晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

思い出の山  御嶽山 1999年9月26日

2022-02-24 13:01:14 | ハイキング
 
剣ヶ峰より二ノ池を望む
 

期日:1999年9月26日
メンバー : Akky

コースタイム、天気 快晴
 田ノ原駐車場8:00―金剛童子8:32―八合目石室8:43―一口清水9:00~08―王滝頂上9:27~40―剣ヶ峰9:57~10:22―二ノ池分岐11:00―白竜小屋11:28―摩利支天分岐(昼食)11:43~12:06―2940mピーク(戻る)12:16~35―摩利支天分岐12:50―摩利支天山13:04~12―摩利支天分岐13:28―二ノ池小屋13:53―剣ヶ峰14:18~35―一口水15:06―八合目15:19―田ノ原駐車場15:50

時間(摩利支天山まで、登り5:05、下り2:42)7:24、 距離7.2km、標高差867m、累積標高差1250m

山行記録
 御嶽山は、古くから霊峰として信仰の対象になっていた。富士山、白山などと共に三霊山の一つと言われている。登拝道は五本あるが今回は王滝登山口から登った。

 天気が良く登山口から山頂がよく見える。石碑のある鳥居をくぐり出発。始めはよく整備された階段の道を登って行く。金剛童子の祠がある標高2475m付近よりハイマツ帯になり、ゴーロの道を登ると八合目避難小屋があった。一口水や九合目からはガレの急坂になった。急坂を登ると王滝頂上。頂上社務所と奥社があった。風が強くて寒いのでカッパを着る。



      王滝登山口、田ノ原駐車場から御嶽山


         八合目石室避難小屋


        王滝頂上奥社 

 奥社の脇から荒涼とした八丁ダルミを登ると剣ヶ峰。左側は地獄谷である。82段の階段を登り鳥居をくぐると剣ヶ峰(標高3067m)で御嶽神社と銅像と石像があった。
 北側には一等三角点があり、エメラルドグリーンの二ノ池が見えた。安全を祈願して一ノ池を周り二ノ池と摩利支天山に向かう。



        八丁ダルミから剣ヶ峰


        階段を登ると剣ヶ峰の御嶽神社


        剣ヶ峰から一ノ池と二ノ池


        剣ヶ峰山頂の三角点と二ノ池、継子岳


        摩利支天に向かう途中から二ノ池を振り返る


        白竜避難小屋付近から三ノ池

二ノ池の岩の道を下ると賽ノ河原。ケルンが多くあった。摩利支天分岐からは三ノ池、五ノ池がきれいに見えた。



        白竜避難小屋付近から剣ヶ峰を振り返る 下は賽ノ河原


        摩利支天分岐付近より五ノ池、五ノ池小屋と三ノ池


        摩利支天分岐付近より摩利支天(右二つ目ピーク)に向かう 中央は継母岳


 摩利支天分岐を西に登るとピーク(2940m)。ここかからは富士山、塩見岳、悪沢岳などの南アルプス、乗鞍岳、穂高岳などの北アルプスなどがきれいに見えた。三角点が無い事から摩利支天山分岐の2940mピークと判断した。西に進むと三角点があり、摩利支天山と確認した。


        摩利支天ピークから富士山方面


        赤石岳方面


        乗鞍、穂高岳方面


        甲斐駒、北岳方面


        富士山方面


        硫黄岳、金峰山方面


        浅間山、蓼科山方面


        摩利支天分岐ピークにて


        摩利支天山山頂 ここから剣ヶ峰に戻る


        二ノ池新館小屋から摩利支天山を振り返る


        二ノ池小屋付近から剣ヶ峰に戻る


        帰りの剣ヶ峰

 
     剣ヶ峰からのパノラマ ①


       剣ヶ峰からのパノラマ ②         


         剣ヶ峰からのパノラマ ③ 

 剣ヶ峰から王滝頂上に戻り、田ノ原駐車場に戻った。


        王滝頂上より剣ヶ峰を振り返る(八丁ダルミより)


        御嶽山ルート

 台風一過の秋晴れがすばらしかった。摩利支天山への道でもたついてしまった。気持ちに焦りがあったためと反省。結果的には三ノ池まで降りられたのだ。登る前によく調べて計画を立てる必要がある。

