泉水沼から焼石岳
期日 : 2006年8月 6日 快晴
メンバー : (L) Akky N. Gungi 計2名
コースタイム
一ノ関サンルートホテル7:40=中沼登山口9:34~55―中沼10:25~35―上沼10:54―ツブ沼分岐11:23―銀明水11:49~12:20―姥石平13:24~40―頂上1548m 14:00~18―姥石平分岐14:43―銀明水15:35~50―中沼16:51―登山口720m17:15~25―クアパークヒメカユ7:56
時間6:35 (登り 3:35 下り3:00) 距離12.0Km 標高差1548-720=828m
焼石岳 中沼コース
焼石岳ルート 標高
記録、感想
一ノ関ホテルを7:40に出発。遅くなった。途中で昼食を購入するのを忘れ水沢までもどり、45分ほどロス。尿前林道は遅い車がいたのでのんびり走る。
中沼登山口駐車場は予想通り車がいっぱい。ようやく中の列に停めた。
中沼コース登山口を出発
今日は天気がよくすばらしい。登山口からブナ林の道を行くと階段の急な登りになりブナの大木がある中沼に到着。焼石連峰が沼面に写りすばらしい眺めだ。しばらく沼に沿って歩くと木道になり中沼のお花畑。黄色いマルハタケブキ、トウケブキ、ハクサンボウフウウなどの群落。ヒオウギアヤメも所々咲いている。さらに木道を登っていくと上沼についた。少し小さいけれどここからも焼石岳が眺められすばらしい。
神秘的な中沼
中沼に沿った細い道を行く 対岸に焼石連峰が見えた
中沼のお花畑 マルハタケブキ ミヤマシシウド
上沼と焼石連峰
ここにもマルハタケブキやアザミなどの群落。木道を行くと雪渓の溶けたところについた小さい水芭蕉やリュウキンカが咲いていた。所々にヒオウギアヤメやハクサンチドリも咲いていた。つぶ沼分岐の標識を過ぎブナ林の少し急な坂を登ると銀明水に到着。今日は人が多い。水は冷たくておいしい。ここで昼食。ベンチに座り弁当屋で買ってきたステーキ弁当を食べる。肉が柔らかく大変おいしい。岩手県は但沢牛の産地でもある。
ヒオウギアヤメ
ハクサンチドリ
ミズバショウとリュウキンカ
銀名水に到着 岩の間から湧き出ている
いつもの左に沢を渡る道に雪があり避難小屋への道を右に分けてから左に曲がり登山道に入る。少し登ると林がなくなり展望が良くなる。この右側斜面にはまだ雪がかなり残っている。雪が溶けた左側の斜面にはリュウキンカ、水芭蕉、白い可憐な花のヒナサクラなどが咲いている。雪渓の下の斜めになった木道を登り、えぐれた小沢を渡ると沢状の石の小道。今回は水がなく歩きやすい。
ミズバショウ
立派な銀名水避難小屋とベンチ
銀名水の上の雪渓を登る リウキンカとミズバショウ
ヒメコザクラ
リュウキンカ
銀名水上の雪渓を振り返る
タチギボウシ
石ゴロの道を30分ほど登ると一面のお花畑である姥石平に着いた。姥石平は泉水沼から東焼石岳までの広大なお花畑。六月頃は一面にチングルマ、ハクサンイチゲが咲くという。
ハクサンフウロ、イチゲ、クルマユリ、マルハタケブキ、ハクサンシャジン、ミヤマリンドウ、チングルマ、イワイチョウなどが咲いていた。小休止。少し行くと泉水沼。水が少ししかないがここから望む焼石岳がすばらしい。横岳分岐から少し急な登りになり高度を上げていく。周りはハクサンイチゲなどの群落。
姥石平のお花畑 マルハタケブキ、ハクサンフウロ、ハクサンボウフウウ
泉水沼と焼石岳
ハクサンイチゲの群落
ミネウスユキソウ
頂上下のハクサンイチゲの群落
クルマユリ
急な坂を登るとようやく頂上。トンボかいっぱい群れている。鳥海山、早池峰山は残念ながら雲がかかり見えない。10時ころまで登らないと展望は難しい。2時に着いたことから、下ると5時ころの予想。頂上には我々の後にも登ってくる人がいた。東焼石岳方面に歩いているグループも見えた。南には横岳に続く道が見える。
焼石岳山頂
一等三角点
山頂から横岳と泉水沼
山頂下のお花畑
タカネシオガマ
名残惜しいが、暗くなる前に下山するため20分楽しんで頂上を出発。のんびりと下り5時半に登山口に到着した。今夜の宿はクアパークヒメカユだ。到着後風呂に入り、おいしい夕食を食べた。焼石岳はすばらしい花の山だ。6月にもう一回来たい。