晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

尾瀬 ・ 中ノ岐沢小淵沢から尾瀬沼

2015-08-14 17:45:59 | 登山
二段10mスダレ状10mスダレ状滝



期日: 2015年8月4日

  ナメ滝の続く癒し系の沢として、尾瀬・中ノ岐沢小淵沢を登った。高速道路はすいており比較的早く尾瀬、大清水に着いた。大清水から奥鬼怒林道に入り、小淵沢林道へ左折してようやく小淵沢の橋に到着した。
  入渓するとすぐにナメ滝や、3mスダレ状滝、6mスダレ状滝、15mスダレ状滝、二段10mスダレ状滝をが出てきて飽きない。最後に3条10m直滝を巻く。この上は笹に覆われた沢床となり1820m付近に右岸から入るガレ沢をツメて8分程笹をかき分けると1845mの登山道に出た。
  少し下って小淵沢田代を通って大江湿原に向かった。大江湿原ではすでにニッコウキスゲは咲き終わっていた。ワタスゲ、鬼百合やアザミなどが咲いていた。尾瀬沼から三平峠を下り大清水駐車場に戻った。期待通りの楽しい沢と、静かな尾瀬沼散策であった。


コースタイム、天気 : 晴れ
  大清水駐車場7:30―小淵沢入渓点9:23~43―三条10m直滝上(昼食)11:55~12:15―1820m二俣―1845m登山道12:53―
  小淵沢田代13:10―大江湿原13:35~55―尾瀬沼14:17―大清水16:10


記録
  大清水駐車場に車を置いて出発。


     大清水駐車場 今日は混雑していない 駐車代500円


     一之瀬への旧道に入り一之瀬橋から奥鬼怒林道に入る

   奥鬼怒林道に入るところで道を間違えたために22分時間を無駄にしてしまった。


     林道左側にオモジロ沢が流入


     奥鬼怒林道分岐を左の小淵沢林道に入る  標識は見当たらなかった

   一時間半ほど歩いていやになってきたころようやく小渕沢の橋に到着。ここから入渓。


     橋の上からはゴロタしか見えなかったが少し行くと赤い岩のナメ滝が出現。
     

     赤い岩の2mナメ滝   思わずヤッターとほほ笑む


     二条3m滝


     3x4mナメ滝


     八段10mナメ小滝   楽しく登っていく


     3mスダレ状滝  右側より


     すぐに6mスダレ状滝  左壁を登った


     3m幅広スダレ状ナメ滝

  3m幅広滝を越えると
      

     15mスダレ状滝  右壁の手前から登った ポールドもしっかりある  上部は枝が邪魔になる


     1m二条ナメ滝


     2m滝と上部に3m滝が見える


     二条3m滝


     深い釜を持った5mトイ状滝   流芯右側を登った


     三段3m滝


     四段5m滝


     続いて二段10mスダレ状滝  すばらしい。  左壁が階段状で難しくない


     すぐに三段5mナメ滝


     二段6mナメ滝


     1mナメ滝


     ナメが続き3mナメ滝  


     深い釜がある6m滝 右壁を登る

   これで核心部は終了。後は三条10m直滝をまいて登るのみ


     三条10m直滝  しぶきがかかり涼しい  右側のルンゼを登って巻く  踏み跡はしっかりついている


     10m滝の上は平らな滑床となり両側から笹がかぶってくる


     1820mの大きな倒木があるガレ沢出合  左俣ガレ沢を登る


     8分程笹をかき分けて歩くとすんなり大木のある登山道に出た



   あっけない藪こぎで拍子抜けしたがよかった。少し登山道を下ると小淵沢湿原に出た


     独り占めの小淵沢湿原 ワタスゲがいっぱいあった


     湿原の池塘に立ち寄る

   樹林帯を抜けると大江湿原


     大江湿原を歩く 期待したニッコウキスゲはすでに終わっていた


     コオニユリ


     残っていたキスゲ


     アザミ


     尾瀬沼まで歩き三平峠まで登って長い林道を大清水まで戻った

  少し短い沢であったが次から次へとナメ滝が出てきて飽きない沢であった。小さい赤木沢の様で楽しく登ることができた。
  大江湿原はキスゲの群落が見られず少しがっかりしたが、静かな湖畔歩きで良かった。三平峠からの長い下りを歩いてほぼ予定した時間に大清水駐車場に着いた。




 







  
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丹沢 ・ 玄倉川   沢歩き

2015-08-13 16:27:56 | スポーツ
斜め岩のある3mトイ状滝



     
期日 : 2015年7月28日

  暑い日が続くので玄倉川の沢歩きに行った。面白い所は、二段堰堤の上流で、モチコシ沢が流入する馬蹄形ゴルジュである。深釜を越えたりスラブ滝、釜のあるトイ状滝を越えていく。アッチ沢出合でゴルジュは終了。この後、同角沢出合を過ぎて堰堤の手前で右の林道に上がった。白い岩と青い水がきれいだった。

