだと思う。

蜂蜜を嘗めすぎて太った挙げ句、穴から出られなくなった愚かな黄色いクマでもいい。

背中に怪しいチャックがついているクマでもいい。

とにかくクマになりたい。

クマとして生きたいんである。
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9年目の本気(マジ)

2009年01月20日 | Weblog
地味に予算の作成しようと思っていたんだが、●●●ィ~(部長)から違う仕事を依頼された。

意気消沈。
朝から「あれをあんなふうにし、ピボットにして…」と妄想し、手術をシュミレートする外科医みたいになっていた私はどうなるんだ?

しかし、急に依頼された件は、私のアーティスト魂を揺さぶるものだった。

あ、こーゆーの、好き!

さっそく取りかかる。
もうね、風になっていた。

私は集中するとヨダレが垂れそうになるんだが、今日はマーライオン寸前。
ダーッ。

入魂、いっちょあがり~。

2個目できますた。

…3個目…(そろそろ疲弊)

…4個目…(無言)

「アイデアは天から降ってくるんかもな…」と、後輩女子に呟いたら、彼女のダンスの先生も同じことを述べていたそうだ。
「今、今!降ってきたぁーッ!」
と言うらしい。


吉熊上司に出来たものを見せたら
「入社して一番いい仕事」

と言われた。

…今までの私の9年間って…何?


明日、●●●ィ~に提出するんだが、彼の反応が楽しみだ。
きっとニヒルな笑みを浮かべるんだろう。
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「寂しくたって私は負けない」

2009年01月19日 | Weblog
華原朋美さんが救急搬送された。
薬物の大量摂取が原因かもしれないとのこと。

公の場から姿を消して久しい朋ちゃん。

何が彼女をそうさせるのだろうか。

様々な理由があるとは思うが、ODしたことがある人ならば、あの心理を理解できるんではないだろうか。

逃げたい
どうにでもなれ
私はどうしたらいいんだろう?
悲しい
死にたい
…でも生きていたい

自身を襲う錯綜する様々な感情が薬に手を伸ばさせる。

私もそうだった。

でも考えたんである。
薬って様々な人の研究の結果にできたものだって。
痛み(心の痛みも含む)を和らげるために多くの人が叡知を絞って作られた薬。
薬を開発した人々の苦労や想いを考えたら、ODすることがどれだけ人道に背いているのか解ると思う。

朋ちゃんがそのことに気づけばいい。

「朋ちゃん、早く元に戻ってきて」
と言う人がいる。

でも私はそうは思わない。
朋ちゃんは朋ちゃんらしく、どこかで生きていてくれればいいと思う。

そりゃあ…またコンサートやサイン会で会いたい。
大好きだもの、朋ちゃん。

でも、それさえも望むことが憚れる。


生き抜いて。
生き抜いて。
どうか、お願い。
朋ちゃん。
生きて。

♪寂しくたって私は負けない

って歌っていた朋ちゃんを私は信じている。

私が所持している朋ちゃんの写真で、特に大好きな写真は以下の2点。
可愛いとか綺麗とかを超越した奇跡のような存在だ。私にとって。





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プリプリプリン☆

2009年01月19日 | Weblog
普段から甘いものをあまり食べない。
胃が悪くなってから特にそうだ。

しかし、生理中は別である。

昨日、2週間遅れて生理が来た。

ダム、決壊。

痛みよりも貧血による目眩が酷くて、昨夜は吐き気に苛まれた。

一昨日までの食欲は失せ、今日は甘いものを少量だけ摂取したい気分だ。
歯医者帰りで、歯にまだ麻酔が残っている。

柔らかいものがいい。
ということで、今日の夕御飯はプリン!
うまい!
うますぎる~!
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ハートに火をつけて☆

2009年01月19日 | Weblog
歯医者デー。

引き続き、歯医者に通院することになった。
主治医の真田先生は、審美歯科が専門らしい。芸能人がお忍びで通院しているという噂があるが、本当だろうか。

審美歯科医師的に私のヤニ色の前歯は許せないんだとさ。
上前歯2本のうちの片方がヤニ色に染まっている私の歯は、彼の職人魂に火をつけたらしい。

会話から判明したんだが、彼はA型らしい。
私がB型だと告白すると
「やっぱり!」
とか言っていた!
何?その「やっぱり!」ってさ?

