「ねえ、なんでこの馬半分しかないの?」
初めてこの絵を見たのは私が小学生だったと記憶してます
あれからン10年
やっと本物を見ることができました
没後50年記念 東京ステーションギャラリーで
4/18〜6/28 の会期ですが
コロナ禍の影響で1ヶ月足らずに減りました
しかも混雑を避けるため完全予約制で
チケットはギャラリーでは購入できず
前もってネット予約しローソンでチケットを発券する
という面倒な方式 しかたないですね
でも人数制限のおかげでゆっくり見ることができました
神田日勝は1937年(昭和12年)東京の練馬生まれ
7才の時東京大空襲から逃れ
一家で北海道十勝に移住しそこで一生を終えます
NHK朝ドラ『なつぞら』の山田天陽のモデルにもなりましたね
半身の馬の絵は日勝が32才
絶筆です
本物を見てわかったんですが
183×204cm の大きさで馬はほぼ原寸
大きいです
描かれた馬の左半分は毛の感触が伝わるほどに描き込まれてて
右半分 胴の部分は下のベニヤ板が透けるほど薄塗りのままです
下半身は迷いのない鉛筆の一本線のみ
死に至る病の体だったから
三分の一ずつ完結していく方法を取ったのか
私の推測です
首都圏に住んでると
たくさんの本物の絵に触れることができますが
この絵を見た時
感情がブワーッとこみ上げてきました
危うく泣きそうになりました
日勝は私の親の世代なのですが
私の父親も千葉県から拓北農兵隊として北海道に移り住み
北海道開拓に関わり
その過酷さと苦労は大変なものだったと聞かされました
たった14年の画家人生で日勝の絵は何度も
表現方法を変えます
キャンバスではなくベニヤ板に描かれていることは
大きなキャンバスを手に入れることができないほど
僻地で貧しかったのか・・・・
「僕にとって絵を描くということは排泄行為と同じかな」
あ〜〜〜〜滲みますね
いつか十勝鹿追の神田日勝記念美術館を
訪れてみようと思います
北海道のキーンと硬い空気に纏われて
日勝の馬を見ることができたら最高です
初めてこの絵を見たのは私が小学生だったと記憶してます
あれからン10年
やっと本物を見ることができました
没後50年記念 東京ステーションギャラリーで
4/18〜6/28 の会期ですが
コロナ禍の影響で1ヶ月足らずに減りました
しかも混雑を避けるため完全予約制で
チケットはギャラリーでは購入できず
前もってネット予約しローソンでチケットを発券する
という面倒な方式 しかたないですね
でも人数制限のおかげでゆっくり見ることができました
神田日勝は1937年(昭和12年)東京の練馬生まれ
7才の時東京大空襲から逃れ
一家で北海道十勝に移住しそこで一生を終えます
NHK朝ドラ『なつぞら』の山田天陽のモデルにもなりましたね
半身の馬の絵は日勝が32才
絶筆です
本物を見てわかったんですが
183×204cm の大きさで馬はほぼ原寸
大きいです
描かれた馬の左半分は毛の感触が伝わるほどに描き込まれてて
右半分 胴の部分は下のベニヤ板が透けるほど薄塗りのままです
下半身は迷いのない鉛筆の一本線のみ
死に至る病の体だったから
三分の一ずつ完結していく方法を取ったのか
私の推測です
首都圏に住んでると
たくさんの本物の絵に触れることができますが
この絵を見た時
感情がブワーッとこみ上げてきました
危うく泣きそうになりました
日勝は私の親の世代なのですが
私の父親も千葉県から拓北農兵隊として北海道に移り住み
北海道開拓に関わり
その過酷さと苦労は大変なものだったと聞かされました
たった14年の画家人生で日勝の絵は何度も
表現方法を変えます
キャンバスではなくベニヤ板に描かれていることは
大きなキャンバスを手に入れることができないほど
僻地で貧しかったのか・・・・
「僕にとって絵を描くということは排泄行為と同じかな」
あ〜〜〜〜滲みますね
いつか十勝鹿追の神田日勝記念美術館を
訪れてみようと思います
北海道のキーンと硬い空気に纏われて
日勝の馬を見ることができたら最高です
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