コースタイム、天気 晴れ
  玄倉林道ゲート9:20ー芋ノ沢出合9:55―三段堰堤 1 10:25―林道10:37―沢10:46―女郎小屋沢出合11:00―堰堤 2 11:23―林道11:43―新青崩隧道―沢―モチコシ沢出合12:43~50―アッチ沢出合13:20―林道13:27―沢への降口13:52―同角沢出合14:16―堰堤 3 前林道14:37―林道ゲート15:53


記録
  玄倉林道駐車場に車を置き、林道ゲートの脇から沢に降りた。


     ゲートの脇から沢に降りた。小石の広い河原が広がっている  沢歩きの開始

  トビコ沢を越え芋の沢出合付近大岩が出てきてゴルジュとなり左に赤岩滝が見えてきた。


     左側より赤岩滝20mが流入


     沢が南に曲がる所で右からの崩落地を越す

沢が北に曲がる所付近に三段堰堤が出現。


     一段目2mは左側から越すことができたが、二段目堰堤7mは 右側角を観察したが越せない

  あきらめて50m程戻って沢状ルンゼ(ガレ場)を登り林道まで上がった。


   林道を250m程歩き、カーブの所のルンゼ(山北町三保猟区の看板がある所)を沢まで降りた。  

  少し沢を戻って女郎小屋沢出合より又歩き始めた


     女郎小屋沢の広い河原

  しばらく歩く小さく青い釜がてきて沢らしくなってきた。 少し行くと3m程の三角大岩が出てきた


     大岩は達磨石と言われている  どうしてこんな大岩が流れて来たのであろうか

  さらに行くと1m小滝があり向うに二段堰堤が見えてきた。


     小滝と二段堰堤

  一段目堰堤の右の隅にはシュリンゲがあったが、隅のテラスに登ってもとても届かない。 
  再び100m程戻って達磨石を過ぎた所のルンゼを登って林道に出た。


     ガレのルンゼを登って林道に出る


     上流を見ると達磨石が見えた

  林道を歩き新青崩隧道の左の旧道に入る。


     新青崩隧道  左の旧道に入る


     旧道の青崩隧道の黄色い杭の所から沢に降りた。虎ロープがあった

  沢に戻って少し戻り堰堤 2を見に行く


     上段堰堤から下を見る  対岸には鉄のステップがあったが下部はなく届かない

   振り返ると青崩れ隧道が見えた。少し行くと白い大岩が出てきて馬蹄形ゴルジュが始まった。


     大岩と青く澄んだ水


     白い岩を歩いて行くと割れ目が見えてモチコシ沢出合に到着


     小滝の沢に入っていくと迫力のある大棚60mが見えた  この滝は登る人もいるようだ


     少し行くと1m小滝があり、左側には大きな滝が流れ込んでいた 向山沢だ


     さらに行くと左から小沢が滝として流れ込んでいた

  深い釜が出てきて1m小滝が見えた


     深い釜と1m小滝


     その上の1m小滝と奥の2mスラブ滝


     深い釜を持った2mスラブ滝

  釜が深く斜めになっていてホールドも少ないため腰まで水につかり左側をへつって越えた


     スラブ滝を越えると深い釜のある岩壁  左側に取り付き巻いて岩の上に出る


     岩の上には3m程のトラロープが設置されていた 二番目の結び目に足を入れて降りた


     その上には釜を持った2mトイ状滝 昨年は砂利で浅く歩いて越えられたという  右側から越えた


     次に釜のある1m小滝  左側の岩を越えた


     この上に斜め岩がある3mトイ状滝  右側が浅く歩いてななめ岩に取り付ける


     ここを越すと前にアッチ沢の3m滝が見えてきた  ゴルジュ帯は終了 

  3m滝は左側の階段状を登り右にトラバースして林道に上がった。前には玄倉ダムのゲートが見えた


     玄倉ダムゲート

  発電所を過ぎ板小屋沢を過ぎた曲がり角よりまた沢に降りた。虎ロープがあった。
  大岩を歩いていくと小滝があり沢の曲がり角に同角沢が注いていた。


     同角沢出合

  少し行くと二条2m滝があった


     二条2m滝

  間もなく大きな堰堤が見えて、広い河原に出た。ここで終了して林道に上がった。


     広い河原から林道に上がる


     上がったところは廃集落の跡地

  林道を歩きゲートの駐車場まで戻った。結構長い沢歩きであった。












 