「マイペースで良いですよね!」
とも言われた。
…良いんだろうか?

ヤニ色の歯を削って色を塗ってもらった。
これで惜しみ無く笑顔を振り撒ける。

「今日のブラウスとイヤリングと指輪…色が合っていますね」
と、真田先生に誉められた。

いやん。
私のハートに火をつける気だろうか?

今日、黒スーツの下に着ていたのは萌木色のブラウス。
イヤリングと指輪はペリドット。

見ている人は見ているもんだ。

気を抜けないぜ。

でも、忘れちゃいけない。
私が、口を開けてアホ面している患者だということを。
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2009年 東京ヴィヴァルディ合奏団 ニューイヤーコンサート

2009年01月18日 | Weblog
ヴィヴァルディの「四季」を生で聴いたことがなかった私。
いつも持ち合わせのCDをヘビロテして聴いている。

今日は生の四季を初めて聴いた。

東京ヴィヴァルディ合奏団
ヴァイオリン協奏曲「和声と創意の試み」作品8より「四季」全曲
第一生命ホールにて


四季の中では冬の2楽章が一番好きだ。

小鳥の囀ずりまでもリアルに再現したかのような、春の訪れへの喜びを表した春も好きだが、今は冬が好きだ。

冬の2楽章のほっこりとしたあの感じ!
なぜか東北地方の冬を思わせる。
囲炉裏、茅葺き屋根、雪深い景色、かんじき、…を思い出すんである。私は。

今日のアンコールではその冬の2楽章が演奏された。

これを聴きに来たといっても過言ではない私は、2度も聴けて大コーフン!
終始「…ポクポクポク」とリズムを取っていた技法はピッツィカートだということが判明した。

嗚呼、癒された。


第一生命ホールは新しくて綺麗なホールだった。
座席の肘掛けが太くて安定しており、ゆったりと鑑賞できた。

ロビーの窓からはマンションの群れが曇天に広がっているのが見えた。



明日からまた仕事。
ついに予算作成時期に突入した。

頑張ろう!


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災害と独り暮らし

2009年01月18日 | Weblog
1/17

土曜出勤日。

昼間、雲一つない空を見上げ、「今日が休みだったらお布団を干せたのに」と残念に思う。
でも、この変則パターンの休みも今週が最後。
暫くはまったりとした土日休みを過ごせそうで嬉しい。

今日1月17日は阪神淡路大震災が起こった日だ。
14年前のあの日。


当時私は栃木の高校生だった。
私の高校時代には阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が起こった。まさしく激動の時代だ。
しかも今日行われたセンター試験も、私が受験生のときには「過去最大の受験者数」とか言われていて、なんとも…ってな具合であった。

阪神淡路大震災の翌朝、担任から募金を要請された。
たしか、一人100円。
トンガッていた男子も素直に募金に協力していた。


あれから14年。
私は東京で独り暮らし(Withクマ)をしている。
もし、あのような災害が東京で起こったら?と思うと不安になる。
高校時代からの友達ちんぴ☆殿の結婚式の引き出物は、カタログから品を選択できるシステムだった。
カタログに「災害セット」があったが、結局、備えよりも楽しいこと(東京湾クルーズ)を選択した私。
あれはあれで本当に良かったんだが、今のこの不安な気持ちでカタログを見ていたら、私は災害セットを選択するかもしれない。
以前、大屋さんからもらった乾パンと水が押し入れにあるんだが、もしも家屋ごと倒壊してしまったら…。
実家とどのように連絡を取ったらいいのか?
避難場所ってどこ?
お金はどうする?

てか、私のか弱い生命力で生き残れるのか?

