セイタカアワダチソウ “背高泡立草”
久々の良いお天気に、今朝もどこかでまたツクツクボウシの声がしていましたよ。
日差しはとても温かいですが、湿度は低くさすがに吹く風もちょっと肌寒い感じがします。
キンモクセイの香りも今が最も強いでしょうか…、そんな中でいつの間にか界隈ではセイタカアワダチソウの黄色い花も咲き始めていました。
今日の温かい日差しに、モンシロチョウやモンキチョウ、蜂の仲間がこの花の蜜につられて集まっています。
このセイタカアワダチソウは北米原産で、明治期に観賞用として輸入したものが繁殖したとも、花の少なくなる秋に蜜を集めるため養蜂業者が広めたのではないかとも言われている、北半球に雑草として分布している植物です。
日本ではよく荒地などに群生しているのが見られますね。
旺盛な繁殖力で日本各地に広がり、北海道でも群生しているほどだそうです。
このセイタカアワダチソウの強い繁殖は、以前ワルナスビでお話した “アレロパシー(他感作用)” がある物質を根から分泌することで他の植物の生育を抑制してしまうために起こるものです。
日本に生態系被害をもたらすと危惧され、確か川崎市青少年科学館の資料でもブラックリストにも載っているを見たことがあります。
このままではこのセイタカアワダチソウの大繁殖に在来種が駆逐されてしまうという声や、すでにこの植物による生態系の変化も落ち着き始めているという声もあります。
実はこのアレロパシーが土壌に蓄積され過ぎるとその植物が自家中毒を起こし、自らの生育が抑制されていくということがあるのだそうで、いずれは繁殖も落ち着いてくるだろうとの考えがあるのです。
しかし、河川敷などの土壌の浄化作用の起こる地域では、この限りではないといいます。
そうはいっても、この界隈でも、セイタカアワダチソウはその生育範囲を広げてきています。用水路の護岸の亀裂の間、ほんの少しのアスファルトと土の隙間などから自生しているのを見ると、やはり尋常ではないなと感じるのです。
ブタクサと混同されたり、秋の花粉症の張本人と目されましたこともありましたが、その疑いは晴れたようではあります。
が、疑問視する意見もあるようです。
以前Dカタログか何かで、外掛け用の高級すだれの材料名がこのセイタカアワダチソウと記してあるのを見つけたことがあるのですが、何かしらの有効利用は出来ないものなのかな…。
みなさんのお近くには、このセイタカアワダチソウが咲いていますか?
コメントのダブルもいつでも多謝ですよ~(^^)v
>あちこり
でも充分に(それ以上に)伝わりましたよ♪
流行らせたいぐらい、ましてやプリティです
このセイタカくんたちの増殖はすごいでしょ?
こんな栄養のなさそうなとこに?って場所でもぜんぜん大丈夫の体が自慢の方たちです(笑)
でも虫たちはこの花が大好きで、一生懸命蜜を吸っては花粉を運び受粉させて増殖に一役も二役もガッテンダとばかり買って出てます^^;
>染物
さすがに『あやゐがさ』のとんぼ小町様!
目の付け所が違いますね~♪
平安の頃にもしもセイタカくんたちがすでにいたら、もしかしたらそれで染め抜いた衣をみやびな方々がお召しになっていたかも知れませんよ
>あちこり
って何ぞや~~~とのけぞっちゃいました;;
正しくはあちこちです…
いるわいるわ生えているわ、
今まで気づかなかったのが可笑しい位あちこりで見かけました。
先ほどベランダで一服していると前の空き地に背丈は低いのですがヤツを発見しました。
な、なにィ!?
でしたよ/////
鮮やかな黄色をしていますが染物には向いていないんでしょうか。
適当で申し訳ありませんが一所懸命利用方法を考えてしまいました;;
だって本当に沢山いるんですもの!
私の姿を見て、すっ飛んでいっちゃいました^^;
おはようございます!
背高…ではなくて、1度刈られてしまってからまた生えてきた背の低いセイタカアワダチソウもそこらにいっぱいです
この界隈はすごく数が増えました。
チョウやハチにはご馳走なんでしょうけど、何だか怖くなります^^;
今日は外で野鳥がけたたましく鳴いています。
なんの鳥なのかな?
