世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

夏のボーナス

2021年07月15日 23時32分05秒 | Weblog
夏のボーナス支給にあたり、社長の朝礼があった。
社員同士が協力し合うことの大切さを話してくださった。
社長のスピーチには説得力があり、心に響く。
昨日、他部署の後輩に親切にされたのが嬉しかったのもあるが、今後は会社のためになるのならば他部署の人にも親切心を出し惜しみをしないで対応しようと思った。



ボーナスの額はあまり増えてないが、業績を考えると頑張って出してくれた金額なのだなと推測される。
大切に使おう(主に住宅ローンの返済と旅行代、テレビ代)。


帰りに鳥の形をした雲を発見。十字架のようにも見える。
世界はたまに美しいものを見せてくれる。


入道雲も確認できる。
空が夏仕様に変貌。
梅雨明けも近いのだろう。

何となく「パプリカ」を口ずさみたくなり、喫煙所で鼻歌を歌いながら撮影した。

「♪夏が来る 影が立つ あなたに会いたい」

米津玄師 MV「パプリカ」Kenshi Yonezu / Paprika




ボーナスが出たので今夜は豪華にヒレカツ御飯。




ジューシーで美味しかった。
キャベツのおかわりが無料なのでありがたい。

満腹のお腹を擦りながら国際宇宙ステーションを見ようと広場に行ったが今夜は見えなかった。
そしてその足でボーナスを貯蓄口座に移した。
目指せ、繰り上げ返済。

帰宅後、野ばら先生のブログを読んだ。

2021-07-12 東京の本屋さん

「お姫様と名建築」の書店回りと銀座のブックカフェ&バー十誡での出来事。
そしてやっぱり銀座に行くと教文館に行かれる野ばら先生…私と同じでとても嬉しい。

そして、野ばら先生が澁澤龍彦先生を敬愛するように、私も野ばら先生に憧憬を抱いている。

2012-11-24 野ばらの引越し物語2

憧憬とは違うけれど、この日のブログはプリントアウトして持ち歩いている。




派遣や、新人でも、自分の意見がまるでいえない環境で
無理に働く必要はないと思う。
それを我慢するのが仕事だと思うのは間違いだ。

ユーザーがいて、自分がいる。その間に組織があると
思えなくては、仕事なぞ苦痛でしかないだろう。
大塚家具の場合は、自己判断で社員が動く権限を持っている。
まけてもらったから誉めるのではないが
こういうところとしか、だから僕は長くは付き合えない。

編集者なども同じである。
この業界でも、上司の判断なしには何も出来ないリーマン編集者が如何に多いことか!
そういう人達とは仕事をしないことにしている。
疲れるのみだからである。
お前の出世なぞ、僕と僕の読者には何の関係もないのだ。




「ユーザーがいて、自分がいる。その間に組織があると
思えなくては、仕事なぞ苦痛でしかないだろう。」

ここ。
私の場合、本社勤務でお客様と直接かかわることはないけれども、
お客様 会社(店舗スタッフ) 自分
という関係を意識すると気が引き締まるし、その方が断然仕事が楽しく思える。
店舗スタッフのためにしていると思しき仕事でも、その奥にいらっしゃるお客様を意識するのとしないとでは緊張感がまるで違う。


今朝の社長のスピーチ、そしてお守りにしている野ばら先生の金言を胸に秘め、気を引き締めて会社生活をサバイブしていこうと思った次第。


いろんな人のやさしさの中で

2021年07月14日 23時23分10秒 | Weblog
今夜はつけ麺。
けっこう並んだけれども、今日はどうしてもつけ麺を朝から食べたいなと思っていたので、辛抱強く並んだ。
今日も安定の美味しさ。
諦めないで良かった。







昨日妹が所持していたおくすり手帳のカバーが可愛かったので真似をして同じものを購入した。
妹がキキララが好きだとは知らなかった。
ゆめかわでかわゆいよな、キキララ。

昔は姉妹で持ち物を真似すると喧嘩に発展してたっけ。
ワクチンを打った腕は腫れており、だいぶ痛い。
昔、姉妹で取っ組み合いの喧嘩をした後のあの腕の痛みに似てるかもしれない。



マンションの宅配ボックスに先般ポチったシャンプーが届いていた。
ロレッタ まいにちのすっきりシャンプー業務用 2リットル
これで半年ぐらいシャンプーを買わずに済む。



先述の通り、腕が痛い。
発熱や頭痛の症状はないのだが。
仕事中も腕を動かすととても痛くて、「あいたた…」と漏らしてしまっていた。
今日は肉体労働があったのだが、他部署の後輩が「私、代わりましょうか?」と言ってくれた。その優しさに胸が熱くなった。ちょっと泣いた。

昨日は妹の親切心でワクチンを打つことができた。

私はいろんな人のやさしさの中で生きているのだと改めて実感した。

ありがとう。


ワクチン接種

2021年07月13日 23時35分55秒 | Weblog
有給取得。
妹の会社の職域接種に便乗した。





時間があったのでお茶をした。



いざ出陣。

会議室で書類の確認。
姉が自分の社内にいることに、妹は興奮していた。


ワクチン接種はとても不安だったのだが妹が一緒なので心強かった。

案内されたブースに積まれている注射器の山に眩暈を覚える。
こ、こわい…。

問診でお医者さんに「私、片手でクマのぬいぐるみを握りしめながらじゃないと打てないんですよ」と言ったら「そういう方たまにいますよ」とのこと。
なので吉熊と受けた。
痛くなかったので拍子抜け。いつもの採血の方が10倍ぐらい痛い。

片手をお医者さんに出して、もう片方の手で吉熊を握りしめながら「あー吉熊ってかわいいよな。かわいいんだよ。かわいいよー」と見つめていたら終了していた。
吉熊、困惑していた…。ごめんね。ありがとう。

妹と15分の様子見タイム。景色が良くてうっとり。(←高層階好き)


バリキャリな妹は仕事があるらしく、帰宅していった(在宅勤務)。

一人で東京オペラシティの高層階にある「よし田」へ。



エントランスで金魚がお出迎え。



そばに寄ってくる。可愛いな。

案内された席が窓際で絶景。



松阪牛のランチ。美味しすぎて昇天!


