岩ゴーロを登って山頂へ
期日:2020年2月24日(月)
メンバー : (L)mさん、Akky, 他8名
コースタイム、天気 晴
女神茶屋Ⓟ7:00~25→三角点→蓼科山山頂(昼食)10:40~11:21→女神茶屋Ⓟ(解散)13:25
歩行時間5:19(登り3:15、昭文社2:30)(下り2:04、昭文社1:40)、標高差806、累積標高差+840m
山行記録及び感想
蓼科山は、コニーデの上にトロイデがせりあがった複合火山で、円錐形の美しい山容から諏訪富士とも呼ばれている。樹林帯が頂上近くまであるので安全に登れる山である。
女神茶屋駐車場は既にいっぱいでTさんの車は女神茶屋側に停めた。我々の後にも2台さらに停まった。人気の山と実感する。
各自六本又は12本アイゼンを着けて出発。21日のWEBでの情報では駐車場は雪がないとの事であったが、10cm程しっかりあった
女神茶屋登山口駐車場でアイゼンを着けて出発。
サルオガセが付いた小楢などの林を登ると気持ちの良い唐松の道。1940m付近より岩の坂道となる。雪が積もり、登りやすくなって楽しく登って行く。チェンスパイクを着けた松本の単独者に追い抜かれる。一週間に一回は蓼科山に登っているとの事。元気な人もいるものだ。
最初の台地への登り 雪は少ない
カラマツ林の台地を行く
三角点下の坂 2070m付近
緩坂になると道標がある三等三角点。標柱は有ったが標石は雪の下。振り返ると、赤岳、阿弥陀岳、権現岳などがきれいに見えた。少し行くと山頂が木の間から見えた。西側の斜面は35度くらいの傾斜。登山道も同じくらいであろうか。2200m付近から少し急になるが雪があるため楽しく登って行く。やがて縞枯れの急坂になり森林限界を越えると岩ゴロの登山道となり鎖のある踏み固められた階段状の雪の道なので安心して登って行くと岩ゴロの山頂。
三角点付近、道標がある
三角点付近から振り返る 赤岳、阿弥陀岳、権現岳など
雪に埋もれた三等三角点
2155m付近から、木の間より山頂が見えた
2220m付近からの展望
二回目の急坂が始まる2330m付近
2375m付近より縞枯れが始まった
縞枯れの急坂を登る
森林限界2480m付近を抜けて岩ゴーロを登る
岩ゴーロの道を登って行く 風が冷たい
2500m付近 大きい岩が出て来た
2530m山頂から展望盤、奥宮方向
山頂には一等三角点があった。少し右方向に蓼科神社の奥宮と鳥居があり、北西の端には展望盤が見えた。風を避けて頂上ヒュッテの陰で昼食にした。熱いお湯がおいしかった。手を出していると冷たくなってきた。温度計を見るとマイナス2℃であった。
一等三角点がある山頂
ヒュッテの陰で昼食 手が冷たくなる マイナス2℃であった
山頂からの展望は霞んでいてはっきりは見えなかったが根子岳、四阿山、浅間山、荒船山、両神山、金峰山、天狗岳、硫黄岳、北アルプスなどが確認できた。岩ゴロの道を慎重に下って樹林帯に入り急坂も楽に下って駐車場に着いた。帰りは、中央高速が上野原から渋滞していたので大月で下りて迂回して戻った。
山頂ヒュッテを後に下る
岩ゴーロの道を下る
2475m樹林帯を下る
2460m まだ急坂は続く
三角点下の急坂
女神茶屋駐車場に戻った
登り下りとも六本アイゼンが良く効いて楽に降りられた。WEBではチェンスパイクでも登れるとあったが、上部で履き替えている人もいたので六本以上のアイゼンが良いでしょう。
蓼科山GPSトラック