大きな声で、チーチーピーピー呼応して鳴いてます。
今朝も素敵な空でしたね!
ずいぶんと暖かくなるような感じです。
窓を開ける香りが飛び込んできて、まるで期間限定の天然芳香剤です♪
セイタカアワダチソウはこのあたりでも いっぱいです。あまり 綺麗でもなく 役にたちそうでもない 雑草ですね。
自己アレロパシーが 存在するかは 面白いことですね。
そうですね。
今朝も日の出直後の空のグラデーションも素敵でしたよぉ。夕焼けも楽しみですぅ。
>変哲のない花でも、近くによって見てみると結構素敵なもんですよ
う~ん。
きょうは、もう少し近くに寄ってみようかな・・・。
いつも、河原で昼食なので・・・。
>たまたま近所にキンモクセイの大木が
うらやましいかぎりです。
あの小さな花がプチプチッと咲き、何とも言えない甘い香りがする風情・・・。うらやましい。
>ラベンダーの香りが定番です
ラベンダーは、以前住んでいた家の庭先に植えていたので、我が家とは逆ですねぇ。
今朝も良いお天気ですね♪
この花は緑の部分がくすんだ感じの色なので、よけいに黄色も映えづらいんでしょうね。
変哲のない花でも、近くによって見てみると結構素敵なもんですよ
代休でお休みだった娘を連れていたので、UPの写真をじっくりとは撮れませんでした~
>こんな物騒なものだったんですねぇっ!
完全駆逐というより、やはり人の手で上手くコントロールして共存させるのがいいように思うんです
>キンモクセイの香り
たまたま近所にキンモクセイの大木があるし、敷地にも何本か植えられているんです。
朝玄関を開けてると、何ともいえない良い香りがします
お子さんは正直ですね~
確かにトイレの芳香剤の匂いですヨ^^;
私は初めて本物のラベンダーの香りを嗅いだとき、…トイレの香り…とやっぱり1番に思ったものです。
ちなみに我が家のおトイレの芳香剤は、ラベンダーの香りが定番です
黄色は、好きな色の一つですが、菜の花と比べると、何となく、くすんだ感じの色合いが、どうも好きになれません。『セイタカアワダチソウ』と言う名前だったんですね。
>日本に生態系被害をもたらすと危惧され・・・
こんな物騒なものだったんですねぇっ!
引っこ抜いてくるかなっ!?
キンモクセイの香り・・・。
今年は、まだ・・・。
子供の頃は、アチコチの庭先で咲いていましたけれど・・・。
そういえば、子供が、キンモクセイの香りを嗅いだときに『うわっ!臭い!』
というのです。
どうしてか聞いてみると『だって、トイレの匂いじゃん!』
・・・キンモクセイは、今どきの子供にとっては、トイレの芳香剤の匂いだったのです・・・。(笑)
今では『良い香りだねぇ』と言っていますが、あのころのことを思い出すと、吹き出しそうで・・・。
お晩です(^^)v
今日はいい天気でしたね!
でも午後からは風がちょっと寒かったかな?
キンモクセイの香りが本格的に香ってくると、もう秋も深まっているのが分かりますね。
セイタカアワダチソウの黄色い色が今日はとても映えていました
でも、繁殖力のすごさを目の当たりにしているので、この黄色に少し怖さを感じてしまいます。
箱根や富士の方に行く時など、この花を気がつくと探してしまっていますが、もう箱根の麓の方には群生がいっぱいあります。
風情ある箱根のススキなどが駆逐されてしまわないようにと複雑な思いになっちゃいますよ~^^;
この花はこの花で、また風情があるのにね…
昨日「赤羽自然観察園」まで行ってきたのですが、いっぱいこの花が咲いていました。
黄色い色は幸せの色ですね。
大好きです。
散歩を再開して、キンモクセイの香りをいっぱい吸い込んで今日も歩いてきました。
旧古河庭園のバラもまた咲いてますよ。
幸せ幸せ