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丹沢・世附川一ノ沢から三ノ沢  沢登り

2015-08-10 19:28:51 | 登山
深い釜を持った3mV字状滝



期日: 2015年7月24日

  三国峠広場に車を置いて一ノ沢を下降した。上部は堰堤が多かったが中間部はナメとナメ滝が多かった。
  標高850mの堰堤から林道に上がり水ノ木林道から三ノ沢橋に出た。
  ここから入渓し堰堤を越すとすぐにナメが始まり、870m迄続く楽しい沢登りであった。詰めは直進して三国林道に出て三国峠の広場に戻った。下界は暑かったが、沢は涼しかった。

コースタイム、天気  晴れ後一時雨
 三国峠8:55― 一ノ沢下降― 一ノ沢橋10:52―水ノ木林道―三ノ沢橋(昼食)11:16~40―A805m二俣12:21―三国林道13:40―三国峠14:35
                               下り 1:57、登り2:00、 歩行距離10.3km

記録
  三国峠の広場に車を置いて神奈川県側に歩き、三国林道ゲートの脇から沢に降りた。すぐに堰堤が出てきてしっかりした沢になった。
  四番堰堤より水が出てきて沢らしくなってきた。


     四番目堰堤を左から下る

  堰堤のすぐ下には二段(2m+5m)ナメ滝が出てきた。5m滝は振り返ると結構立派な滝であった。


     5m滝を振り返る

  七番目の堰堤を下るとナメと2m滝や三段3mナメ滝、二段3mナメ滝が出てくる。


     2mナメ滝


     三段3mナメ滝


     二段3mナメ滝

  倒木が出てきてやがて倒木がある2mV字滝に着いた。倒木がなければきれいなのに残念。


     2mV字滝 左岸をヘつって降りた


     ナメが出てきて2m幅広滝に到着 きれいな滝だ

  また倒木が出てきて小滝があった。


     倒木の下に小滝  倒木がなければきれいなナメ滝と思われる

   左に伐採の跡と林道が見えてきたが沢に切り倒した木がいっぱい出てきた。沢下りを中止して木を乗り越えて
仮設林道に上がった。すぐ下流に八番目の堰堤があった。


     林道に上がると八番目の堰堤があった。


     仮設林道に上がる

  切り倒された木が多いので沢に降りるのは中止して林道を下った。
  少し行くと水ノ木幹線林道に出た。


     水ノ木幹線林道を行くと一ノ沢橋が見えた

  橋を渡らずさらに林道を歩いていく。左に滝がある二ノ沢橋を渡り少し行くと三ノ沢橋に着いた。


     三ノ沢橋

  橋を渡って昼食にした。涼しく気持ちがよい


昼食後に三ノ沢を遡行した


     三ノ沢橋から入渓


     一番目の堰堤を左から越すとナメが始まる


     735m付近よりナメが始まる  二段2mナメ滝


     ナメが続く


     三段くの字滝 3x15m


深い釜を持った五段ナメ滝 2m+1m+2m+1m+2m 一段目の釜は深そうなので右側をへつって越えた


     三段目幅広滝2m 三段目の釜も右側をへつった


     三段目をへつるTSさん


     深い釜を持った2m滝  この釜は越えられなので左から巻いた


     釜を持ったmトイ状滝  右側からへつった


     次の2mナメ滝の釜も右側をへつった


     釜をへつるTSさん  無事に突破


     ミニゴルジュ くノ字ナメ滝 3x5m  右側をへつった


     釜を持ったトイ状3x5m滝  釜を右からへつりトイ状滝はツッパリで越えた


     釜を持ったV字状2m滝  右側を小さく巻いた


     四段5mナメ滝


     三段目と四段目


     二段3mナメ滝


     三段幅広3m滝


     二段4m逆くノ字滝 


     7x10m幅広ナメ滝


     3x4m二条幅広ナメ滝


     4x12mミニ両門滝

  ミニ両門の滝と2mナメ滝を越すと長いナメとナメ滝は終了し二段3m滝へと続く


     二段3m滝  左壁の階段状を登る

    二段3m滝を越すと二番目の堰堤、三番目、四番目の堰堤が出てくる。次に下が壊れた五番目堰堤が出現。


     この堰堤は手前のガレのリッジを登って越えた

  五番目堰堤を越え975m二俣を直進し六番目堰堤を越え、1060m三俣を直進して藪の少ない所で右尾根に上がって三国林道に出た。
  小雨が降ってきてガスもかかってきたので尾根には上がらず林道をのんびり三国峠まで戻った。
  丹沢一番と言われているのナメとナメ滝は難しい滝もなくすばらしい沢であった。
  もっと登られてもよい沢であると思った。
  ガスの中を注意深く運転して下界に降りると32℃のうだるような暑さであった。



世附川一ノ沢から三ノ沢 遡行図










   


  
          
 


   
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