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思い出の山  塩見岳  1999年9月5~6日 

2022-02-18 13:42:39 | 登山
塩見小屋から、天狗岩と塩見岳


期日:1999年9月5~6日
メンバー : Akky

コースタイム、天気 
9月5日 晴
 松川IC 6:00=(県59号、R152)=鹿塩村道の駅6:30=造林小屋跡(ゲート、朝食)Ⓟ7:05~20―鳥倉登山口8:00―山伏峠10:10―三伏山10:30―本谷山11:10―塩見小屋(昼食)12:40~13:10―塩見岳西峰(三角点)14:15―塩見岳東峰(3052m)14:18~35―西峰14:38―塩見小屋15:30

9月6日 晴
 塩見小屋5:20―西峰6:10‐塩見岳東峰6:14~18―西峰6:25~40―塩見小屋7:25―本谷山8:25―三伏峠9:15―鳥倉林道登山口10:45―林道ゲートⓅ11:15~25=鹿塩温泉12:35~13:00=松川インタ13:20

  時間(登り7:28、下り4:57)12:25、 距離:25.7km、標高差3052-1630=1,422m、累積標高差2,510m
 グレード7D

山行記録
9月5日
 塩見岳の由来は、山頂から太平洋が見えるから、又は山麓に塩が出るからなど言われている。98年に、塩見小屋に一泊の電話をしたが年内はいっぱいで予約が取れなく登れなかった。それで99年9月の予約がようやく取れた。

 鳥倉林道ゲートに車を置いて出発。2.7㎞唐松の林道を歩いて登山口に到着。ここから樹林帯の登りが三伏峠まで続く。塩川分岐から峠までは斜度25度くらいの急な登り。まだ元気があり快適に登って行く。
 三伏峠は日本一高い峠との事。ここには立派な三伏峠小屋があった。小屋付近の樹林帯から塩見岳が厳しく見えた。


        豊口登山口 唐松林の登り


        三伏峠にて
 
 三伏山山に登ると本谷山と塩見岳が彼方に見えた。塩見新道分岐付近の標高2560mからの急坂を登り、意外と早く塩見小屋に着いた。


        三伏山より三伏峠小屋を振り返る


        三伏山より本谷山と塩見岳

 小屋に宿泊の手続きをしてまだ時間があるので塩見岳に登った。天狗岩の巻き道からガレ場の急坂になり注意しながら越えると鞍部に出た。西峰と東峰が厳しく見えた。ここから又ガレの急坂を登ると二等三角点のある西峰。ガスがかかって展望は良くない。3分程で東峰に到着。14時18分であった。(登り時間7:28) 展望が無いので写真を撮ってすぐに下った。


        天狗岩の巻き道、ガレ場


        天狗岩の鞍部から塩見岳西峰と東峰を望む


        ガレ場を登ると西峰(3047m)と三角点


      東峰(3052m)にて


        東峰より西峰 山頂に人がいる


        西峰に戻った


        天狗岩の巻き道を振り返る ガレ場に注意して下った


        トウヤクリンドウがまだ咲いていた 


9月6日
 塩見小屋で御来光を拝み、再度登る。本日は天気が良く西峰手前で富士山も見えた。仙丈、甲斐駒、北岳、間ノ岳、農鳥岳、御嶽山、空木岳、悪沢岳、赤石岳などすばらしい展望であった。展望を満喫して下った。塩見小屋からは塩見岳と天狗岩か厳しく見えた。登頂できた満足感に浸りながら駐車場に戻った。


      塩見小屋より御来光


        西峰手前より富士山が見えた 天気に恵まれた


        東峰より仙丈ケ岳、甲斐駒、北岳、間ノ岳、西農鳥岳、北俣岳方面


        東峰より中央アルプス方面


        東峰より悪沢岳方面


        悪沢岳、荒川中岳方面 


        北岳、間ノ岳方面


        塩見小屋まで下った  本谷山と三伏峠方面


        天狗岩と塩見岳


        お世話になった塩見小屋に別れを告げて下る


        塩見小屋の下 標高2812m付近から振りかえる


        本谷山の下 標高2500m付近から塩見岳、塩見沢を振り返る


        三伏山から本谷山を振り返る


        三伏山からの展望


        三伏山からの展望


        豊口登山口に戻った 


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思い出の山 白山  1999年6月12日

2022-02-12 13:31:21 | 登山
 
御前峰から大汝峰と剣ヶ峰を望む


期日 : 1999年6月12日
メンバー : (L)Akky, WAKA

コースタイム 、天気 晴
別当出合駐車場7:55―中飯場8:35―別当覗9:05―甚之助小屋9:35―南竜分岐―黑ボコ岩10:25―室堂センター(昼食)10:47~11:25―御前峰11:54~12:31―室堂センター12:50―黑ボコ岩13:10―南竜道分岐13:50―甚之助小屋13:59―別当出合休憩所15:20
 時間6:10(登り3:21、下り2:49)、距離:13.6km、標高差1442m、累積標高差1516m、難易度B

