日時:2014-01-25
天気:うす曇り
歩行距離:9.6キロ
同行者:鎌ヶ谷ハイク&ウォークの会、メンバー8人
※京成バスシステムの日帰りバスツアーに便乗した。
津田沼駅から往復。一人4,000円。
歩行コースとタイム--清見寺(9:55)→(10:40)興津川→(10:55)白髭神社(11:05)→
(11:15)薩埵峠(12:05)→(12:20)向こう側登り口→(13:10)望嶽亭・藤屋(13:25)
→由比駅→由比川→(14:25)由比本陣公園
清見寺から由比本陣公園までの全体図
興津川を越えて左に入る登りから薩埵トンネルの上を越えた先のP&トイレまで。
この部分が快適なハイキングで、その他の部分は舗装の車道歩きとなる。
旧道と分かれて左に入る舗装の坂道への分岐点が分かりずらい。
舗装の坂道を登って行くと、白髭神社があり、そこに小さな駐車場とトイレ及び案内板がある。
ここからが、このコースの核心部で、あっという間に峠に着いてしまう。広重の絵「由比」
で有名な場所だ。ここから東屋までの見晴らしの良い場所で各自お昼としたが、我々
8名は広重の場所でコンビに弁当を食べた。
京成バスは興津の清見寺で一行を降ろし、由比本陣公園の駐車場で待っているので、薩埵峠を下った所にあるトイレから、由比本陣まで延々と車道を歩くことになる。
富士川SAからの富士山
↑ここまで3枚は清見寺で、徳川家縁の寺だそうだ。
清見寺前から歩行開始で、すぐに興津宿の説明板に出会う。
旧街道で
興津川を渡る
薩埵峠への上り口。トイレのある白髭神社の前に、この案内板があった。
あっと言う間に、広重描く、この峠に出た。この背後で弁当を食べた。
河津桜か、もう花開いていた。
ここまで薩埵峠の昼食場所で撮影。
↓ここから見晴台まで、素晴らしい眺望に恵まれたハイキング道で、以下のように
梅も水仙も迎えてくれた。
小さな駐車場とトイレのある(由比からの)薩埵峠登り口に近ずいたようなので、最後の一枚という気持ちで富士山と駿河湾を撮る。右下は国道1号とJR東海道線。
その登り口から細い車道を下りて行くと、一里塚の向かい側に望嶽亭・藤屋という建物に出た。ここは江戸から見て静岡に向かう難所の薩埵峠の手前にある。
この旧家に上がらせてもらったが、山岡鉄舟や清水の次郎長と深い縁の宿である
ことを知らされた。静岡に迫っている官軍の西郷に面会すべく単独で江戸を出た鉄舟
であったが、さすがの彼も、薩埵峠で命を落とすところであった。その詳細は山本謙一
著「命もいらず、名もいらず」上下巻に載っているそうだ。いずれ購入し、読んでから、
その間の事情を追記する予定だ。
↓以下の3枚は藤屋に並べられた多くの陳列品の一部である。
広重の構図に近い江戸時代の作品。
由比宿近辺を行く旅人に対する客引き女。
官軍の兵に狙撃される鉄舟。この絵で彼は拳銃を構えているが、それが
左上の硝子箱に現存している。フランス製のようだ。
由比宿の旧街道を行くと、このように桜海老をが売っている。
由比正雪生家の隣で弥次さん喜多さんに出会う。
由比正雪の生家と言われている。
この本陣の奥で京成バスが待っていた。