トマノ耳とオキノ耳
期日:2016年5月15日
4月23日に登ったがメンバーが気持ちが悪くなり下山。天気を見て再度西黒尾根を登った。残雪はすっかりなくなっていた。花の季節になりシャクナゲやイワカガミなどが咲いていて癒された。急登が続く尾根であるが、鎖がしっかり整備されている。体力のない人には難しいので注意。
コースタイム、天気 晴れ
水上IC=ロープウエィ土合口駅7:45~8:00―登山口8:10―ラクダの背10:32―肩の小屋13:02―トマノ耳13:10―オキノ耳13:30―肩の小屋(昼食)13:45~14:00―熊穴沢小屋14:55~15:05―天神平駅15:45~55=土合口駅16:09
メンバー: L 自分、TSさん、Kさん
記録
ロープウエィ土合口駐車場に車を置き出発。西黒尾根登山口から急坂を登っていく。途中にはラショウモンカズラやイワカガミ、ショウジョウバカマなどが咲いていた。1130mピークで休憩。天神平がよく見える。少し下ってまた急登が始まる。暑くて汗がダラダラ。一ヶ月前の残雪を登ったのが懐かしい。
西黒尾根登山口
シャクナゲが咲いていた
シラネアオイ
ピンクのシャクナゲが慰めてくれる。今年は当たり年のようで花が多い。ピンクのイワウチワもおでむかえ。
1400m付近から岩の段差が大きくなってきた。前回は雪の斜面を楽に登れたのに。カタクリやシラネアオイを見つけた後一番目の約7m鎖場。ホールドが多く鎖に頼らなくても楽に登れる。
1430mからマチガ沢が見えた
小ピークを越すとラクダのコブの岩峰。振り返ると朝日岳や笠ヶ岳、白毛門が素晴らしい。ラクダのコブへの登りも岩場で5m程の鎖が二ヶ所設置してあった。二ヶ所目の鎖場はホールドが少ないが十分に登れる。
一番目の岩場 鎖が設置してある
鎖場を上から眺める
ラクダのコブヘの鞍部
ラクダのコブへの上部鎖場1480m
上部鎖場の上
ラクダのコブ(背)
少し下ったラクダのコルには厳剛新道の標識がある。この上で前回は敗退したが今回は大丈夫と思っていたが、TSさんが体調不良となった。20分ほど休んで元気を取り戻して出発。登山道は30度から45度程の登り。ペンキ印があり難しくない。1575m付近から三番目の20m鎖場。スタンスも多い。岩場を登っていくとトマノ耳とザンゲ岩が見えてきた。1760m付近で30分ほど休憩し1810mザンゲ岩横付近で四番目の鎖場。易しい。
厳剛新道分岐を振り返る
1550m付近の岩場
三番目の鎖場1575m付近
三番目の鎖場1585m付近
約20mの鎖場を上から見る
ザンゲ岩が見えてきた1645m付近
急な岩場1760m付近
ザンゲ岩が見えた来た1800m付近
四番目の鎖場1810m付近
トマノ耳とオキノ耳が見えてきた
ここを登ると残雪のトラバース道。慎重に横切ると肩の小屋。やったね。TSさんはここで休んでいるとのことでトマノ耳に向かう。8分程で山頂。三角点標柱はなくなぜか大きい石板が置いてあった。
1910m付近のトラバース道 残雪があった
トマの耳にて Kさん 三角点標柱は見当たらない
展望盤
爼嵓方面
オキノ耳、一ノ倉岳、茂倉岳方面
オキノ耳や一ノ倉岳、茂倉岳、巻機山、中ノ岳などの展望が素晴らしい。Kさんにオキノ耳に行ってもらって肩の小屋に引き返した。
昼食後三人でゆっくり天神尾根を下る。登山道は結構荒れているところがあった。1600m付近から樹林帯に入るとシャクナゲやイワウチワ、タムシバがたくさんが咲いていて楽しみながら下った。
天神ザンゲ岩
天狗の留まり場
タムシバ
熊穴沢避難小屋
イワウチワ
シラネアオイ1320m付近
天神平に到着