山行記録
 白山は富士山、立山と共に三大霊山の一つと言われている。また百名山、花の百名山としても選定されている。今回もWAKAさんの車を使わせていただく。週末の天気が急に良くなり儲けた気分。

 別当出合より砂防新道を登る。休憩所より少し降りて別当谷の吊り橋を渡って登って行く。中飯場からは柳谷の不動滝が良く見えた。迫力がすごい。


        別当出の合吊り橋


        中飯場から不動滝を望む 下流は堰堤の工事中


        別当覗から別当谷の大崩れと別山を望む


 別当覗、甚之助小屋と登って行く。別当覗付近は二輪草、キヌガサソウ、サンカヨウなどのお花畑。キヌガサソウは初めて見たが端正で凛々しく素敵な花。南には別山が見えた。小屋から雪渓が出て来た。


        甚之助避難小屋

 ジグザグの急坂をのぼると南竜分岐。この付近にはショウジョウバカマ、リュウキンカ、ミヤマキンポウゲなどが咲いていた。十二曲の急坂を登り、雪渓をトラバースすると黒ボコ岩。雪渓ではアイゼンは使わなかった。


        南竜分岐から別山を望む


        ショウジョウバカマ


        リュウキンカ


        ミヤマキンポウゲ


        黒ボコ岩下の十二曲りの雪渓(写真は下山時に撮影)


        黑ボコ岩

 黑ボコ岩の上の阿弥陀ヶ原には雪は50cm程残っていた。水屋尻雪渓を見ながら登ると室堂に着いた。
 室堂センターでパンとみそ汁の昼食の後、御前峰に登る。登り口、頂上にはほとんど雪はない。階段が良く整備されていた。


      阿弥陀ヶ原より五葉坂 


        五葉坂を登ると室堂  室堂の白山神社奥宮と御前峰


        登拝道を登り御前峰へ


        白山比咩(しらやまひめ)奥宮と山頂


        霊峰白山御前峰と一等三角点


        御前峰から大汝峰と剣ヶ峰を望む


 御前峰には一等三角点と白山比咩(しらやまひめ)奥宮が有った。時々ガスがかかるが右手の剣ヶ峰と奥の大汝峰が見えた。翠ヶ池は雪の下で、油ヶ池が左に、紺屋ヶ池が剣ヶ峰の左に見えた。ガスがかかってきたがすばらしい展望。急いで写真を撮る。別山その他の山は見えなくなり残念。
 下りは写真を撮りながら下った。


        阿弥陀ヶ原から水屋雪渓を振り返る


        甚之助小屋下のお花畑  サンカヨウ


        キヌガサソウ


        二輪草


        ムラサキヤシオツツジ


        オオバミゾホウズキ


        ハクサンチドリ 

 大汝峰と剣ヶ峰と御池巡りは時間(1時間半必要)の関係で割愛した。7月の花のシーズンにもう一度来たい山である。下山してから五湖池巡りと大汝峰に行かなかったのが悔やまれた。
 白峰村は恐竜の村で化石が得多く発見されているとの事。時間が無くて残念。


      白山砂防新道コース

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思い出の山 飯縄山  1999年5月29日

2022-02-09 12:02:26 | ハイキング
ムラサキヤシオ咲く飯綱山
       

期日:1999年5月29日
参加者名:(L) GUNGI、WAKA、Akky

コースタイム、天気 晴
 戸隠中社(昼食、蕎麦)10:48~11:30=林道瑠璃沢Ⓟ11:50―西登山口12:00―萱ノ宮12:30―展望の尾根13:20―南登山道分岐13:43―南峰手前の鳥居13:48―南峰13:51~14:00―山頂14:10~50―瑪瑙沢Ⓟ16:00=ペンションG16:30             
       
時間3:15(登り2:05、下り1:10)、距離:7.8km、標高差1917-1220=697m、グレードB


山行記録
 高妻山の足慣らしを兼ねて、大パノラマが望める修験の山飯綱山に登る。北信五岳で修験霊場として名高い山である。登山道にたたずむ十三の石仏(南コース)と山頂神社が神聖な雰囲気を感じさせてくれる山との事。