お肉はほんのりと甘く、舌にのせると咀嚼しなくても溶けていく。マジック。


サラダもボリューム満点。


以前、妹が両親をここのランチに連れてきたことがある。
とてもコスパが良いと聞いていたとおり、心から感動した。
店員さんが着物を着用していて素敵だった。にこやかな接客が印象的。一流店だなと感じた。

喫煙所を求めてふらふら歩いていたら新宿駅の方まで来てしまった。暑くて大変。


山手線に乗り、上野へ。
みはしの白玉クリームあんみつを食べた。


平日なので並ばずに済んでよかった。
いつ食べても美味しいな。



上野公園を突っ切る。
カサブランカが優雅に咲いていた。涼やかな様子に一瞬、蒸し暑さを忘れた。



東京国立博物館へ。


「聖徳太子と法隆寺展」の初日だったので行ってみた。予約していないからダメかなと半分諦めつつ。でも入場できた(15時半)。
お宝満載。


嶽本野ばら先生の「お姫様と名建築」を読んでから法隆寺が私の中で熱い。

感想は後日。


妹宅に呼ばれて夕飯をご馳走になった。
檸檬堂の「ほろにがレモネード」、本格的で超絶美味。


妹が作ったお料理はどれも美味しい。特にシチューがクリーミーでほっぺた落ちた。


甥っ子画伯。
踏切と電車らしい。
上手だな。


久々に妹と会い、色々と話せた。
甥っ子もちょっとだけ少年っぽくなっていた。

ということで、とても充実の有給休暇だった。
ワクチンの予約をしてくれた妹にはマジで頭が上がらない。
いつもお世話になりっぱなしである。


ちなみに右の腕に打ってもらったので、右手が痛くて上げられない。
風呂で体を洗う際、そして洗濯物を干すときに難儀した。
倦怠感はいつものことなのでワクチン接種由来のものとは断定できず。


次回のワクチン接種は来月。


はじまりのうたが聴こえる

2021年07月12日 23時38分40秒 | Weblog
早朝、知らないおじさんの声で起きた。
何て声を掛けられたか忘れたが、たしかに声が聞こえたのである。
6時15分に。
あれ、誰だったのだろう。
なんだか励まされたというか叱責するような声色だった。
勿論、私は一人暮らしなので他に誰もいないはず。

モヤモヤする気持ちを抑えて、朝食はシャトレーゼのかわいいくまちゃんをモグモグ。
美味しかった。かわいかった。月曜日の朝は起きるのが辛いので美味しいもので自分を釣る。


昨日、買うときに店員さんに
「かわいいくまちゃん一匹ください」
と言ったら店員さんに
「かわいいくまちゃん一匹ですね」
と返答された。
話が分かる店員さんである。


昼休みは、公園で吉熊と光合成をしてきた。


ブランコすいすい。


高いところにも果敢に登っていく吉熊。大人になったね。


どんぐりブレスレットと吉熊。
私の宝物たち。


夕食は天津麺。

美味しかったので一心不乱で食べた。
毎週通っているので、店員さんともすっかり顔馴染みに。

仕事もだいぶ落ち着いていて、今日は前々からやりたかった資料を作成したりマニュアルを是正したりしていた。

吉熊上司の部署が今日から他の建物に移動になった。
21年間、吉熊上司とは同じフロアで仕事をしてきた。
彼の部署から今の部署に異動してもちょっとした相談に乗ってもらっていた。
今後はそれが難しくなることでちょっこし不安である。

でもここでちゃんと独り立ちをすることが彼の安心にもつながるのだろうから、ぐっと我慢。
自分にできることをするしかない。
今まで相当甘えてきたのだなと今日、改めて思った。

気分的に「はじまりのうたが聴こえる」状態である。

華原朋美 - はじまりのうたが聴こえる



かつての師弟愛から破局した小室さんと朋ちゃんが16年半の時を経て一緒に仕事をして生み出した歌だ。
本当の「旅立ち」を歌った歌詞がを今の自分に重ねてしまう。

この曲が出たとき、散々、「はじまりのうた…幻聴じゃね?」と言われていたけれど。
私は好き。
越谷レイクタウンのイベントでこの歌を歌う朋ちゃんを間近で見た記憶も蘇る。
肌が透き通るぐらい白くて華奢でかわいかった。


てか、今朝のおじさんの声、やはり幻聴だったのだろうか。
謎は深まるばかり。怖いんだけど。
枕元に塩でも撒いて寝ようか。
あ、でもうち、調味料ないんだっけ…。
どうする?吉熊。
え?まさか声の主って…吉熊じゃ…。


極楽浄土と太古のロマン

2021年07月11日 22時50分44秒 | Weblog
7時に起床。
だが出勤日ではない。

今日は行田まで古代蓮を見に行った。早起きは苦手なのだが花のためならば起きられる。
昨日、不忍池の蓮が閉じてしまっていて不燃焼だったので蓮のリベンジ。

行田駅からは無料のシャトルバスを利用。(9時37分に行田駅に到着、9時45分のバスを利用)



着いた~。2年ぶり!