…ごーん。

一気に暗くなってしまった。
どんより。

東京で独り暮らしを始めてから、寂しいとか不安だと思ったことはない。

でも、震災が起きたときのことを考えると、心がざわつく。
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綺麗な人

2009年01月16日 | Weblog
綺麗な人に目がない。
私は綺麗な人が大好きだ。

綺麗の基準は人の数だけ存在する。

私が思う「綺麗な人」は、大概ケバい人が該当する。

ナチュラルビューティーなんて甘っちょろいヲサレは好まない。

魔女のような長い爪に塗られたマニキュア。
巻き髪(金髪は嫌)。
アップにしたときに少々垂れる前髪。
高くて細いヒール。
エレガントな装い。
鶏ガラのように細い躯。
果実のような真っ赤な唇。
瞬きのごとに「バサッバサッ」と音をたてそうなマスカラを盛った睫毛。
「家にあった宝石を全て着けてきちゃった」みたいなジャジャラのアクセサリー。
ディオールのポアゾンの香りをサリンばりに散布。
黒目がちな大きな瞳。
「文学的じゃないのよ。…あなたの唇から漏れる言葉は」
などという生意気な発言が似合う女性。

…たまらんね。


人工的でどぎつく、夜の女王みたいな女性に惹かれる。昔から。
植物に例えるならば、食虫植物。
夜、甘い香りと美しい花弁で虫をおびき寄せ…パク。

高校時代に読みまくった山田詠美の小説が、こんな美意識を植え付けたんだと思う。

また、
「この人、普段、どうやって生きているのかしら?」
という愚問が、次第に惹かれていく必須要素なのかもしれない。生活感がまったく漂わぬ人形のような無機質さ。
たまらん。


今日、某店長が本社に来ていた。
私は私の美意識を満たす彼女のその美しさに目が釘付けになってしまった。
私が思う「美」そのものがそのまんま人間になっちゃった!みたいな感じなのである。

その凛とした姿から目を離したくなかった。
ずっと見ていたいって思った。
こんな気分は久々だ。
映画「マレーナ」のモニカ・ベルッチを初めて見たとき以来かもしれぬ。


私も頑張らないと!と刺激になった。
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人間だもの。

2009年01月15日 | Weblog
●●●ィ~(部長)の前髪が中井貴一風になっていて違和感ありあり。
どうしたんだべ。
彼は私と同じぐらい多毛なので、毎朝大変なんだろうなあと思う。
でも、前職の名残か、絶対に分け目の位置は変わらない。

そして、今日の彼はすこぶる機嫌が悪かった。

なんだかとっても苛々していた。
そういうとき、地雷を踏むのが私の宿命だったりする。
ドカ~ンと一発踏んでしまい、片足がもぎ取られるぐらいの負傷をした。

普段はニヒルな彼が、ヒョウみたいな目付きになってた。

元々細目なんだが。強い眼光がこれまたおそろしや~。

まあ彼も人間だもの。
何か面白くないことでもあったんだろう。

晴れの日があれば雨の日があるように、彼にもそんな機嫌の良し悪しがあるのかもしれない。

人間だもの。


でも。
負傷するのはいやん。

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毎日がアドベンチャー

2009年01月15日 | Weblog
突然の人事異動があった。
まさしく寝耳に水。
これほどまでに大胆な人事異動は、当社では珍しいことだ。
我が部署の後輩若君が他部署へ行ってしまう。

4年間同じ部署で、彼の結婚式まで出席した私はとても寂しい。

そして、やたらと
「どこか他の部署に行きたくないデスカ?」
「他の仕事をしてみたいと思わないんデスカ?」
と勧誘してくる●●●ィ~(部長)の言葉を、何か怖い伏線のように感じてしまい、…ガクブル。

帰る前、挨拶をしようと吉熊上司の周りをウロチョロしていた私。
「飛ばすぞ!」
と言われて、けっこう真実味を帯びたその言葉にも…ガクブル。

ということは、私は今の部署が好きなんである。

店舗から本社に異動になったときは、解放された奴隷のような喜びがあった。
でも、これからまたどこかの部署へ…と異動を言い渡されたら、私は困ってしまうだろう。

スキルアップのために色々な部署で様々な仕事をすることは大切なことなのかもしれない。

頭では分かっているけれども、我が身に置き換えてみると、順応性や能力の面でいささか無理なんではないかと思う。

とりあえず、今回はセーフ!