 信濃町を通り戸隠へ。昼食として名物戸隠蕎麦をいただく。店の中はまだやや寒い。瑪瑙沢前に駐車して登山口から西登山道を行く。
 唐松の新芽がきれい。カッコウとセミが鳴いていて気持ちが良い。               
 展望の尾根をヤシオツツジを愛でながら笹の路を登って行く。萱野宮や飯綱神社(1900m)にお参りして笹原の山頂を目指す。



        萱野宮


        南登山道分岐


        飯縄神社

 飯綱山頂は広く黒姫山、戸隠山、妙高山、高妻山が見えた。戸隠西岳や戸隠山は切れ落ちていて厳しそう。明日登る高妻山も稜線の角度があり厳しそう。雲が出てきて見えなくなったので来た道を戻った。登山道としては南登山道が良く歩かれているようだ。


        飯縄山頂にて


        山頂からの展望


        南峰へ下る


        ムラサキヤシオツツジ


      飯縄山 西登山道コース
      


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思い出の山 信州 高妻山 1999年5月30日

2022-02-05 11:47:12 | 登山
八観音から高妻山


期日 : 1999年5月30日
メンバー : (L)Akky、WAKA、GUNGI
コースタイム、天気 晴れ
 ペンションG 6:10=戸隠牧場事務所6:30~40―帯岩8:00ー一不動(不動明王)8:11―三文殊8:44―四普賢9:01―五地蔵山(地蔵菩薩)9:20―六弥勒―七薬師9:43―八観音10:09―九勢至(せいし)(勢至菩薩)10:21―十阿弥陀11:13―山頂(十一阿しゅく)11:19~12:18―五地蔵山14:10―一不動14:51―牧場事務所16:10
      時間8:31(登り4:39、下り3:52)、距離13.4km、標高差1153m、累積標高差1490m


記録
 百名山、難度Dの高妻山は戸隠とともに修験者山伏に開かれた山で、仏の名が刻まれた石祠が置かれている。仏教の十三仏と呼ばれ、亡くなった人を浄土へと導く仏様たちと言われている。十二大日、十三虚空蔵(乙妻山)が追加される。
 飯縄山から見ると、一不動からの距離が長く、八丁ダルミから最後の登りは角度が40度くらいできつそう。
 昨日泊まったペンションGは戸隠中社の白樺の中の素敵な宿。戸隠牧場事務所に駐車して牧場の中の快適な道を通り登山口へ。大洞沢の道に入る。二輪草とショウジョウバカマが咲く中を登って行く。


    牧場事務所より戸隠山


        二輪草

        サンカヨウ 

        シラネアオイ

        ショウジョウバカマ

        ラショウモンカズラ

 しばらく沢を横切って登ると滑滝の鎖場。乾いたところを登った。すぐに帯岩の鎖場。みろく山の会の19人が先に登っていた。帯岩は鎖があるが一部切れておりトラバースは狭く滑りやすいので注意が必要。


        ナメ滝


        帯岩のトラバース スタンスが狭いので注意が必要


        不動滝の左側を登る

 さらに急な坂を登ると石の避難小屋が立っている一不動。ここから雪の後立山連峰と三角錐の高妻山が見えた。二釈迦からは飯綱山、黒姫山がきれいに見えた。三文殊では尖った高妻山が見えた。


        一不動より高妻山

 四普賢、五地蔵と小ピークを登って行と五地蔵山(六弥勒)。五地蔵山では高妻山、戸隠山が厳しい姿でそびえているのが見えた。五地蔵山先の鞍部より雪か出て来た。長い尾根道を登り下りして九勢至より急な雪渓の登り道となり、キックステップで登って行く。さらに40度ほどの急な登りで十阿弥陀に到着。


        五地蔵(山頂ではない)


     五地蔵山付近から戸隠山


        六弥勒付近から五地蔵山を振り返る


        七薬師付近から焼山、火打山、妙高山を望む


        八観音付近から雪が出て来た


        八観音から高妻山山頂を望む


        九勢至にて


        十阿弥陀

 岩の道を10分程で三角点のある頂上。白馬、唐松、五竜、妙高、火打、焼山、雨飾、戸隠、黒姫、飯縄山が見えてすばらしかった。


        高妻山山頂にて


        山頂より雨飾山、乙妻山、焼山を望む


        焼山、火打山、妙高山の展望


        後立山連峰

 下りの雪渓は急で慎重に下るが怖かった。無事に下り、八観音で一休み。一不動で休み元気を取り戻し帯岩を慎重に下る。かなり疲れた山であった。戸隠キャンプ場でおいしい水を飲む。帰りは、池ノ平温泉で妙高山にかかる太陽を見ながら三人で貸し切り露天風呂を満喫下した。

      高妻山コース

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