2000年も前から眠っていた蓮の種が、1971年のゴミ焼却場建設の土木工事で偶然掘り起こされ、2年後に自然に開花したという行田の古代蓮。
古代蓮が咲いた場所はゴミ焼却場建設が中止となり「古代蓮の里」公園として整備された。
ここで見つかった古代蓮は行田蓮と命名され、毎年大勢の人々に古代へのロマンを感じさせながら美しく咲き誇っている。



一面蓮だらけで、ちょっとした極楽浄土であった。










今日の一枚。


かくれんぼしている吉熊。発見。



美しい。ひたすら美しい。








蓮の種。
つぶつぶ恐怖症の人はこれに恐怖を覚えるらしい。私はハノイで食べた。苦かった。台湾では砂糖漬けになったものをお土産にし、母に喜ばれた。


蓮の葉のシャワー。
すんごい勢いでジャバジャバ水が溢れていた。



蓮の花とタワー。








珍しい八重の蓮。
漢蓮(かんれん)という品種らしい。



舞妃蓮(まいひれん)という蓮。気品があって好き。



吉熊、また来ようね。






さきたま古墳群に到着。
古代蓮から10分ほど、シャトルバスに揺られた。(11時15分の古代蓮発のシャトルバス)



移設民家。
ほっこりする。







近くのベンチで古代蓮の売店で買ったゼリーフライを食した(おからが入ったコロッケのようなもの。行田の名物)。




売店のゼリーフライ人形、マスクを装着してた。




さきたま史跡の博物館へ。入場料200円。



日本史の教科書にも載ってる国宝・金錯銘鉄剣を拝めて満足。日本史の授業で熱く語られた記憶。書いてある文字のフォントが激マジかわいい。古代人、女子力高い。接写をしなければ撮影可能という太っ腹。






はに丸くんみたい!



脳内、はに丸ソングに占拠された。
おーい!はに丸 OP

我々の年代ならばみんなそうであろう。



企画展「運ぶ」も堪能。


「埼玉(さきたま)の津」が印象的だった。

「埼玉の 津に居る船の 風をいたみ 綱は絶ゆとも 言な絶えそねつ」
(さきたまの つにおるふねの かぜをいたみ つなはたゆとも ことなたえそねつ)


「埼玉の津に泊まっている船のように、風が強くてもやい綱が切れてしまっても、二人の愛の言葉だけは絶えないで欲しい」

万葉集の巻十四東歌中の相聞、武蔵国の歌九首のうちの一首三三八〇番に「埼玉の津」という地名が登場するのだが、その歌が超胸キュン。なんて切ないのだろう。人が人を愛する気持ちって昔も今も変わらないのかもしれない。



バスの時刻まで時間が余っていたので稲荷山古墳に登り、世界の中心で愛を叫んできた。(←暑さで脳が溶けてしまい、物事の判断がつかなくなった)。




絶景なり。


BGMは「瞳をとじて」
世界の中心で愛を叫ぶ 予告編


瞳を閉じれば、ここはオーストラリアのエアーズロック。
さきたま古墳だけど。いいの!!
気持ちが良くて、もうなんか感極まって泣いていたからね。
古墳の上で。
炎天下の下、マスクの内で愛を叫びながら「瞳をとじて」を熱唱。カオス。


将軍山古墳は内部を展示している(さきたま史跡の博物館のチケットを提示すれば無料で入れる)。


馬さんに跨るイケメン。


石室内で眠る誰か。追加で葬儀を行い、その都度、古い供え物は隅の方に置かれて行っていたらしい。



二子山古墳。



今日見た古墳の中で一番萌えた古墳「愛宕山古墳」
墳丘長は54.7mと、埼玉古墳群で最も小さい前方後円墳。
愛くるしい佇まいに全俺が萌えた。ちゃんとお濠に包囲されてる。





はにわの館でお土産を購入。



行田駅までのシャトルバス。(さきたま古墳14時45分発)
さっきまで晴れていたのに、空が暗くなってきて雨がポツポツと。


高崎線が止まってしまい、行田駅で足止めを食らった。
土砂降りがすごくて、その様子をホームから眺めていた。
なんとか運転再開し、無事に地元の駅まで帰ってこられた。


はにわの館で購入したミニ埴輪ちゃん。
きゃわゆい。


さっそく我が家に馴染んでいる。


夕食は近所のインド料理店のカレー。
焼きたてのナン、濃厚でスパイシーなチキンカレーに悶絶。
お腹が空いていたので一気にペロリ。


ちょっとした日帰り旅行を楽しめて大満足の一日だった。
暑くて全身に塩が出現したけれども。

古代人のロマンも胸熱だったが、泥中から美しい花を咲かせ、上を向く蓮の花にも勇気をもらえた。
極楽浄土と古代に思いを馳せつつ、今日は眠りにつこう。


夏が来た

2021年07月10日 23時43分41秒 | Weblog
10時に起床。

上野の不忍池で蓮を眺めた。






正午に行ったのでやはり多くの花は閉じてしまっていた。
それにしても暑い…。
夏が来たという陽気である。



半年ぶりに、松韻亭で花籠ランチ。


前回同様、カウンター席に通された。


予約をしていなかったが大丈夫だった。



夏の庭を眺めながらいただくランチ…とても優雅である。
吉熊も大喜び。

この綺麗な彩を前にすると、何から食べていいのか悩んでしまう。


右手前の赤こんにゃくは、近江八幡市の名物で三二酸化鉄という鉄分で赤く染められており、煮ても脱色せず、健康的にも優れた食材であるとのこと。


湯葉も美味しかったな。(大好物)


