晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

1025 守門岳 二口コース

2024-06-06 16:53:27 | 登山

         青雲岳から守門岳へ向かう

期日 : 2010年6月13日

メンバー:CL K.WATANABE、SL M.SAITO、T.ONAKA、F.HAGIWARA、Akky   計5名

コースタイム、天気 : 

    青雲館(守門)6:10=二口平登山口6:30~45―護人(ごじん)清水7:15―谷内平7:55~8:05―滝見台8:30~40―大岳分岐9:50~10:05―青雲(あおぐも)岳10:25~30―守門岳(戻る)10:45~11:05―青雲岳11:20~11:45―大岳分岐12:05―滝見台13:00―護人清水14:05~15―二口平14:35~15:05=小出IC16:00=あきる野IC 20:00

 時間 6:35 (登り3:30、下り3:05)  距離 km  標高差1574-470=1104m

 

             守門岳二口コース

記録

 猿倉橋の駐車場に車を置く。本日は二口コースの山開きの日で、登山口でお守りをいただく。車は10台程で多くない。

           二口平登山口を出発

        猿倉橋から二口駐車場を望む

 橋を渡りタニウツギの咲く林道を少し歩くといきなり雑木林の急登になった。緑のすがすがしい中を登って行くとブナ林になり猿倉山を巻いて登っていく。ブナ林はなぜか大木は無いが、気持ちが良い林が標高800mまで続いた。途中でコシアブラを採っている人からコシアブラの見分け方を教えてもらった。その人は結構採っていたが、我々はなかなか見つけることができなかった。

 標高650mでは護人清水と呼ばれる水場があった。さらにブナ林の急坂を登って行くと谷内平(標高891m 四等三角点)に着いた。左側に大岳、右側に青雲岳の稜線が見えた。右側の下はオカバミ沢が、左側は一部雪を残した中ノ高地沢が見えた。

       護人志水 水は出ている

       矢内平 展望良好

     矢内平(三角点)からの下り

 灌木の林に代わりツツジの咲いたヤセ尾根を登って行くと右側下にオカバミ滝が見える滝見台に着いた。50m程の落差と思われる大きな滝である。尾根にはアカヤシオが咲いていたり、可憐なカタクリも見られるようになってきた。

     滝見台からオカバミ滝

         滝見台よりオカバミ滝

 ここからまた急坂になり灌木と笹の道を、汗をたらしながら一時間程登るとようやくゆるい登りになった。タムシバのトンネルやカタクリ、深紅のイワカガミを楽しみながら登ってくと大岳分岐。ここは残雪があり少し涼しくなった。

         カタクリの花 1000m付近

 

            大滝分岐 

          大岳分岐より大岳

     大岳分岐より青雲岳、守門岳

      青雲岳から守門岳 小さい池塘が見える

        青雲岳から守門岳へ向かう

 5月の連休の頃は大岳の東側斜面に百数十メートルの大雪庇が見られるとのことであるが、もう登山道の脇に少ししか残っていなかった。休憩の後、右折しゆるい坂道をシラネアオイやイワウチワを見ながら行くと青雲岳に着いた。

         守門岳手前より青雲岳

 池塘がありかわいらしい水芭蕉が咲いていた。展望はかすんでいてはっきりしない。頂上の木道を通って少し下り袴岳(守門岳)に向かう。イワカガミの群落や残雪を見ながら15分程登ると守門岳に着いた。人はあまり多くなかった。楽しみにしていたヒメサユリはまだ早く見られなかった。

        青雲岳下ののタムシバ

          守門岳に着いた

 頂上からは、南西に浅草岳、南に中ノ岳、越後駒、八海山が見えた。北方面は、粟ヶ岳がかすかに見えたが飯豊山は見えなかった。暑く虫が多いため青雲岳に下った。青雲岳の残雪の脇の木道で昼食にした。残雪の為か少し涼しくなり気持ちが良かった。帰りはビニル袋に氷を入れて首回りを冷しながら下り少しは涼しく感じた。

 大岳まで行きたかったが、時間がかかるため同じ道を下山する。下りは、またタムシバ、イワカガミの群落やブナ林を楽しむことができた。

        下り 大岳分岐近くから大岳

        大岳分岐近くのイワカガミ

       分岐のショウジョウバカマ

        滝見台付近のウラジロヨウラク

 途中で長岡市山学会の人から、入塩川(栃尾)コースは五月の第四日曜日が山開きであり公民館に安く泊まることができ、ブナ林もすばらしいから来てほしいとの案内をいただいた。機会があったら行ってみたい。

   猿倉橋付近の二口コース案内図  無事に登山口に戻った

 

 

コメント
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