二段10mスダレ状10mスダレ状滝
期日: 2015年8月4日
ナメ滝の続く癒し系の沢として、尾瀬・中ノ岐沢小淵沢を登った。高速道路はすいており比較的早く尾瀬、大清水に着いた。大清水から奥鬼怒林道に入り、小淵沢林道へ左折してようやく小淵沢の橋に到着した。
入渓するとすぐにナメ滝や、3mスダレ状滝、6mスダレ状滝、15mスダレ状滝、二段10mスダレ状滝をが出てきて飽きない。最後に3条10m直滝を巻く。この上は笹に覆われた沢床となり1820m付近に右岸から入るガレ沢をツメて8分程笹をかき分けると1845mの登山道に出た。
少し下って小淵沢田代を通って大江湿原に向かった。大江湿原ではすでにニッコウキスゲは咲き終わっていた。ワタスゲ、鬼百合やアザミなどが咲いていた。尾瀬沼から三平峠を下り大清水駐車場に戻った。期待通りの楽しい沢と、静かな尾瀬沼散策であった。
コースタイム、天気 : 晴れ
大清水駐車場7:30―小淵沢入渓点9:23~43―三条10m直滝上(昼食)11:55~12:15―1820m二俣―1845m登山道12:53―
小淵沢田代13:10―大江湿原13:35~55―尾瀬沼14:17―大清水16:10
記録
大清水駐車場に車を置いて出発。
大清水駐車場 今日は混雑していない 駐車代500円
一之瀬への旧道に入り一之瀬橋から奥鬼怒林道に入る
奥鬼怒林道に入るところで道を間違えたために22分時間を無駄にしてしまった。
林道左側にオモジロ沢が流入
奥鬼怒林道分岐を左の小淵沢林道に入る 標識は見当たらなかった
一時間半ほど歩いていやになってきたころようやく小渕沢の橋に到着。ここから入渓。
橋の上からはゴロタしか見えなかったが少し行くと赤い岩のナメ滝が出現。
赤い岩の2mナメ滝 思わずヤッターとほほ笑む
二条3m滝
3x4mナメ滝
八段10mナメ小滝 楽しく登っていく
3mスダレ状滝 右側より
すぐに6mスダレ状滝 左壁を登った
3m幅広スダレ状ナメ滝
3m幅広滝を越えると
15mスダレ状滝 右壁の手前から登った ポールドもしっかりある 上部は枝が邪魔になる
1m二条ナメ滝
2m滝と上部に3m滝が見える
二条3m滝
深い釜を持った5mトイ状滝 流芯右側を登った
三段3m滝
四段5m滝
続いて二段10mスダレ状滝 すばらしい。 左壁が階段状で難しくない
すぐに三段5mナメ滝
二段6mナメ滝
1mナメ滝
ナメが続き3mナメ滝
深い釜がある6m滝 右壁を登る
これで核心部は終了。後は三条10m直滝をまいて登るのみ
三条10m直滝 しぶきがかかり涼しい 右側のルンゼを登って巻く 踏み跡はしっかりついている
10m滝の上は平らな滑床となり両側から笹がかぶってくる
1820mの大きな倒木があるガレ沢出合 左俣ガレ沢を登る
8分程笹をかき分けて歩くとすんなり大木のある登山道に出た
あっけない藪こぎで拍子抜けしたがよかった。少し登山道を下ると小淵沢湿原に出た
独り占めの小淵沢湿原 ワタスゲがいっぱいあった
湿原の池塘に立ち寄る
樹林帯を抜けると大江湿原
大江湿原を歩く 期待したニッコウキスゲはすでに終わっていた
コオニユリ
残っていたキスゲ
アザミ
尾瀬沼まで歩き三平峠まで登って長い林道を大清水まで戻った
少し短い沢であったが次から次へとナメ滝が出てきて飽きない沢であった。小さい赤木沢の様で楽しく登ることができた。
大江湿原はキスゲの群落が見られず少しがっかりしたが、静かな湖畔歩きで良かった。三平峠からの長い下りを歩いてほぼ予定した時間に大清水駐車場に着いた。