赤だし、豆ご飯はおかわりができるというので、それぞれがっつりとおかわりした。
お腹ぱんぱん。




この茶碗蒸しがなんともいえない。
底の方にゴボウ風味の餅が入っているんである。



札を持って会計に行く際。廊下の様子。
酸漿がいい感じ。
絵になる。



接客もハイパー良くて、雰囲気も抜群なので、また来たい。


韻松亭の隣にある花園神社にお参りに行った。
コロナ前、外国人観光客にいつも占拠されていたが、今日は誰もいなかった。


山手線に乗り、新宿へ。
武蔵野館にて映画「いとみち」を観に行った。
NHKで紹介されていたので気になっていたのだ。


【あらすじ】
青森県弘前市の高校に通う16歳の相馬いと(駒井蓮)は、強烈な津軽弁と人見知りが悩みの種で、大好きなはずの津軽三味線からも遠ざかっていた。そんな状況をどうにかしたいと考えた彼女は、思い切って青森市のメイドカフェ「津軽メイド珈琲店」でアルバイトを始める。当初はまごつくものの、祖母のハツヱ(西川洋子)や父の耕一(豊川悦司)、アルバイト先の仲間たちに支えられ、いとは少しずつ前を向いていく。そんな中、津軽メイド珈琲店が廃業の危機に見舞われる。



自然豊かな津軽の景色と主人公の女の子の成長が楽しめる作品だった。
また乗りたいな、五能線。また行きたいな、板柳と弘前。


映画「いとみち」予告編


主人公を演じた駒井蓮さんの透明感のある演技に惹きつけられた。9ヶ月も特訓したという津軽三味線がしっかりと彼女の「モノ」になっていた。特におばあちゃんと一緒に演奏するシーンなんてゾクゾクしてしまった。
お父さん役のトヨエツも安定のカッコよさであった。



劇場内にあったメイド珈琲店の広告。


特設コーナーも。


このデザイン、好き。レトロポップ。





ということで、絶賛青森まつりなので、今夜は去年の旅行で買ったレトルトの帆立カレーにした。
帆立の味が濃厚で美味であった。



同じものを貝好きな某くんにも送った。後日食べた彼は「美味しかったよ」と喜んでいたっけ。


これに皮膚科にも通院し、スーパーにも買い物に行った。
すごい行動力である。
久々の晴れでテンションが上がったのかもしれない。
暑いのは苦手だけれども、閉塞感漂う梅雨の雨よりはマシ。

充実の土曜日だった。



マイム~ベッサッソン♪

2021年07月09日 23時22分36秒 | Weblog
7/9(金)
退社後、他部署の後輩女子Sちゃんとホルモン焼きを楽しんだ。
彼女とはコンスタントにホルモン焼きを突っつく仲だ。
てか、去年は一緒に広島県の竹原を徘徊した。

2020年11月21日 
竹原・尾道旅行記1日目


かんぱ~い!!


ビール、うますぎ。


Sちゃんが好きなタンユッケ。


ホルモン3点盛り×3人前、タン3点盛りをペロリ。
一応、店員さんにどの肉がどの部分で、という説明を受けるが、食べるときまで覚えていたためしがない。




焼くのはいつもSちゃんの役割(ごめんね)。

火柱が立つと思わず二人で「マイム~ベッサッソン♪」と熱唱。

脂っぽくて最高に美味しいホルモン。
咀嚼中は昇天しているので無言になる。


今回はお店が早く閉まってしまうので、冷麺は諦めていたのだけれども、やっぱり注文しちゃった冷麺。


今回も網走刑務所と吉原遊郭の話で盛り上がった。
この会社に入社してこんなにマニアックな話ができる人と会えると思わなかったね、といつも手を取り合って感動している。

旅行好きというところも似ている我々。
この前、Sちゃんは山形に旅行に行ってきたらしくお土産をくれた。

ありがとう。

〆はガラナサワー。デザート代わり。



短い時間だったが、色々なことを話せてよかった。
Sちゃん、いつも話を聞いてくれてありがとう。



粛々と

2021年07月08日 23時46分22秒 | Weblog
昨日は心療内科デー。待ち時間3時間。
退社後、心療内科の日は駅そばで急いで夕食を済ませる。
400円ちょっとの冷やしかき揚げ蕎麦。


急いで駆け込んでも、心療内科の待ち時間は半端なく長い。待合室の人数や捌け方を見て、今日もこのままいくと名前を呼ばれるのは0時過ぎになるだろうと見込んだ。
本を持ってきてよかった。といっても、もう読み終えてしまったよ!!林真理子先生の新刊エッセイ「美女の魔界退治」。コロナ禍における林真理子先生の過ごし方、考えていたことがダイレクトに伝わってきて面白かった。美への努力を惜しまないところ、そして冴えた洞察力に圧巻。


読書ができるので症状はさほど深刻ではないのだけれども、最近、気分の浮き沈みがとても激しい。急に息苦しさや動悸を覚え、ソラナックスを飲み騙し騙し生きている感じである。いつ心が破綻するのか、戦々恐々である。
主治医・クマ医師にいいアドバイスがもらえるといいなと思いながら順番を待った。私の前の前の患者さんが長くて長くて。結局私が名前を呼ばれたのは23時を少し回っていた。
ずっと吉熊と遊んでいた。