毎日がアドベンチャーだぜ。
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パキシルよりも

2009年01月14日 | Weblog
心療内科デー

私の前の前の前の人の診察が小一時間もかかったので、結局3時間待ち。
会社を定時で上がり、ハイヒールで駅までダッシュしたのに…。

手持ちの小説「星影のステラ」(林真理子)を読了してもなお呼ばれぬ私の名前。
煙草が吸いたい…。

あれ?
私の存在、忘れられちゃったのかしら?
と不安になる頃、やっと診察室に呼ばれた。
もう、この時点で疲れはピークに達し、色々考えて用意してきた事柄は忘却の彼方へ消えていっていた。

今の私、かなり素!
生まれたまんま!

こりゃ、ありのままの私を診てもらえそうである。

クマ医師は、今日も静かに質問を投げ掛けてきた。

28日周期が取り柄の私の生理が、だいぶやる気がないらしく遅延していることと、それに併せたPMSの影響で気持ちが若干沈んでいるということを述べた。

「お正月は何してましたか?」
ということを皮切りに、私の家族について突っ込んだことを尋問された。

むしろ、私がクマ医師に問いかけたい質問である。
医者ってやっぱりお正月を海外で過ごすのかしら?
アロハシャツを身に纏ったクマ医師を妄想し、笑ってしまった。

え?
弟?

…弟のことなんて、あまり深く考えたことがない。
クマ医師の静かな口調で「弟さんは…」と言われると、弟がこの上なく高尚な青年に思えてくるから不思議。
…本当はファンキーなんだが。


今一番不安なこと、それはパキシルの断薬のことだ。

あのブルーのラインが麗しいパキシルを断たれたら、また私の人生は暗くて悲しいものに戻ってしまうのではないだろうか?
そう考えると、もうね、震えが止まらない。
「早く世界が滅亡してしまえばよいのに」とさえ思う。

その旨をクマ医師に素直に言った。

「大丈夫ですよー。必ず自信を持てるようになりますよー。あなた、前よりも格段に良くなってきていますよ。大丈夫です」

クマ医師は私の目を見てそう言った。

病そのものよりも、患者を見つめるクマ医師。

パキシルよりも効果があるのは、彼の真摯な医療業務と人柄に触れることなのかもしれない。


◆画像◆
アロマキャンドルを焚いてみた。山梔子の甘い香りとゆっくり揺れる炎を見ていると心が和む。
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仕事・実感

2009年01月13日 | Weblog
底冷えの一日。

今日は、別の建物へ書類を数回届けた。
氷が張った水底のような風が時々頬を刺す。
その痛みに耐えながら、ファイルに入れた書類を握りしめて歩く。

何のために仕事をしてるんだろうか?

なんていうことを今まで考えたことがなかった。
「ただ毎日生きるため」…という思いだけが私の根底に当たり前のようにあっただけだった。

では私は生きるために書類を届けているんだろうか?

と自問したら急に悲しくなった。




それだけではない。きっと。

私の書類を待っている人々がいるから、私は運んでいる。

彼らに逸早く情報を伝えること。
それが私の仕事であり、生き甲斐になっている。


「ありがとう」
という一言。


「仕事とは人に喜んでもらうこと」だと、30年生きてきて、今日初めて実感した。
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クマ型

2009年01月13日 | Weblog
紙をクマ型にくり貫く文具を購入した。
紙を挟んで押すと、クマが出てくる。

ガッチャン…クマ
ガッチャン…クマ
ガッチャン…クマ

クマを大量生産し、満足。
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膿出し

2009年01月13日 | Weblog
一昨日から右目がものもらいになっていた。

11月に処方された目薬で様子を見ていたんだが、昼過ぎに膿点が湧き出てきた。
目の前に座っている吉熊上司に、
「なんか白いのが目に着いているよ」
と言われた。

瞼の縁にできた白い点は、だんだん肥大し、好奇心で押してみたら…破裂した。
若干の血液を含んだそれは、マヨネーズとケチャップをミックスさせた、いわゆるマヨケチャ状態でかなり不気味であった。
でも…ちょっぴり快感。

破裂後は腫れが少し退いて、今は鈍痛がするぐらいだ。

膿を出しきることもたまには必要なのかもしれない。
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