さて、診察。

まず、昇進についてを報告。クマ医師、「よかったじゃないですか」と大喜び。クマ医師の喜ぶ顔を見て私も嬉しくなった。そうだよな…二人三脚で勝ち取ったもの同然だもの。
コロナ禍じゃなければきっと握手をしていただろう。だけれども私とクマ医師の間にはシートが在り、叶わず。切ない。

あと今回は自分でもどういうふうに気持ちを持っていくべきかわからないことが多々あったので箇条書きにしてきたものを読み上げる。
そのなかでヤバい件をクマ医師が選び出し、客観的意見を提示してくれた。
私のことを16年間も診てきた第三者の意見なのですんなりと納得できる。
なるべく客観的に私が説明した状況についても「あなた、間違っていないですもの。コンプランス的に」と仰っていただけたので自信を持てた。
ありがとう、クマ医師。

日中、コソコソとソラナックスを飲んでいることを自供したら、処方量を増やす方向に。
大きな音をたてられたり素っ気なくされたりすると、怖くなってパニックになる。
すぐにソラナックスを…と思うのだけれども、「こんなに安易に飲んでしまってもいいものだろうか」とこんな私でも多少は気にする。

「昼に飲むことについて躊躇いを覚えてしまうんですよね…」と言ったら、「飲んで楽になるのならば飲みましょう。無理は良くないです」とのこと。
だよなー。最近は飲んでもあまり眠くならないし、呼吸が苦しくなったり動悸が激しくなったりしたら飲んじゃってもいいのかもしれない。取り乱す前に。素面でいることに諦めをつけてさっさと飲んでしまう方が得策かもしれない。そう確信した。

処方変更なし
マイスリー、ソラナックス、防風通聖散、パリエット、当帰芍薬散
※ソラナックス、マイスリー多め。




今日もなんとかやり過ごし、薬局に寄った。
いよいよ来週はワクチン接種。
薬剤師さんから、会場へはおくすり手帳を持っていくようにと言われた。
私のおくすり手帳は猫ちゃんの絵柄が入っててかわゆい。


夕食はくら寿司。

うなぎも鯖も初体験だが美味しかった。
炙りサーモンはデザート代わり。



他部署のお姉さまに可愛らしいプレゼントをいただいた。
私が元気がないから心配してくださったもよう。
お気持ちが嬉しい。ありがとうございます。
ちょっと泣いた。

中のお菓子を食べ終えたら、旅行時のアクセサリー入れにしようと思う。
大切にしよう。

私にしては珍しく民放を見た。
中学時代の同窓会のグループLINEでみんな見るというから。
秘密のケンミンSHOWという番組で(私は初めて見た)、今回は私たちのソウルフード「ステーキ宮」の特集。
生まれも育ちも宇都宮な私の冷凍庫にもストックがあるステーキ宮のたれ。
料理ができない私はこれをレトルトごはんの上にかけて食するのである。
たれというよりふりかけ。

みんなでワイワイと盛り上がってとても楽しかった。
一時期、ちょっと疎遠になったけれども、この一年を通してそれぞれの距離感をじょうずにとれるようになった。


今週もあと一日行けば休み。
粛々と明日を乗り越えたい。

★心療内科の待合室でエンドレスで流れているDVD
『森林浴/グリーン・プラネット』トレーラー

これを聴くとクマ医師を感じることができるので落ち着く。
我が家にもこのDVDがあったんだけど…。引っ越しでどっか行っちゃったんだよな…。



湿度100%の修行僧

2021年07月06日 23時56分00秒 | Weblog
湿度100%のなか出勤。水の中を歩いている錯覚に陥る。
こういう日は無の気持ちでひたすら会社を目指して歩くしかない。
出勤はお坊さんの修行に似ている。
暑くても寒くても会社をひたすら無心で目指すところが。

ちなみに駅から会社まではマスクをはずしている。
暑いので熱中症の方が心配だからである。

THE梅雨という天気のせいもあり、自律神経が狂っていることを自覚。
また精神的な落ち込みがすごくて、飲もうかどうするか迷った末に飲んだソラナックスで、なんとか今日も騙し騙しやりすごした。
疲れた。疲れ果てた。


今回の昇進ではお祝いの言葉を多くの人からかけていただいた。
とても嬉しい。
そんななか、頑なに言ってくれないコがいる。
今回の昇進で昇格した私と同類の境遇の人に確認したらやはりそうらしい。
「あの人、みんなで話していても私の昇進の話になると話から抜けるの」とのこと。

別に祝ってほしいわけではない。
けれど…。

私も何年も昇進できずに悔しかった。だからその気持ちもじゅうぶん理解できる。
でも臥薪嘗胆で歯を食いしばって涙をのみ込んでソラナックスを飲んで耐えてきたのは事実だし、去年からパートさんの仕事を98%ぐらい引き継いでソラナックスを飲みながら自分のものにしてきたのも事実だ。
第一、彼女は雇用形態が我々とは異なる(元社員だったが自己都合で変わった)。
労働時間も私よりだいぶ短い。
しかも社歴も私の方がうんと上だ。

なーのーにー。
なーんーなーのー。

まあ、いいよ。
私が彼女がどう考えようが昇進したことには変わらないし。
心が狭いんだなって考えよう。
そしてあまり関わらないようにしよう。

その他にも悩ましいことが数件…。
仕事が順調なのが救いだ。

出勤どころか人生そのものが修行である。

でも食の煩悩は捨てきれない。

帰りにサイゼリヤで好きなものを食べたら元気になった。



ソラナックスを飲んでいたのでワインは飲まなかった。
駅前で煩悩塗れの煙草を吸い、小雨の中、帰宅。

さて、明日は心療内科。
色々とクマ医師に相談しよう。

神解答、キボンヌ。




過去はいつでも青春な件

2021年07月05日 23時14分37秒 | Weblog
今日の朝御飯はBAKEのチーズタルト。
月曜日の朝はなかなか起き上がれないことをこの21年間のサラリーマン生活で学んだ。
だから少しでもすんなりと起き上がれるように、昨日、池袋駅で奮発して買っておいたのだ。
自分を餌で釣る作戦である。

上品な甘さと柔らかい触感がクセになる。
また買おう。

今日は湿度が高くて体調もイマイチなのであったが、割とちゃきちゃきと仕事をこなせた。
やはり昇格したので係長心得だった先週まで以上のパフォーマンスを出したいと思ってしまう。
体調もイマイチだったが心の方も曇っていた。
塞ぎがちで他人の心を勘繰ってばかりで疲れてしまう。
ソラナックスを飲もうか、もう少し我慢しようかと悩んでいたら定時間近に。
今日は飲まずに済んだ。

餃子を食べて帰宅。



この前、父に送った林真理子先生の「小説8050」を母も読み終えたらしい。
毎晩決まった時間に読んでいたらしく、読了後、読むというルーティンを失い、ロスっていた。
あまり読書をしない母をも魅了する「小説8050」、売れるのも納得。
「ドラマを見ているように情景が目に浮かんだ」
「いじめっ子の男の子、あれ、憎たらしいね」
「弁護士の高井先生、いいよね」
「主人公の歯科医みたいな男の人、好きだな、ママは」
と夜な夜な感想を述べて来る。
母とこうして1冊の本について感想を述べ合うのはたぶん初めてだ。
このような機会を与えてくれて、林真理子先生、ありがとうございます。

久々に本棚から林真理子先生の「anego」を取り出して読んでいる。

林真理子先生のYouTube番組で昨日観たからである。
あなただけの作家に出会う方法『anego』

最近はテレビを見ずにYouTubeばかりを見ている。


18年ぶりに読む。
2005年、篠原涼子主演でドラマ化もされている。


思わずドラマの主題歌をYouTubeで検索。
北出菜奈 KISS or KISS PV


そうそう!北出さんなのだ。北出さんは嶽本野ばら先生と「ななのば」というグループで音楽活動をなさっている(いた?)。
なんという御縁。
「KISS or KISS 」はシングルも買ったほど好きだった。

小説を捲り、「KISS or KISS」を聴いていたら、もう色々と思い出してしまった。
2003年~2005年のことを。
あの当時の私は20代半ば。
小説のanegoより少し年下だったが、でももう自分は青春を終えた人だと認識していた。
でも、今の私は上記の頃を思い出すと「あの時代も青春だったよな」と思う。
毎月読む雑誌「美的」、しょっちゅう買っていた服、毎週末の飲み会、たまに行われる合コン、一人カラオケ。
まだ上京してきて数年だったうえ、店舗から本社に異動してきて「THE・OL生活」をエンジョイせねばと意気込んでいた。
当時はまだ民放も視聴していて勿論ドラマ「anego」も毎週欠かさず観ていた。で、翌日、先輩と感想を述べ合っていた。

今や、浴室で湯船に浸かりながら小説を読み、母とLINEで通話をするのが一日の主な楽しみに。
地味になったものである。

でも青春回想の方程式でいけば、15年後ぐらいの私もきっと「2020年とか2021年って超懐かしい。はやぶさ2帰還とかあったよね。青春だったよね。あの時風呂場で読んだ小説は今の私の生きる糧になっている」とかしれっと書いているんだろう。ブログに。
そして相変わらず、少し古ぼけているであろう吉熊と、弱くなった胃を気遣って油分が抜けているであろう夕食の画像をUPしているに違いない。

見える。私には見えるぞう!58歳の自分が…!!
どうかその頃にはマンションの住宅ローンを返済できていますように。

それではここで、ドラマ「anego」最終回、2005年06月22日の日記を載せておこう。

祝☆10,000日目

…なんだか今日書いたようなことと同じような感じだった。
人間、あまり根本的な部分は変わらないのだな。


雨にも負けず

2021年07月04日 23時23分02秒 | Weblog
9時に起床。
今日も雨。最近ずっと雨で嫌になる。梅雨だから仕方がないのだけれども。
カップラーメンを食べた後、正午までトランス状態で掃除をしていた。
独立洗面台のくすみが気になっていたのでそこを重点的に行った。
激落ちくんのメラミンスポンジとクレンザーで磨くと綺麗になると母が言うので実践したら本当に真っ白になったので吃驚した。
やはり親の言うことは絶対だと改めて思った。

月初のルーティンであるエアコンのフィルター掃除、週末のルーティンである床拭き、トイレ掃除、お風呂掃除なども行った。


身支度を整えて選挙へ。
清き一票を投じた。




14時、待ちに待った嶽本野ばら先生の「お姫様と名建築」発売記念オンラインイベントが開始された。
昨日、ムッチーさんから頂いたお菓子を用意して待機。お花の形が愛らしい。
ちょっとしたお茶会状態。




好きなお姫様は?との質問に野ばら先生は、マリー・アントワネットを挙げた。
理由として、特に功績がなくぼうっとしていたけどファッションリーダーだったので親近感があるからとのこと。
なーるーほーどー!
野ばら先生らしくてニヤニヤしてしまった。
あと激情的なフアナ姫について、本には書かれていないことを話してくださった。
続いて、法隆寺、姫路城、そして宮津の複合施設「ミップル」への愛についても熱弁。濃密な1時間半だった。

クレアーズで買ったティアラとアニエスのタイで今日もお洒落な野ばら先生。
久々にお元気な姿を拝見できて安心した。
画面越しではあるが、しっかりとFahrenheitの香りを感じることができた。


野ばら先生のイラスト、素朴でかわいくて好き。
泣きそうになるぐらいかわいい。

生きていれば、またいつか、会えるはず。
静かに、その時を待とう。


今回の「お姫様と名建築」の執筆にあたって、多大な参考書類を読んだけど、古い本のほうがためになったと野ばら先生。
あ!と思う。
我が家にもあるぜ。
父が30年前に海外出張(ヨーロッパ)で買ってきてくれたヴェルサイユ宮殿のガイド本。



「お姫様と名建築」と照らし合わせて読みかえそうと思った。
クマパパ、ぐっじょぶ!!


夕方、再びお出かけ。
偶然見かけた薔薇。
嗚呼、野ばら先生を思わずにはいられない。









池袋に上陸。
2ヶ月に一度の恒例ミッション、西武百貨店に化粧下地を買いに行く。

もう20年以上愛用している資生堂ルーセント。


試供品をたらふくいただきマンモス。


我が家のダフヲもおすすめとのこと。


焼肉ライクへ。


乙女は孤高なので一人焼肉も難なくこなせる。
マンション買って2年になるのにガスの元栓を開いたことがないほど料理をしないので、焼き加減がわからず、私のコンロだけやたら火柱が立っていた。






ファイヤー!!


今日したことを列挙してみると信じられないほど充実していて我ながら感動してしまう。
なんだか2日分ぐらいのことをこなした感、満載。

やる気を削ぐ天候だったが、負けなかった自分、偉い。



時の波

2021年07月03日 23時31分54秒 | Weblog
9時に起床。休日にしては早起き。

今日は昼からムッチーさんと池袋で飲んだ。

ムッチーさんは私の通う心療内科で受付をしていた。
彼女が退職するかしないかの6年ぐらい前から飲み友達になった。
今は旦那さんの仕事の関係で関西にいる。
娘と帰省してるので飲もうという話になったのである。

2020年11月15日 飲み友達

前回から半年ぐらい経過し、お嬢ちゃんも乳児から幼児になっていた。
おとなしくていい子にしてて偉い。

今日お邪魔したお店は家族経営の居酒屋さん。
私は3年ぶり2回目の入店。

ここは、ムッチーさんと旦那さんが東京に住んでいた時の行きつけのお店で、陽気であたたかい女将さんとダンディーなご亭主、そしてイケメンの息子さんがお店を仕切っている。
常連さんも互いに絡みあっているし、とてもアットホームな雰囲気が心地いい。

お客さんの
「お母ちゃん、ビールおかわり」
「お父ちゃん、こっち座って!」
という声がそこらかしこから湧き上がってくる。
お店なのに誰かの家と化している…!

かんぱ~い!!



お料理もピカイチ。





私はお母ちゃんの作るマカロニサラダが好き。前回も美味しくいただき印象に残っている。



この野菜も美味しかった。
名前は何だっけ。
帰る時、お母ちゃんとLINEの交換をしたのだからこの野菜の名前を訊いてみればいいのに…シャイなので訊けない…。


結局5時間ほど滞在。
お父ちゃん、お母ちゃんがムッチーさんの娘を寝かしつけてくれたりしたので、ムッチーさんと思い切り飲めたし語ることができた。
笑いすぎて喉が枯れた。


6年前、まだ独身で夜な夜な居酒屋をはしごしまくっていたムッチーさん。
今、こうして逞しく子供を育てているのを見て感じたことがある。
それは「時の波」の存在だ。

毎日毎日、時は同じようなリズムを刻んで、日々、刻々と人に変化をもたらしている。
海で遊んでいるとき、同じ位置にいるつもりが、いつの間にか波に押されて全然身に覚えのない位置で立っているあの感じ。
欲望や願望を持ち、それを意識した行動をとったり選択をすることにより、ある程度、着地点を定めることはできるが、そんなのお構いなしに「時の波」は強靭で、平等で、残酷で、「時薬」という言葉もあるように薬にもなったりする。

自分自身もきっと「時の波」によってここにいる。

飲み歩きながら「結婚したい」と言っていたムッチーさんが、今、素敵な「時の波」に乗れていてよかったと思う。

ムッチーさん母子と駅で別れ、千鳥足でマツキヨに寄って帰宅。
勿論クーポンを使った。

この前、フランフランでお買い物をした際、「dポイントカード」を作ってもらった。
マツキヨでも使えるというので早速ポイントを貯めている。(マツキヨのポイントも貯めている)
帰宅後に、割引された金額と貯まったポイントを確認して満足するのはもはや月初のお楽しみルーティンだ。

さて、明日は嶽本野ばら先生のオンラインイベントの日。
「お姫様と名建築」、あとがき以外、全部読んだ。
野ばら先生の読者を20年やっているけれど、こうしたオンラインイベントは初めてだ。(ツイキャスは別として)
楽しみでならない。

先ほどの「時の波」でいうと、私的に世界最大のビッグウェーブだあああああああ!


傾斜にして数度

2021年07月02日 23時19分18秒 | Weblog
ガチの係長二日目。
劇的な環境の変化はないが、周囲に見られている気がする。
「何かが変わったよね、あの人」って思われたく、やる気いっぱいで仕事に取り組めた。
毎月提出している稟議書の添付書類をもう一つ増やしたくて上司に相談した。
いつもこそこそと数字をまとめているExcelの表である。
日の目を見ないだなんてかわいそうだし、表。
チェックしてくれた上司から適切な指示をいただき、見やすく美しくしい書類になった。
さっそくPDFにして添付した。

せっかく機会があって昇進したのだから、仕事への意識を、傾斜にして数度、上げていこうと思う。
長い目で見たらきっと将来的に大きな差が生まれるはずだ。
チリツモで貯まったスキルが将来の自分の糧になると信じている。

一人くら寿司で昇進祝い。
昨日も飲んだのに今日も飲んじゃう。
だって今日は花金。
株主総会、寝耳にウォーター昇進、月末業務もあって、目まぐるしい一週間を走り抜けたのだもの。

ちなみに明日も飲んじゃうYO!


今日のくら寿司は満席だった。
テーブル席待ちは長蛇の列。
ちょうどカウンター席が1つ空いたのでソロの私はすんなりと着席。
お一人様最強。ビバ・人生ソロ活動(厳密に言うと吉熊がいるからソロではなくユニット)。

おつまみとお寿司をタッチパネルで注文。
19時直前だったのでレモンサワーも。




くら寿司でのアルコール摂取は初体験だったのだが、ちょっと薄いかな。

デザート代わりの茶碗蒸し。

こんな地味な外観だが、中には帆立とかが入っているんだぜ。

アボガドサーモンをもう一皿追加してビッくらポン!に挑戦。(皿5枚で1回挑戦できる)

結果は、はずれ。
おい、今日は昇進祝いなんだよ。空気読めよ。


ほろ酔いで帰宅。
余は満足じゃ。

やっと待ちに待った週末が来た。
日曜日には嶽本野ばら先生のオンラインイベントがある。
ちょっとした玉音放送である。

7/4 嶽本野ばら先生 – 丸善ジュンク堂書店 オンラインイベント

オンラインイベントなのにお洋服を買ってしまったよ。
名建築・我が家も掃除しないとな。
早く野ばら先生に会いたい。声が聴きたい。



その前に明日は久々に友達と逢瀬。
すんごく楽しみ。飲むぞ!!
支度を終えたので、さあ寝よう。


昇進

2021年07月01日 23時38分29秒 | Weblog
本日付で係長になった。
主任から係長心得になったのは2年前。


今日からガチの係長になったのである。

寝耳にウォーターだったので、今朝、上司から辞令を受け取って吃驚した。



辞令を受け取る手が震えた…。


今宵、globeの「Feel Like dance」を聴いていたら、昔のことが走馬灯のように駆け巡り、泣いた。


他部署の後輩に昇進を抜かれて、悔しくて泣いた夜。
どうせ私なんか、とふてくされた帰り道。
同じ境遇の者同士で飲んだ酒の味。
自暴自棄になった一人カラオケ。

それでも辞めなかった。
耐えて耐えた。
サラリーマンとはそういうものだと父の背を見て刷り込まれていたからである。



私の中には祖母がいる。
母方の祖母だ。
幼い頃から苦労したせいか神経質で厳しい人だった。
結婚後に夫が出征し、女手一つで娘(母の姉)を5年ほど育てた。
戦後はヨイトマケよろしく、肉体労働に勤しんだ。
自分の時間なんて全然なかったっぽい。

母親になった母が少しでも彼女に弱い姿を見せ、愚痴を述べたりすると「甘ったれてんじゃないよ」と叱咤。
同居する姑が子供の面倒を見てくれないと口にしようものならば、「甘ったれてんじゃない。誰が子供を育てるんだ!人をあてにするから腹が立つんだ!」と怒られたと母は証言する。
怖くて実家には帰れず、母は歯を食いしばって我が強い姑・毎日来る小姑、そして仕事と飲み会に勤しむ夫に仕え、孤独のなかで3人の子育てをしていた。

おかげで母は強くなり、姑・小姑にも負けず、そして家を出ることなく、姑の死後はとっととボロ家をぶっ壊して自分好みの家をカスタムして建て、父と悠々自適に過ごしている。穏やかな日々を楽しんでいる。

祖母が他界して随分経つが、最近、祖母が私の中で生まれて育っている。
仕事で「これめんどい」などと思ったり「なんで私がやんのこれ。マジでイミフなんすけど」と考えたりすると、祖母が脳内に降臨してきて「甘ったれんじゃないよ。お前の仕事だろ。やるんだよ。他に誰がやるのさ?」としゃがれた声で言うのである。

怖い。実に怖い。

祖母が見ている、と誰もいない制服の在庫部屋で何度か祖母の気配を感じた。

今回の昇進はいつも気にかけてくださる社長、上司、同僚、支えてくれた家族や友達のおかげでもあるけれども、厳しく監視してくれている祖母のおかげでもある。
いつも見守っていてくれてありがとう。

持ち帰ってきた辞令を立てて、その前にお香を1本立てて合掌した。

晩年は認知症になり、私がお見舞いに行っても「どちらさん?足尾から来たんけ?」と訊いてきた祖母。
私のことは覚えていなくても「ヨーコは私の娘だよ」と言って、母のことは亡くなるまで覚えていた。
厳しく接していたけれど、祖母は母のことを大切に思っていたのだ。


今夜の酒は最高。
私の好きなジントニックと吉熊の好きなサーモンのパスタ。

吉熊も、いつもありがとう。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という先人たちの教えを噛みしめ、そして祖母の監視のもと、明日からも精進しようと誓った。

最後に一言だけ。

やった!!!
嬉しい!!!